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2022年12月12日 (月)

大仏殿跡にトウネズミモチ

Img_3838Img_3812Img_3815_20221209072001Img_4025_20221211081401Img_3822_20221209072801Img_3824Img_3832_20221209072501Img_4027Img_3829Img_3828  この実の成りよう、たわわを通りこしている。一寸やそっと~どころでない。紫色の小さな粒々の実が、高さ5㍍はあろうか、樹木丸ごと、枝という枝、上から下までぶら下っている。グレートたわわ、ドッキリたわわ?。桃の木でも山椒の木でもないけど、驚いた。

 

 師走2週目に入っても、朝晩冷えても、まだ暖かい日が多い。ぶら歩きコース、秀吉さん、秀頼さんご縁、方広寺の大仏殿跡緑地公園、まだコスモスが咲いている。紅葉も見ごろが続いている。静かな公園、よく一服する。南側は京都国立博物館、西側は豊国神社本殿、その裏側が見える。閑なひととき過ごし、立ち上がって、それまで気付かなかった夥しい紫の実の発見だった。

 

 何の実だろう?。現場頼みは、スマホアプリのgoogleレンズ。紫の実にレンズをかざして、待てしばし。ちょっと時間がかかって、常緑高木の「トウネズミモチ」と出た。さらにネット検索で庭木図鑑へ入り、キンモクセイ、ヒイラギの仲間とわかった。日本産はネズミモチ、それに「唐」のトウがついて中国原産という。初夏の白い花が実になり秋の緑色が冬に完熟して紫色という。それにしても、この成りよう、大跡地だからこその~ブツブツなのか。

 

 <注> トウネズミモチはモクセイ科。実がネズミの糞、葉がモチノキに似て、そう名前が付く。実は小鳥が好み、漢方薬の強壮剤にも。日本原産ネズミモチより、繁殖力がある。公園樹、街路樹。

 

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