陶器の町の陶器像
これはなんだ!。お釈迦さん弟子の羅漢さんかな。こっちは、胸板が厚いしレスラーか。これは髪がフサフサのアフロヘア仏像やし、隣は頭ツルリのお地蔵さんやし…。ぶらり、人通り少ない裏道を歩いていて、静かな町の街角アート、ここになんで~と首傾げて対面した。
師走入りのサンデーウオーク、まだ紅葉の余韻、人の多いところ避けた。秀吉さんの豊国神社とは反対の道に陶芸の河井寛次郎記念館。竹矢来、寛次郎作陶の自宅が美術館になっている。入館料大人800円。いつ入ったか、そのうちにまた~と思って、通りこし、折れ曲がって西側の細い道へ。五条坂、国道1号は北へ近いが、車一台やっとの静寂の道である。
京焼、清水焼、音羽焼…と様々に言われる陶器の町。かつて清水寺から音羽川が流れ、登り窯が多かったという。煙モクモク、登り窯公害と言われ、窯元らが山科の清水焼団地に越しているが、今も代々世襲の清水六兵衛さんら作陶家は多く住む。陶器像が並ぶ裏道の街角アートもそんな一角。駐車場の隣、ピンクの山茶花咲く空き地の道路側、コンクリートブロックの上、何体も~である。意図もわからず、詠み人でなく、造り人知らず~だが、妙な顔の陶器像にトキトキした。
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