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2022年11月 9日 (水)

海の見える駅「大三東」

Img_1265Img_1292 Img_1284Img_1298Img_1287_20221106081301Img_1289Img_1279Img_1273 Img_1280Img_1278_20221106081101Img_1277 Img_1281 海だ。海、海、海…もう一つ海だ。晴れて、青い海は空と一つになっている。その海は有明海。ずっと向こうの対岸は熊本の阿蘇という。長崎のローカル線・島原鉄道で、日本一海に近い駅「大三東(おおみさき)」へ来た。下り線のホームへ降り、足元から海を眺めた。

 

 無人駅。ホームに柵はない。目の前が海だ。海、海、海…。乗って来た電車は黄色の車体。ホームに黄色いハンカチがぶら下っている。ローカル線集客対策、SNSで人気が急増、全国から若い客層が増えているという。宮崎帰り、博多で1泊して、海と黄色いハンカチ見たさに来た。始発の諫早駅から1時間1本、乗り放題切符で、ゴトゴト、17番目の駅だった。

 

 大三東の「東」は、お隣の大分県国東と同じように「さき」と読む。第12代景行天皇が九州・豊後半島を訪ね「国の東の先」と言ったからとか。大三東も島原半島の東。行ったのは土曜。車内は観光客、地元の人混ざり合う。車内は明治時代、新橋と横浜走った日本最初の機関車を譲り受けたという歴史の書き込み。ワンマン運転席の横で、田畑を突っ切る沿線風景を眺め、海が見える大三東駅へ。黄色いハンカチは風になびいて、幸せを呼んでいた。

 

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