誰だ、誰だ!アンディ・ウオーホル
誰だ、誰だ!。ポップ・アートの旗手、アンディ・ウオーホルが描いた「花」の画像前、デジカメ持って写っているのは誰だ。「花」だけが見たいのに誰だ。京都市京セラ美術館のウオーホール回顧展、入場前に展覧会ミラー仕掛け。写っているのは誰か、ようミラー?。
いま、京都はモンロー、モンローしている。京都駅前の街宣車、町中の掲示板ポスターは、日本初公開の「三つのマリリン」。ウオーホルは、マリリン突然の死後、ピンクに塗った顔を描いている。名声、栄光、美、そして自殺…3つの顔は同じようでも、左端に陰りがあるようという。ウオーホールは京都へ2度。全国巡回しない京都だけの展覧会、見に行った。
入場前、ミラーの仕掛けとマイクスタンド。「金とは何か」と喋ると、ウオーホールは~金は金、苦楽別に使うときは同じだ~と言う。現代アートの始まり、ウオーホルのポップ・アートは、大量消費、大量生産へのアンチテーゼ。展示、初公開100点はじめ、銀の風船など200点が出ている。毛沢東、パンダ、缶、プレスリー、ケネディ夫人、バイクも一緒の最後の晩餐…。京都の白川を歩く男性写真は誰だ、誰だ!それがウオーホルだ。
※ 展覧会は来年2月12日まで。 ※ アンディ・ウオーホル(1928-1987)米国ピッツバーグ出身。ニューヨークで商業デザイナーから多彩なアーティストに。版画、シルクスクリーンなど。ピッツバーグにウオーホル美術館。
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