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2022年10月

2022年10月31日 (月)

商店街にお絵描き行灯

Img_0107 Img_0003_20221022090001 Img_0014_20221022090001 Img_0018_20221022090001 Img_0099 Img_0100 Img_0104_20221022090301 Img_0108 Img_0110 Img_0114 Img_0120 Img_0121  日本じゅう震撼させた、あの大津事件が和紙絵の行灯になっている。京都新聞の前身、日出新聞の記事も。見出しは「露国皇太子殿下狂漢の為に微傷を負い給う」。欄外日付は、明治二十四年五月十二日。人力車に乗った皇太子と、事件を示す長いサーベル…この町の歴史が甦っている。

 

 大津ナカマチ商店街は長い。県庁側の東から丸屋町、路面電車の京阪京津線を超え菱屋町、<ながら>と読む三井寺側の長等とつづく。ずっとアーケード、長さは600㍍。三つの商店街合わせ、ナカマチ商店街と呼ぶ。ぶらり歩くと、手づくりの行灯が5、6店ごとに吊るされていている。右見て、左見て、デジカメ写真を撮って、その一つが大津事件だった。

 

 行灯は地元の女性会の製作という。大津絵なら鬼の寒念仏、鬼三味線、鬼と柊、鬼の行水など鬼々と出る。狸山、源氏物語など大津祭りの山車にちなんだ絵や、琵琶湖のお魚くんや、どれくらいあるか、100はありそう。かつて東海道の大津宿の賑わい、大津百町と言われた古い町並み。秀吉人形の老舗魚屋さん、日本遺産に認定の琵琶湖疎水も近い。シャッター商店街克服へ、お絵描き行灯の見て歩きが楽しい、面白い。大津事件、あれ、いいねえ。

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2022年10月30日 (日)

ハト、電車、銅像、能面…どう撮れたかな?

Img_0710 Img_0709Img_0608 Img_0619Img_0698 Img_0646Img_0681Img_0671Img_0679_20221024095801 飛んだ、飛んだ、群れたハトの旋回―、この一瞬、撮れたかどうか。来た、来た、堤の上の電車―、あっと言う間の通過。これはどうか。デジカメ・シャッター押しのタイミング、それが難しい。ひこにゃんがいる町、彦根へ行っての写真撮り、その1、その2、その3…。

 

 ハトの旋回は能登川駅、彦根行き新快速待ちホーム。駅舎屋根から急に飛び、右へ左へ旋回する。100羽、いや200羽か。いつ、どこをどう飛ぶか、予測つかず、シャッター押し1回。琵琶湖線のJRと近江鉄道が平行する線路側を歩いて、2両編成の近江鉄道が見えた。青い空にブルーの車体、赤い羽根ヘッドマーク、いいなあと、下から通過寸前を撮った。

 

 JR彦根駅改札2階フロアは、ひこにゃんの案内看板。西口は佐和山城跡へ、東口は彦根城へ。ロータリーは徳川四天王で活躍、井伊直政の騎馬像。正面から撮るか、斜めからか。古い町並み、彦根銀座、築400年で今はギャラリー、寺子屋で、知人の能面展。姥、小尉、天神…、どう面と向きあうか。動かない対象も、撮り方しだいで、見え方が変わる。いつも、戻って、パソコン画面でどう撮れたかの検証。良かったり、ダメだったり、それが一日。

 

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2022年10月29日 (土)

寂聴さんの書斎再現

Img_0304 Img_0306 Img_0323_20221025075001 Img_0319 Img_0317_20221025074901 Img_0305 Img_0325  ペン一本、書きに書きまくった寂聴さん、どんな書斎だったのだろう。京都高島屋で、99歳で逝去した寂聴さん追悼展の開催。嵯峨・鳥居本の寂庵書斎が原寸大で再現されているという。行って、会場の展示は撮影不可だったが、再現の書斎だけはよく、しっかりと見た。

 

 再現部屋は会場の中ほどだった。書斎の広さは、畳を数えて4畳半。座布団の前に机。原稿用紙、ボールペン、蛍光スタンド…、膝は大丈夫だったのだろうか、正座しての執筆だった。広辞苑、ことわざ・故事集も。会場前、寂庵書斎そのものの写真展示も見て入った。崩れると、寂聴さんが埋もれるほど本また本、山のよう…。再現の部屋は整理整頓で美しい。

 

