旧毎日新聞大阪本社の玄関
この石造りの門、ナニッと、後ろへ回って、わかった。台座に写真付きの説明。大正11年創建の旧毎日新聞大阪本社玄関の一部という。本社が西梅田に移り、跡地に18階建て高層ビルが出来たが、大正時代の貴重な建築物であり、モニュメントとして復元・展示という。
明治9年創刊、大阪日報を前身とする大阪毎日新聞、いわゆる「大毎」。社名、社屋など変遷して、大正から昭和へ70年間、ここがニュースの発信拠点だった。JR大阪駅から西南へ、北新地の入り口、堂島一丁目、四ツ塚筋である。遺構は重厚な石造り。小型版の凱旋門ふう。跡地ビルは堂島アバンザ。2、3階にジュンク堂書店入り、憩いの広場もある。
この毎日新聞移転を巡り、元毎日記者で知人の吉原勇さんが、当時の経過を著書にしている。タイトルは「特命転勤~毎日新聞を救え」。経済記者から経営企画室へ特命転勤の吉原さん、新社屋の用地を確保して、跡地売却が仕事だった。著書は国有地売却絡みの複雑な人間模様を赤裸々に~だった。このブログ、2007年9月30日「特命転勤の驚き」で紹介している。中之島美術館帰り、西梅田の毎日新聞へも行って、特命転勤への感慨を深めた。
※ 吉原勇さん、多摩在住。毎日新聞から下野新聞東京支社長、作新学院など。現在84歳。
| 固定リンク
« 蒸気機関車の写真展 | トップページ | ラッパの花 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- たこ焼きうどん登場(2025.04.24)
- JR京都駅壁面にJRさんの写真(2025.04.23)
- 八百屋さんの書き込みが面白い!(2025.04.22)
コメント