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2022年11月17日 (木)

「御寺」の泉涌寺へ

Img_1964 Img_2004 Img_2005 Img_1969_20221116082201 Img_1973_20221116082201 Img_1974 Img_1985 Img_1992 Img_1987 Img_1989 Img_1991_20221116082801  真言宗泉涌寺派の総本山泉涌寺は「御寺」だ。「お寺」と読まず「み寺」。歴代天皇ゆかり、皇室の菩提寺だからだ。いま、秋の京都非公開文化財特別公開中。天皇の位牌などある霊明殿へも特別に入れるという。自宅山科から市内への裏道を上り下りして、歩いて、拝観に行った。

 

 裏道、滑石街道という。忠臣蔵、山科隠棲の内蔵助が遊郭へ通った道とも言われる。東山三十六峰・京都一周トレールも横切り、足が長いので30分ほど、わりに近い。西国霊場15番・今熊野観音からすぐ。「御寺」と表札のかかる大門は、境内で一番高い所。特別公開拝観料千円とは別に入山料5百円。最初は大門からすぐ重文・楊貴妃観音像。べっぴんかな?と見る。

 

 いや、拝む。1200年代、南宋からの木造という。謂れいろいろも、美しい。見とれず拝む。大門から下って、仏殿、舎利殿、一番奥に本坊がある。隣に皇室ゆかりの御座所、霊明殿である。学生さんのバイト説明。御座所は、皇室の皆さんお参り控室。写真撮影OKの庭園が秋に映える。渡り廊下から滅多に入れない霊明殿へ。明治天皇ら御尊像、御位牌が内陣に奥深い。瓦、門、飾りは菊また菊…、聞くことなく見て十六菊花紋、皇室を象徴していた。

 

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