坂本5丁目は神仏習合
大津市坂本は、比叡山延暦寺と日吉大社、神仏習合の門前町である。参道は穴太衆石積みの石垣、僧侶の里坊、鳥居…緩い坂道が続く。振り返ると、琵琶湖の湖面が光って見える。1丁目から8丁目までの坂本。光秀菩提寺・西教寺へ行くおり、その5丁目で寄り道した。
年明け寒く、人気はない。日吉大社朱の鳥居前、卯年ウサギ二匹の絵馬。雄琴にある芸術大学・成安造形大の学生さん、地域貢献の作品という。鳥居の左手、比叡山延暦寺の石柱が立つ。ここ5丁目は延暦寺表参道への入り口で、本坂という。逆さまに読めば坂本。灯籠のある階段の先は山道。近くに比叡山中・高校、長さも景色も日本一というケーブルがある。
「坂本」ー、その名も同じ坂本竜馬との関わり。坂本に龍馬の縁者、江戸と京都行き来したおり、親戚訪問の手紙あるとか。やや登り口に六角堂。この地で生誕の伝教太師・最澄は童子の成長願った自作のお地蔵さん祀っている。その地蔵、西教寺開祖の真盛上人生まれて姿が消え、入寂して、再び姿を現したという。比良八講荒れじまいの風が吹き、春は全国3千社総本山・日吉山王祭り。ALWAYSは3丁目の夕日、大津坂本5丁目は、神と仏が混じりあう。
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