 机の前は戸障子、開けると、嵯峨野の竹藪だったようだ。左側の7段書棚、びっしり本。どんなのか、これも同じ本の再現か?~と、覗き見た。石原慎太郎著「天才」が見えた。「卑弥呼」「誘拐」「捨ててこそ空也」「歎異抄」…読書の多彩さ感じる。寂聴さん自身の著作は、29歳でデヴュー作「夏の終り」に始まり「花に問え」「源氏物語現代訳本」など生涯400冊に及ぶ。「生まれ変わってもまた作家になりたい。女の~」と、話していたという。

 

 ※ 瀬戸内寂聴(1922-2021)徳島県出身、作家、僧侶。 ※ 展覧会は10月31日まで。

 

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2022年10月28日 (金)

会えた、見た、食べた「三成カツ丼」

Img_0642_20221023082401 Img_0633 Img_0634 Img_0630 Img_0629 Img_0628 Img_0627 Img_0620 どんぶりご飯にキャベツ敷き詰め、ソースカツの上に三成旗印「大一大万大吉」のマヨネーズ文字。これこれ、これが、会いたかった、食べたかった、見たかった「三成カツ丼」。いやあ、はじめまして、こんにちは。地元観光協会認定「三成めし・三成カツ丼」、いま対面!。

 

 JR彦根駅前、平和堂アルプラザ2階の食堂「四季菜」。観光案内所で聞いて、家康の部下、井伊直政の騎馬像があるロータリー渡って行った。石田三成生誕地、長浜では出会えなかった「三成カツ丼」、彦根のJR駅前に~とマップに載っていた。あれから10日余り、彦根で知人の能面展開催の案内が届いた。これはチャンスと、京都から昼ごはん兼ねて~だった。

 

 店内フロア、駅が見える表側にあった。認定・三成めしあります~のノボリが二本。大一大万大吉、石田三成の写真付き。来た甲斐があったようでなんか嬉しい。昼どき、店内は地元の皆さんで混んでいる。和洋兼ねる庶民的な定食屋さん。一つ空いていた窓際カウンター席を確保、750円の三成カツ丼、自販機購入した。駅の向こう、三成居城だった佐和山につづく山並みか。反対側は井伊家の彦根城。歴史への感慨、令和の「三成カツ丼」ここにあり!。

 

 ※ 三成カツ丼、甘辛ソースたっぷり、細かく切って、食べやすく。店の人気は1番は650円日替わり、2番は揚げきつねの750円彦根丼、三成カツ丼は3番。 ※ 旗印「大一大万大吉」は、一人は万民の為に、万民は一人の為に、これ天下大吉なり~をお意味する。

 

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2022年10月27日 (木)

日本初、量り売りスーパー

Img_0424 Img_0423 Img_0422 Img_0421 Img_0420 Img_0419 Img_0416 Img_0413 Img_0395_20221021075201 Img_0409_20221021075201  肉に野菜、煎餅にワイン、醤油も果物もチョコも…なんでも量り売りという。どの品物にも包み紙などはない。日本で初めての量り売りスーパー。商品は700品目あるという。店前に色々説明あり、イートインも可~という。客も多そうだし、どんなんかなと、入った。

 

 御所にも鴨川にも近い河原町丸太町上ル「斗々屋」。尺貫法で容積の単位、斗を重ねて店名にしているが、店のあちこち横文字があふれている。ゼロ・ウエイスト。これは資源浪費なくす。サステナブル。これは持続可能な~。リサイクル社会、みんなSDGs絡み。米、小豆、醤油など…一合桝、二合桝の時代を思い出す昔懐かしい量り売り、いま、再びである。

 

 好きな物を必要な量だけという。1個よし、少量よし。値段は100㌘単位。入れ物は自宅持参、ない場合はレンタル。測り方はデジタルの電子量り。オーガニックな食品が店内所せましと並んでいる。総菜コーナーは五穀米稲荷、野菜煮びたし、ドリアなど。これ、それ、あれと、少し、少しと指名して、奥のイートイン席へ。総菜は消費期限切れ近い素材を使って調理するという。まあ、何ごとも見て、食べて現場ありき。初体験の斗々屋、オットット?。

 

 ※ 斗々屋は2021年7月オープン。

 

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2022年10月26日 (水)

ご近所、清水焼の郷まつり

Img_0717 Img_0734 Img_0735 Img_0738 Img_0744 Img_0759 Img_0763 Img_0765 Img_0768 Img_0776_20221024122901 Img_0779_20221024122901  まあ、ある、ある。茶わん、湯のみ、花器、茶道具、壺…、陶器なら、なんでもある。ちょっと洒落て、古くない皿、窮すれば通ず急須、真ん中に置いても箸置き、カップの受け皿はそうさ、ソーサー。ありあまるほど並んでいる。開催3年ぶり、京焼・清水焼の郷まつり・大陶器市である。

