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2022年10月18日 (火)

車窓から見た夕暮れの雲

Img_9776 Img_9777 Img_9779 Img_9781 Img_9782 Img_9783 Img_9788 Img_9791 Img_9793 Img_9795_20221015074201  あの雲、どれほど見ていただろう。田んぼ、家並み、鉄塔…そのずっと向こうで、夕暮れの雲が染まり始め、色が変化した。JR長浜駅を出た新快速電車、播州赤穂行き下り線の車窓だった。あの時、デジカメで走り続ける電車の車窓から、何枚も、あの雲の写真を撮った。

 

 真っ赤な夕焼けの雲というのではない。薄い雲、まだらな雲、灰色の厚い雲…、そんなさまざま雲を夕陽が照らして、雲の色をグラデーションにしている。雲の中だろうか、夕陽の姿は見えない。電車が長浜駅を出たのは定刻どおり、午後4時57分。空が灰色ぽくなって、日没が始まるころ。先頭車両、進行方向、右側の窓際…西の空をみてなんとなく座っていた。

 

 湖北・長浜、石田三成の生誕地へ行っての帰り。10月に入って2度目で、この前の帰りは早い時間だった。今度は米原駅で4両が8両接続して12両になって、車窓から見える景色が薄暗くだった。多彩に色が重なる雲の変化、彦根から能登川、近江八幡へ、ずっと続いた。駅も時間も、見ているだけで過ぎていた。車窓から向けたデジカメ、一瞬のシャッター、うまく撮れたり、撮れなかったり…、あの時、あの雲がパソコンに移って、映っている。

 

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