湖東・日野の町を歩く
古い町並みをブラリすれば~である。伝統野菜、日野菜がある。日野曳山祭り800年の山車庫がある。三方よしの暖簾が出て、むかしの薬屋さんが日野観光協会になっている。日野商人が売り歩いた日野椀もある。町の中心、日野ギンザ商店街をブラリ、ブラリ歩いた。
滋賀県19市町のひとつ、日野町。人口は年ごとに減って2万人。かつて空港誘致計画もあった琵琶湖のずっと東である。鈴鹿山系、標高1110㍍の綿向山が見える。その標高から「11月10日」は綿向山登山DAY。町の誇りは、蒲生氏郷と近江日野商人。日野高校前、氏郷街道の蒲生氏郷像を見てから歩きだし、町じゅうが「日野、日野」している。
昼すんで、パンでも~と入った食品雑貨の小川屋さん。海産商で始まり200年、夫婦経営で御主人は6代目の小川清一郎さん。ギンザ商店街の理事長。店内は、おでん、鮒ずし、鯖なれずし、日野菜漬、ちらし寿司、モロコ煮、あられ菓子…、地元が匂う。むかし36店舗のギンザ商店街、いまは7店舗、ギンザの過疎化が続く~と小川さん。店出てまたブラリ、ブラリ。静かな昔ながら町並み、ほっこりする町家の佇まい。持続可能、サステナブルを願って歩き続けた。
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