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2022年11月10日 (木)

有明海のムツゴロウ

Img_1355 Img_1360 Img_1323_20221107074901 Img_1336_20221107075301 Img_1334_20221107075001 Img_1335 Img_1331 Img_1345 Img_1346 Img_1358 Img_1356 なんとおかしな魚だろう。頭のてっぺんから目玉がギョロッと出ている。胸ビレは小さく可愛く、ぴょこぴょこして動く。九州・有明海の干潟に生息するムツゴロウ。蒲焼きにすれば、おいしいらしい。佐賀県の県魚。スズメ目ハゼ科、獲りすぎか、絶滅危惧種という。

 

 長崎県諫早市、干拓資料館へ行った。ローカル線・島原鉄道で海の見える駅・大三東へ行った帰り、干拓の里駅を知って、駅名にいつもの好奇心。せっかく、ここまで来たからには~だった。諫早干拓、農業か、海苔栽培か、門の開閉めぐり法廷での是非が続いている。ムツゴロウの目玉イラストの駅から平野を1㌔歩き木造資料館、干拓の歴史がそこにあった。

 

 干拓は埋め立てではない。潮の干満、地形など泥質堆積による干潟に基づく。資料館は昭和62年、木造建築のモデル施設で広い。見学はひとり。江戸からの干拓、干潟を学び、ムツゴロウと出会った。泥質の巣穴から周囲を伺うように出て来たムツゴロウをどう捕るかの模型。長い竹竿に釣り糸、かぎ針で一瞬、ひっかける。「有明海のむつかけ漁」という。模型スイッチ押すと、ムツゴロウが穴からひょいと登場。時間忘れ、何度もスイッチ押した。

 

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