 

 会場は山科の清水焼団地一帯。自宅から徒歩1分、いや2分かな。兎も角、ご近所さん。京阪バス停は川田兼清水焼団地。車なら国道1号から新幹線陸橋を超え南へすぐ。団地は五条坂登り窯公害が言われた時代に作家さん、問屋さん、職人さんらの多くが引っ越して、半世紀以上。団地内には文化勲章の陶芸作家・今井政之さんら。京都の焼き物のメッカになっている。

 

 ほん近くなので日々の歩き、まず行った。臨時バスが15分置きに出ている。以前は夏開催だったが、なぜか雨にたたられ、秋開催に変えて今年で46回。出店マップは地元中心に60店。東海道五十三次の絵皿、小指より小さい猫、茶香炉、お地蔵さん、風神雷神の皿、招き猫、非売品の大壷…、色々あって、品定めは難しい。創作の飾り陶器も多く、最優秀作は「抱きしめ鯛」か。トラ猫が赤鯛を抱えて、どうだい?。団地会場を歩いて、陶器にトキトキ、ドキドキ?。

 

 ※ 清水焼の郷祭りは10月21日からの3日間で終わった。

 

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2022年10月25日 (火)

「誰が撮っても、同じじゃない」

Img_0441Img_0451_20221020073501Img_0449Img_0472Img_0461Img_0467Img_0458Img_0476Img_0478Img_0474 Img_0480 この眼だ、この手だ~と写真は言っている。いや、撮っている。鋭い眼は、盤面見つめる若き5冠、藤井翔太さん。節くれた手は、世界の海をヨット一人旅、82歳の堀江謙一さん。京都の四条地下道の写真展は「誰が撮っても、同じじゃない」。どう同じでないか~と見た。

 

 報道と広告のカメラマンが個性を比べあう写真展。今年3回目で、京都開催は初めてという。いつものぶらり、烏丸から河原町へ地下道を歩いて出あった。通路真ん中の柱壁面、右と左の展示である。関西の新聞社に勤務の写真部員と日本広告写真協会所属のカメラマンが業界交流、研さんを狙いに我が作品を一点ずつ出し、ぜんぶで31点が並んでいた。

 

 広告写真家も報道写真記者も、アーチストではない。どちらも仕事の写真を撮っている。でも、自分ならでは写真がある。プロの矜持がある。だから、同じ場面を撮って、同じじゃない、個性があるという。ドローンを100㍍上空に飛ばし、入道雲と干潮の砂浜を俯瞰したり、別室からパソコンで対局場面をリモート撮影したり~と説明している。広告の舞妓さん、鮎の友釣り、ニュースのストリップ嬢…、その一枚、この一枚、同じじゃなかった。

 

 ※ 地下道写真展は31日まで。

 

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2022年10月24日 (月)

秋晴れ、鴨川歩き

Img_0356Img_0347Img_0348Img_0354Img_0369_20221020105601Img_0368Img_0372Img_0373 Img_0375Img_0377Img_0381Img_0383 天高く雲がない。ひとつもない。空がブルー。薄い青か、濃い青か、どう言い現わす青だろう。突き抜ける秋晴れ、冷えた朝の歩き。京都南座前でバスを降り、鴨川の四条大橋から遊歩道を北へ、三条大橋、御池大橋、二条大橋、丸太町橋…。デジカメと一緒に空を見た。

 

 丸太町橋は駅伝が走る。今年1月の全国女子大会、日本のトップ、群馬の不破選手(拓殖大)が走り抜けた。橋の北西は漢詩人・頼山陽邸、茅葺の庵。山陽はここから見た景色を山紫水明処と名付けた。東山の峰々。比叡山に向けデジカメズーム、展望台が写った。鴨川の流れが清い。鯉2尾、連れ添って泳いでいる。鯉の恋だろうか。川中のアオサギは不動、餌獲りに集中している。

 

 頼山陽庵前のベンチ一服。トンビが飛んだ。トリの一瞬撮り?、青い空に点で写った。犬の散歩、引いているのか、引かれているのか、リードが長い。野球なら牽制球注意?。わが影の自撮り。やはり足が長い。青い空だけを撮った。見た目とレンズで色が違う。どちらが青いか。ピカソにも青の時代があった。この寒暖差、紅葉の先駆け、樹木の葉か染まり始めている。園児の野外遊び。♪~ソラソラ、ウサギのダンス~♪。ソラ(空)が弾んでいる?。

 

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2022年10月23日 (日)

秀吉の長男、豊臣秀勝?

