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2022年11月 2日 (水)

平和の塔、再びの対面

Img_0884Img_0881Img_0890_20221030100301Img_0892Img_0893Img_0889_20221030100701Img_0887Img_0911Img_0910 いまはどうか、石の塔では、当時は日本一だったという。石また石を重ね、先端が空に伸びる如く、高さは36・4㍍。宮崎市北西にある県立平和台公園の「平和の塔」である。宮崎空港を降り、地元のHS夫妻に出迎えてもらい、案内をお願いして、いの一番に行った。

 

 何度目かの宮崎だが、15年以上前にもHSさん案内、そのおり見た塔のスケールが忘れられず、もう一度と2度目の訪問。建設に1年半、延べ6万6千人、今の金額で10億円かけ、神武天皇即位2600年記念で昭和15年に完成した。正面に天下は一つの家を意味する「八紘一宇」の4文字を刻み、戦争へ突き進む時代背景のなか~だった。当時、HSさんお母さんも動員されたと聞いた。

 

 写真は、見上げて、見上げて撮った。石塔をぐるり回って、後ろに「紀元二千六百年」の刻み。四隅の銅像は武人、商工人、農耕人、漁人。パンフ説明で、信楽焼の像と知った。かつて滋賀勤務、身近さ感じる。正面へ100㍍、手を叩くと塔が壁になって「ピーン」と反響した。戦後、GHQ命令で「八紘一宇」と武人像が撤去になったが、観光目的でその後に復活したという。戦前は拾円紙幣デザイン、戦後は東京五輪聖火リレー起点…、市内を見守り80年余、秋空に平和のシンボルは高く高く~だった。

 

 ※ 塔の設計は日本サッカー協会のシンボル、八咫烏をデザインした彫刻家、日名子実三さん。 ※ 正面の青銅門の中、秋に一年一度公開、神話などの石こうレリーフ8枚ある。春にはライトアップ。 ※ 福岡にも、むかし球場あった平和台あり。

 

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