うなぎ料理の「入船」
噂どおりというか、評判どおりというか、店前はお客で溢れている。入って食べて、皮が香ばしい。実がふんわり。ほっぺがゆるむ。これぞ、蒲焼き。大豆をすり潰した呉汁、肝吸いに代わって鰻にあう。ピークに県内外から年間25万人もの客という。さもありなん~である。
鰻の宮崎、旨さで愛知、鹿児島に並び、静岡を抜く。古墳日本一の西都市、人気のうなぎ料理店「入船」。宮崎市内から車で40分、古墳を見たあと、知人の案内で行った。予約済みの2階は座敷。大きなトレー、お椀に白ご飯、重箱の鰻は、身が太く、2段6切れ。白い呉汁、大豆の粒々感がある。野菜を敷いた鰻の白焼き、串さしの肝、漬物…それは、もうたっぷり。
お店は明治27年創業、店主の横山邦夫さん(75)は3代目。出版会社勤めから25年前に店を継いで、九州各地で味を学び、食材の吟味を重ねた。ヤクルト球団が13年前、ここにキャンプインしてから,選手、マスコミで賑わい出したという。玄関入った壁は、宮崎出身の柔道家、五輪金の井上康生、ピアニスト・坂本龍一ら著名人の来店写真で埋まる。ご飯に甘辛のタレ、蒲焼き2度、3度…満足感が溢れる。この店、日向弁で「みんな知っちょるね?」。
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コメント
11月2日の平和の塔から12日の西九州新幹線まで11回。健脚、健筆は相変わらずでした。西都原古墳、うなぎ入船。支社長時代を思い出しました。それにしてもタフですね。
今後も色、艶のある日記を期待しています。 中嶋
投稿: 中嶋道生 | 2022年11月13日 (日) 09時15分
宮崎シリーズ 終わりでしょうか?
数々の宮崎セールス ありがとうございます。
時間あれば あちこち もっと案内できましたのに~~
3年ぶりの仲間たちとの再会も、元気印、熱きものを感じるものでした。
またの再会を~~
投稿: s.hidaka | 2022年11月 7日 (月) 09時03分