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2022年12月23日 (金)

竹中くんと小磯くん

Img_4633 Img_4635Img_4690Img_4639_20221220075601Img_4673Img_4770Img_4668Img_4769Img_4661Img_4662 Img_4658 無二の親友、この二人だろうか。竹中くんと小磯くん。神戸・六甲アイランド公園にある小磯記念美術館が、開館30年特別展で、二人の親友ぶりに光をあてた。詩人の竹中郁と洋画家・小磯良平。旧神戸二中の同級、ともに神戸生まれ育ち、詩人、画家として名を成した。

 

 阪急から梅田で阪神に乗り換え、再来年100年の甲子園の駅をこえ、お酒は灘!の魚崎で降り、六甲ライナーで2駅目である。着くまで大阪万博ポスター、岡田監督胴上げラッピング電車、灘五郎郷のイラスト、海を渡る鉄橋…。デジカメで写真、写真と撮って、無人駅改札を出た。公園の森へ行って、竹中郁と小磯良平の回想録、特別展の看板が目に入った。

 

 二人で一つの看板。竹中郁の詩、書き出し「君とぼくとは前の世でそしらぬ顔だった」。小磯良平の絵、竹中モデルの「彼の休息」。二人を象徴している。遺族が小磯作品2000点を神戸市に寄贈、美術館が出来30年。年4回企画、小磯、小磯と開催して、特別展は小磯と竹中である。竹中がいる小磯が描いた「彼の休息」は、東京美校卒業製作で首席作品、無二の親友示す二人の肖像と、二人が言う。展示は竹中の詩文に小磯、小磯の絵に竹中だった。

 

 ※ 竹中郁、小磯良平は1917(大正6)年、神戸二中(現兵庫高校)で出会う。ともに養子。二人で2年間、滞欧。竹中は関学、北原白秋らに認められて、モダニズム代表する詩人に。小磯は東京美術学校出て、帝展など特選、新制作会立ち上げ、文化勲章受賞、洋画の大家に。 ※ 展覧会は12月18日終了。 ※ 漫画は会場配布から。

 

 

 

 

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