今だけの「石ころの庭」
芸術の秋、いま、ロームシアター京都の中庭に「石ころの庭」が出現している。小さなピラミッドのような、てっぺんが舞台のような…、そんな石積みが中庭に五つ。山から砕石、次の工事現場へ行くまでの途中下車。今だけのパフォーマンス、消えゆく石庭だという。
日々の歩き、京都市美、京近美、図書館からロームシアターへ来てだった。中庭一帯が石の山になっている。何だろうと、石積みの中を通り抜け、正面で説明があった。「オカザキ・パークステージ2022」のイベントに関わる舞台を兼ねた鑑賞の庭という。岩瀬諒子設計事務所の設計。舞台公演に使い、ないおりは、東山の借景見て、ほっこりして下さいという。
どこから、どれだけ運ばれた砕石なのか。スコップでちょうど手直し中の若い男性がいたので聞いてみた。男性は設計事務所の職員さん。砕石は大阪高槻の山からで、4㌧トラックで40台分。イベントがすめば、きれいに撤去・改修して、石たちは本来の建設現場に再び旅立つサステナブルな計画です~と話す。サステナブル?ってと、聞き直すと、持続可能な~と言う。話を聞いて、写真をどう撮ったらいいか。石積みの中、サステナブルして歩いた。
※ オカザキ・パークステージ2022は10月30日まで。
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