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2022年10月23日 (日)

秀吉の長男、豊臣秀勝?

Img_9659Img_9657Img_9654Img_9647Img_9649Img_9651Img_9655_20221019075501Img_9643_20221019074901 表通りから外れた飲み屋街だろうか。昼間にぶらり歩いて、日蓮宗の妙法院があり、そこは豊臣秀勝公の菩提寺だという。秀吉が城持ちになって、今浜から名前を変えた長浜。市役所訪問までの歩きで知ったお寺である。「豊臣秀勝」って誰と、ピンと来ずに境内へ入った。

 

 車が1台、コスモスが咲き、小さな石像が並ぶ。芙蓉のそばに大きな観音像があって、本堂らしい母屋と秀勝公の廟…。無住寺か、誰も見当たらない。秋の日差しが柔らかい。掲示板なども多く、だんだんわかってきた。秀勝公は秀吉が長浜城主時代に生まれたという。昭和27年に焼失の旧妙法寺に6歳で亡くなった秀勝公の画像があって、その複製が展示されていた。

 

 秀吉には3人の秀勝、ややこしい。このお寺は石松丸秀勝、養子の信長4男は於次丸秀勝、姉の子を養子にして小吉秀勝。「秀勝」の名は、信長武将の丹羽長秀、柴田勝家に肖る。さらに天下をとった秀吉には、鶴松、秀頼がいるが、ここの秀勝が長男という。このとき秀吉は男子誕生を喜び、町民に金子を振る舞い、それかきっかけで、長浜曳山祭りが始まったと。お寺は秀勝公に勧進、曳山型の新寺再建を目指している~とわかった。知らなかった。

 

 ※ 秀勝公の墓塚など出土、長浜市は文化財指定している。秀勝公が秀吉の実子かどうか、学者間で意見が分かれている。

 

 

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