元日の新聞各紙を見て~
元日恒例、新聞各紙を買う。年々、読者が激減する新聞の応援を兼ね、元日だけは~とコンビニへ行き、買い揃える。どんな紙面か。販売と両輪、経営を支える広告はどうか。朝からペラペラとめくる。どっしり重かった元日付け、特集頁が減って、また軽くなっている。
元日を飾る1面ニュースはどうか。京都新聞は世界の任天堂が、創業地近くの暴力団本部跡地を買収、芸術家の創作拠点に~出ている。ぶら歩きコース、目についた。他紙、気になるニュースはない。元日から重い企画が多い。産経は今年が創刊90年。産経記者だった司馬遼太郎は生誕100年と知る。広告はトヨタ。派手派手、カロリー高く、トヨタさまさま。
出版社も苦しいのか、元日広告が減っている。「本がすべてじゃあないと書いてある本」と自虐的に述べて「本って、やっぱり深い」。そう思う。スポーツは、大谷、大谷、また大谷。紙面が明るくなる。TV番組で「近江商人、走る」。滋賀勤務が長く、気になる。初笑いは彼岸から寅さん。飲んで、飲んで~吉田類の酒場放浪記。今年も飲み道楽~とは、幸せ人生。見出しに「道は百も千も万もある」「理性に立ち返る」。新聞の明日のことかなあ~。
※ 日本新聞協会のデータによると、一般紙の部数は現在、2800万部。5年前から1000万部減、毎年200万部ずつ減少。このままだと、15年後には消滅の危機と。
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