顔だ、モデルだ、地下道アートだ
顔だ。フェイスだ。何だ、これは?とタイトル見ると、モデルだ、無題Ⅰ、Ⅱ、Ⅲだという。壁面に飾られたアップまたアップの顔4つ。女性、男性、女性、男性と並ぶ。京都まち中の繁華街、四条通り。人の多い地上でなく地下道に光をあてるソーシャルアート展である。
主催は京都市と岩手の福祉実験ユニット「ベラルボニー」。このユニット、双子兄弟が役員を務め、障がい者アート作品を収集、支援する。障がいは欠落でなく個性といい「異彩を、放て」がミッション。全国的に活動続け、師走に入って、京都の障がい者作品に絞って紹介している。烏丸通りから東へ、地上の寺町通り近くの地下道、壁一杯の大作に足がとまった。
顔作品は、伏見の生活介護施設、アート班「アトリエやっほう!」制作。顔はパステルオイルを使って描いて、どこか暖かく、それでいて強烈だ。生きることは描くこと~という衣笠泰介さんは、世界の町を描く。作品に光が溢れている。NPO法人「スイング」は動物二つ、カメレオンとボクサー。感じたままか、のそりと動いている。主催「ベラルボニー」の名は、双子兄弟4つ上の知的障がい者の兄が意味なく発想した言葉、意味はなくとも、活動は「異彩を放つ」。
※ ベラルボニー。2018年株式会社、岩手県盛岡市に本店。双子の松田崇弥、文登氏が代表。先入観、常識をこえる、様々な異彩を社会に~が設立ミッション。全国の障がい者アート2000点登録する。工事の板囲いアートなど展開。 ※ 四条地下アート展は来年3月31日まで。
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