西本願寺の銀杏、いま黄金色
黄色か深くて濃い。その輝きがまぶしい。親鸞像の御影堂の前、生きる力を示しているのだろうか。西本願寺、樹齢400年の大銀杏である。晩秋の今、見ごろの黄金色に染まっている。京都市天然記念物、樹形から逆さ銀杏、大火防ぐ水吹き銀杏と言われる。
NHK京都、月末の夕方ローカルニュース。~ニ条城の銀杏標本木が黄葉~と聞いた。春、ソメイヨシノの標本木は中京区の京都気象台敷地とは知っていたが、秋に銀杏黄葉の標本木があるとは初めてだった。京都市内の銀杏の大木、京都御苑にもあり、東本願寺にもあり、本能寺にもだが、世界文化遺産・お西さんの銀杏の輝きぶりが一番、毎年のように見ている。
山科の自宅近くからバス1本で行ける西本願寺。来年は親鸞聖人生誕850年、その教えを表した立教開宗800年。京博では3月に記念の親鸞展開催という。いつもどおり、聞法会館で一服、そのポスターを見た。新選組が屯所にした太鼓楼を通って、北側の阿弥陀堂門から入って、大銀杏である。お彼岸には幹回り、赤と白のヒガンバナが咲く。どっしりした幹回り6㍍余り、高さは7㍍だが、枝ぶりが左右に広がる。今の今、黄金色に輝いて、命の尊さを伝えている。
※ 御影堂は親鸞さん祀る浄土真宗は「ごえいどう」、法然さんの浄土宗知恩院は「みえいどう」と読む。
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