棚下がりヒョウタン考
ぶらり~いつも垂れ下っている。いつ落ちるのだろう。もう落ちないのだろうか。秀吉とその子・秀頼が建てた大仏殿の方広寺。徳川時代に廃却されたが、明治になって隣の豊国神社とともに小さく再興されている。その方広寺境内のヒョウタン棚のヒョウタンである。
天下をとった秀吉の馬印ご縁のヒョウタン。何年前からか、梅雨前に棚が出来て、境内で栽培されている。東山通りからの歩き、よく大仏殿跡公園から方広寺、豊国神社と通り抜けている。「国家安康」「君臣豊楽」…、家康が口実をつくった大坂冬の陣発端、歴史の鐘はいまも健在。ヒョウタン棚はその東側にある。夏場に幾つも幾つも成って、秋を迎えている。
今年も通り抜けるたび、見てきた。いまは色が褪せた大きいのと、小さいのと二つ。地面の草むらに落ちているのも。棚下がり様が気になる。痩せて軽くなったのか、10月に入っても、まだ下がっている。境内の外れでもあり、誰も気にかけていない。ぶら下がりの頑張り、そのつど写真を撮って、お隣の豊国神社へ報告?。秀吉像、国宝唐門、千成瓢箪の絵馬、瓢箪お守りと点検して、あの下がり方は、ひょっとして瓢箪から駒?。何が出て来るかな~と思う。
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