100歳、柚木沙弥郎展
ぎったんこ、ばったんこ…、うわっ、こっちが上がった!、今度はそっちや。親猫と子猫3匹のぎったんばったん、上がったり下がったり。公園の遊び終わった。親猫は背中に子猫が3匹乗せ、さあ、おうちへ帰ろっ!。動かない絵なのに~目がユーチュウブになって見ていた。
京都伊勢丹美術館の柚木沙弥郎展へ行った。染色家でアーティストの柚木さんは1922年(大正11年)生まれ。いまなお、創作活動つづける現役の100歳。ビデオの100歳映像、近作の絵本の原画、収集した自宅の玩具、人形、布の型染作品などが並ぶ。原画80点、布染めなど30点。作品写真、フラッシュは駄目だけど、撮ってもよい。撮って、撮って、とっても良かった?。
展覧会テーマは、大人も子どもワクワクする「絵の道」と「布の森」。猫親子作品見て、象の鼻の上にネズミ。「たかいたかい」。チュウイ深くみて「そしたら、そしたら」。キリンがすってんきりん。ガバが、ぐわ~くしょん。展示の最後は型染の「布の森」。幾つも吊るされた幾何学模様の布を眺め、絹か綿か、見ているだけで、あったか~い。柚木さんは言う。~理解しようとせず、じっと見つめて、感じて下さい~。100歳、柚木さんの元気を感じた。
※ 柚木沙弥郎さん、東京生まれ。戦後、岡山に住み、25歳で染色の芹沢銈介に師事、埼玉の女子美大で教授から学長。絵本、版画なども。 ※ 伊勢丹展は12月25日まで。
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