世界遺産の仁和寺がナウい。
世界文化遺産の仁和寺が、いま、ナウい。時代に呼応して、書院で若手作家の展覧会をやり、回廊には風鈴を吊るし、将棋の藤井聡太五冠を迎え、竜王戦を開催して、将棋盤を見せる。庭園はライトアップもする。展覧会を見に行き、久々に真言宗御室派の総本山へ入った。
京福電鉄の白梅町駅から乗って、駅は、等持院、妙心寺、竜安寺とお寺、お寺と停まって、御室仁和寺である。創建は西暦で888年、仁和4年なので、その元号がお寺の名前になっている。電子機器メーカー、オムロンはここ御室が創業地、社名に由来する。「8」の数字絡みでは、裏山に四国88カ所霊場を模す88のお堂、2時間で巡れる。色々、おむろい?。
バス通りに金剛像の二王門。仁王門とせず、二王門とこだわる。何もにおわない?。五重塔ある広い境内、入ってすぐ御殿。入ろうとしてお坊さんの列。見送って、スニーカー脱いで、白書院から黒書院へ。陶磁器と日本画の女性2人展テーマは「とどまるもの、とどまらないもの」。江戸の襖絵とよく合う。落ち葉型の風鈴はお二人合作、廊下にとどまる。第35期竜王戦第2局は仁和寺開催。藤井VS広瀬の写真など展示。風格に新しさ、見どころが多い。
※ とどまるもの、とどまらないもの展は日本画の幸山ひかりさんと陶磁器の西久松友花さんの二人展。12月18日まで。
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