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2022年12月26日 (月)

サザンカの道

Img_4844_20221223085301 Img_4843 Img_4832 Img_4759 Img_4338 Img_4516 Img_4344 Img_4495 Img_4432 Img_4336 Img_4291 Img_4335 歩くほどにサザンカ、よく目につく。そのたび、手持ち愛用のデジカメを向ける。師走入り以来、どれだけ撮ったろう。写真保存のパソコン点検してみたら、何枚何枚も出て来た。街路、公園、垣根…、赤いの、白いの、ピンクのと咲いている。つい、写真も見惚れてしまう。

 

 童謡なら♪~さざんか、ささんか、咲いた道~♪の「たき火」。カラオケなら♪~くもりガラスを手でふいて~♪と歌い出す大川栄策「さざんかの宿」かな。漢字で書けば、山茶花。中国の椿類の山茶に由来して、本来は「サンサカ」なのに、いつからか、山と茶の音位が転換している。植物学の牧野富太郎博士は「仮名が良い、漢字は駄目」と著書に書く。

 

 花はツバキと似ている。サザンカは花びらを一枚一枚散らす。ツバキは、花首ごと落とし、武家に嫌われたという。ここが見極めのポイント。葉も、サザンカは緑が濃く、厚い。一重、八重…園芸品種、多種多様という。パソコン写真のサザンカを見ると、七条仏所処跡の白いサザンカは垣根をおおうごとく。自宅近くの竹細工屋さんはピンク、こんもりして格好いい。山科バス停前、サザンカの表札は「清楚な花」と。町からたき火は消えても、サザンカの咲く道は続く。

 

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