入ってなるほど、食べて合点
美肌にいい棗(なつめ)だ。滋養強壮に効く竜眼だ。糖尿病に枸杞(クコ)、下痢と便秘で蓮の実もある。かぶら、鶏肉、人参、里芋、湯葉、干椎茸…ぜんぶで10品目も入った今月の蒸しスープ。手が込んでいる。スープの一汁一汁がしみ、身体の芯がほてりだした。
入って見て、なるほどだった。中華料理の私房菜「すみよし」。私房菜は中国語でプライベートキッチンを意味する。五条坂に近い東山馬町の交差点南西に店がある。馬町バス停降りて歩き始め、店前を通って、いつも「本日は満席」の札が掛かっている。ランチにディナー、ふかひれ姿煮もある中華のコース料理。歩くたび、入ってみたいの思いが高まっていた。
予約の電話入れて、席が空いていた。珍しい中華のカウンター席。シェフは兵庫県出身、料理学校からウエスティン都ホテルの中華で10年の住吉直人さん(52)。和を取り込んだ独自の四川ふう創作中華を目指し7年目。サライの京都特集にも載った。ランチのCコース、出る、出る。紅葉と銀杏の葉をあしらう粋な前菜、スープ、点心、揚げ、メーンはご飯付きエビチリ、デザート、菓子。出るたび写真撮り、食べてよしよし、満席の合点がいった。
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