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2022年12月16日 (金)

師走の京都御苑を歩く

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 師走、一年の終わりが近い。今年の世相漢字が「戦」と決まった日。同じ歩くなら、枯れ葉が枝から1枚、2枚、3枚と音符のようにぶらぶら下っている写真を撮ってみたい。落ちる寸前の命も感じたい。そんなポエム心も沸いて、植物園か、円山公園か、京都御苑か~と迷い、5万本、500種の樹木がある御苑を選び、地下鉄で今出川駅まで乗って行った。

 

 広い御苑どう歩くか。いつもは南東、丸太町通りの富小路側からだが、北側からである。春一番咲き、糸桜の近衛邸跡が近いが、こども公園のある西から乾門へ行って、砂利道へ出て、また東へ行って、和風迎賓館裏の森を歩き、五山送り火「大」が見える寺町門から出た。上を仰いだり、下に屈みこんだり…どれだけ写真を撮ったろう。カエデ、イチョウ、サザンカ、カツラ、ケヤキ、ツワブキ…、それぞれに冬の優しい陽光に枯れ行く命を輝かせていた。

 

 

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コメント

「師走の京都御苑を歩く」 京の往く秋。歴史的景観を独り占めですね。植物、花、自然、癒されます。1枚目、10枚目、14枚目。どれも奥行に色彩が変化し引き込まれそう。歩くが勝ち、ですね。

投稿: M.naka | 2022年12月16日 (金) 10時18分

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