Img_9659Img_9657Img_9654Img_9647Img_9649Img_9651Img_9655_20221019075501Img_9643_20221019074901 表通りから外れた飲み屋街だろうか。昼間にぶらり歩いて、日蓮宗の妙法院があり、そこは豊臣秀勝公の菩提寺だという。秀吉が城持ちになって、今浜から名前を変えた長浜。市役所訪問までの歩きで知ったお寺である。「豊臣秀勝」って誰と、ピンと来ずに境内へ入った。

 

 車が1台、コスモスが咲き、小さな石像が並ぶ。芙蓉のそばに大きな観音像があって、本堂らしい母屋と秀勝公の廟…。無住寺か、誰も見当たらない。秋の日差しが柔らかい。掲示板なども多く、だんだんわかってきた。秀勝公は秀吉が長浜城主時代に生まれたという。昭和27年に焼失の旧妙法寺に6歳で亡くなった秀勝公の画像があって、その複製が展示されていた。

 

 秀吉には3人の秀勝、ややこしい。このお寺は石松丸秀勝、養子の信長4男は於次丸秀勝、姉の子を養子にして小吉秀勝。「秀勝」の名は、信長武将の丹羽長秀、柴田勝家に肖る。さらに天下をとった秀吉には、鶴松、秀頼がいるが、ここの秀勝が長男という。このとき秀吉は男子誕生を喜び、町民に金子を振る舞い、それかきっかけで、長浜曳山祭りが始まったと。お寺は秀勝公に勧進、曳山型の新寺再建を目指している~とわかった。知らなかった。

 

 ※ 秀勝公の墓塚など出土、長浜市は文化財指定している。秀勝公が秀吉の実子かどうか、学者間で意見が分かれている。

 

 

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2022年10月22日 (土)

チャンチャン焼き

Img_9809Img_0230Img_9810Img_0218Img_0212Img_0219Img_9817_20221018083001Img_9819Img_9821   チャンと出て来るだろうか。出てきたらチャンと食べないと。秋鮭の、西京味噌の、チャンチャン焼き。いまが食べごろ、北海道漁師町の郷土料理である。イタリアン料理の店前を通りがかって、看板にこのメニュー。好奇心は長生きの秘訣という。チャンと入った。

 

 祇園祭りが巡行する御池通り。烏丸通りから東へ行って、店名は「ダニエルズ・アルバ」。ホテルギンモンドの中からも、通り側からも入れる。西隣は、吉忠マネキン本社。TV長寿番組、「新婚さんいらっしゃい」のスポンサー。そのまた西隣は、平安時代の歌人・在原業平邸宅跡。伊勢物語9段は「昔、男ありけり」。このあたり、一人でよく男歩きしている。

 

 店は、南イタリアのナポリぽい。緑・白・赤のイタリア国旗が下がっている。耳の長いロバの置物陶器、ガス灯、ワイン樽…。入ると、ソーダ水が出た。そうだ、ここはイタリアン。「秋鮭の、西京味噌の、チャンチャン焼き」には、パスタか、ピザか、それならパスタ。多彩な前菜のあとにお目当ての北海道料理。銀紙をチャンと破ると、野菜と一緒に蒸された秋鮭が出てきた。三波春夫は、小皿たたいて、チャンチキおけさ。こちらはホークを突ついて、チャンチキおけさ。秋鮭、チャンチャン!。

 

 

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2022年10月21日 (金)

秋晴れ、花と蝶

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 デビュー3年、森進一は「花と蝶」で紅白に初出場している。作詞川内康範、作曲彩木雅夫。♪~花が女か、男が蝶か~♪と歌い出す。花が咲くとき蝶が飛び、蝶が死ぬとき花が散る。花も、蝶も、いのちは短く、はかないという。森進一は男女の恋を歌って、せつない。秋晴れのいまを生きる花、どんな蜜で蝶を呼び寄せ、蝶はどんな色の花が好きなのだろうか。

 

 パソコンに取り込んだ一瞬の写真、撮ったときを思い出して見た。植物園のひょろっと伸びたケイト。蝶が次から次へ、翅を水平に広げて、よほど美味しい蜜なのか、じっとしていた。綺麗なアカタテハ。星のような赤いペンタスには馴染みのアゲハ。小さいモンシロは飛び回って、落ち着きがない。花はキク科の白いアマハスデビア。鴨川堤の赤萩にキチョウ。藤袴祭りの行革寺境内の鉢植えフジバカマ、千㌔飛ぶアサギマダラは未到着で、ヒョウモンチョウ代参していた。

