高校駅伝、第5区間を歩く
あの記録、どうかな~と去年に続いて、今年も現場へ行った。全国高校男子駅伝、第5区3㌔の8分22秒。鴨川丸太町橋西から烏丸通りの鞍馬口の区間。疑惑か、快記録か、もう半世紀も破られていない。スマホのラジオ中継聴き、デジカメ持って、その区間を歩いた。
大会は大阪から京都に移り、今年で第73回。マラソンと同じ42.195㌔を7区間で走る。全区間中、5区以外は記録更新なのに昭和43年(1974)第23回大会の、この区間記録だけが残っている。記録保持者は、新潟小出高校の浅井利雄さん。チームは44位で、浅井さんは普段3㌔9分30秒なのに、なぜかこの大会で1分30秒も速い記録が出た。
郷ひろみと樹木希林は♪~謎が謎呼ぶリンゴ殺人事件~♪だけど、この大会では「謎が謎呼ぶ区間記録」である。去年、文春がミステリーと取り上げた。復路の5区は歩いても足が重い上り、向かい風となると、きつい。応援解禁の沿道、リンゴでなく人参スープ買い、「タスキ」看板は、あと400㍍と知って、もうひと踏ん張りと中継点へ。区間1位は、埼玉栄の松井海斗君。雑踏で撮って、写っていた。記録8分39秒。半世紀前の記録、また残った。
※ 第73回大会は12月25日開催。優勝は4年ぶり3回目の岡山・倉敷。2時間1分10秒の大会新。5区は田坂愛翔君で8分50秒、区間3位。
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コメント
昨年、この「洋洋日記」で「ミステリヤスな5区の区間記録」が存在することを驚きをもって知りました。48年後の今回も破られない記録~まさしくミステリー。他の全区間で区間新記録が生まれているのに、なぜ?
「公式記録の写し違いだろう」と勝手に想像するのは“ゲスの勘繰りか?”ここまで、くりゃー、もう良しとしようぜ。
この5区=京都御苑を半周するコース取り。この御苑が、お隣さんの、わが母校キャンパスもコース沿いにある。きょうの11枚の写真の中に、さすがわが母校、横断幕を掲げて粋な応援メッセージ、やるじゃないか!!
投稿: s.hidaka | 2022年12月27日 (火) 08時30分