秋晴れ、花と蝶
天高くの秋、出歩いて花に蝶が蜜を吸いにとまると、つい、デジカメを向ける。もうちょっと、蝶さん、とまってて~と、どれだけ撮ったかなあ。花は、ランタナ、フジバカマ、ペンタス、ハギ…、蝶はアゲハ、モンシロ、キチョウ、ツマグロヒョウモン…、ずいぶん撮っている。
デビュー3年、森進一は「花と蝶」で紅白に初出場している。作詞川内康範、作曲彩木雅夫。♪~花が女か、男が蝶か~♪と歌い出す。花が咲くとき蝶が飛び、蝶が死ぬとき花が散る。花も、蝶も、いのちは短く、はかないという。森進一は男女の恋を歌って、せつない。秋晴れのいまを生きる花、どんな蜜で蝶を呼び寄せ、蝶はどんな色の花が好きなのだろうか。
パソコンに取り込んだ一瞬の写真、撮ったときを思い出して見た。植物園のひょろっと伸びたケイト。蝶が次から次へ、翅を水平に広げて、よほど美味しい蜜なのか、じっとしていた。綺麗なアカタテハ。星のような赤いペンタスには馴染みのアゲハ。小さいモンシロは飛び回って、落ち着きがない。花はキク科の白いアマハスデビア。鴨川堤の赤萩にキチョウ。藤袴祭りの行革寺境内の鉢植えフジバカマ、千㌔飛ぶアサギマダラは未到着で、ヒョウモンチョウ代参していた。
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