雑草見て歩き
見られなくても、踏まれても、刈り取られても、雑草には雑草の心がある。地に根をはる魂もある。命名は牧野富太郎博士か、名前だってある。小さな花を咲かすこともある。一年草、多年草…ちゃんと分類されている。スマホアプリ、googleレンズをあて雑草を見て歩いた。
京都御苑寺町門の中に入らず東側の筑地塀沿い。寺町通側との間に、幅10㍍ほどの敷地があり、塀側に散歩道、その外は草がぼうぼう、ちょっとした雑草天国。南の駐車場まで200㍍、散歩道を外れ、雑草地へ足を踏み入れ、屈みこんで、写真撮りながら、googleレンズで、あなたの名前はなんですか!と点検また点検。それが結構、面白く、腰まで痛くなる。
麦の穂みたいのはチカラシバ、これは今が盛りと多い。エノコログサに色がついてキンエノコロ。赤萩、白萩の仲間か、アレチヌスビトハギという長い名前もある。紫の小さい花、これはツユクサ、ちょっと有名かな。小さな実つけているのはヤマゴボウ。一面、雑草雑草して、足の踏み場もなく、ついゴメンねと踏んでいる。写真撮り、視線を下げて、デジカメ・ローアングルの雑草たち。華やかさなくても、注目されずとも、自分なりに生きている。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 野菜また野菜、京野菜(2025.04.28)
- 落語と美術の展覧会(2025.04.27)
コメント