 

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2022年10月20日 (木)

ポスターは洒落る。

Img_0201_20221017072901 Img_9878 Img_9886 Img_9888Img_9130 Img_9889 Img_0139 Img_0142 Img_0197    こんなに「A」を出して、ええんやろかと、洒落ている。「A画とA―トでAやんか!」。歩きで見た京都国際映画祭のポスターである。まだAが続く。みなさまをAっと言わせるA作品が勢揃い。Aことだらけ、準備はAですか!。AAも悪いも、AA加減に~と見た。

 

 洒落もダジャレも、町の文化になってきたのだろうか。この京都国際映画祭ポスターはじめ、洒落っ気意識のポスターが増えている。地下鉄で見た京都府立医大学園祭のポスター。市民に開かれた学園祭にして、偉大になりたい~と、「医大」に斜め線入れて、AAのかな。駅祭(エキサイ)ティング。大阪天王寺、鉄道の日イベント、洒落っけが効いて、◎かな。

 

 洒落ぽいポスター、歩くと、あるある。トラ絵で、不動産のことならトラスト。トリ絵で、食品ロスPRのだんどり考え、てまえどり。皆既月食と天王星食が同時に見られる「ダブル食」は食にショックのルビあり。プラネタリウムPR。大津駅でフォトコンは「スロウなひと、オオツなひと」。西九州新幹線開店。三条京阪の歯科医さん。鹿イラストで「ここしか」ない。歯痛に「しかたがない」「しかめっ面」。出歩き洒落ポスター、今日はここまで!。

 

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2022年10月19日 (水)

植物園も実りの秋

Img_9892 Img_9896 Img_9893 Img_9923 Img_9930 Img_9944_20221016075701 Img_9958 Img_9964_20221016080401 Img_9974 Img_9980 このたわわな赤い実、何だろう。Xマスツリーみたいに成っている。表面ブツブツ、枇杷より小さい。京都府立植物園北山門入り口、道路側。よく来て、知っているつもりだけど、何だっけと、木札を見たら「常緑ヤマボウシ月光」。白い花が咲いて、今は赤い実だった。

 

 歩きと写真撮り兼ねて、月に一度は行く植物園。10月になって初めて行って、最初がこの出会い。白い4枚の花びらは僧兵が被る頭巾みたいなので山法師と名がつく。この時期、すく入園して見逃していたのか、初めて。調べると、食べてもマンゴーみたいに美味しいという。10月は実りの秋。これだけ通っても知らないことは多い。園内、実を探し歩いた。

 

 針葉樹林への入口、大きな葉に隠れるような青い実。中国原産、シナアブラギリ。漢字で支那油桐。梅園から四季彩園へ、赤い粒々はウメモドキ。柘榴のような黄色い実は、十六夜バラ。花も実も白いのは、シロミノコムラサキ。漢字なら白実小紫。ムラサキシキブの白色品種という。実が黒く、香りよいのはハマゴウ。枕に入れれば、安眠という。サルスベリも実をつけたし、パパイヤはもう大きい。ヤマボウシに始まった植物園の実り、収穫は多かった。

 

 

 

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2022年10月18日 (火)

車窓から見た夕暮れの雲

Img_9776 Img_9777 Img_9779 Img_9781 Img_9782 Img_9783 Img_9788 Img_9791 Img_9793 Img_9795_20221015074201  あの雲、どれほど見ていただろう。田んぼ、家並み、鉄塔…そのずっと向こうで、夕暮れの雲が染まり始め、色が変化した。JR長浜駅を出た新快速電車、播州赤穂行き下り線の車窓だった。あの時、デジカメで走り続ける電車の車窓から、何枚も、あの雲の写真を撮った。

 

 真っ赤な夕焼けの雲というのではない。薄い雲、まだらな雲、灰色の厚い雲…、そんなさまざま雲を夕陽が照らして、雲の色をグラデーションにしている。雲の中だろうか、夕陽の姿は見えない。電車が長浜駅を出たのは定刻どおり、午後4時57分。空が灰色ぽくなって、日没が始まるころ。先頭車両、進行方向、右側の窓際…西の空をみてなんとなく座っていた。

 

 湖北・長浜、石田三成の生誕地へ行っての帰り。10月に入って2度目で、この前の帰りは早い時間だった。今度は米原駅で4両が8両接続して12両になって、車窓から見える景色が薄暗くだった。多彩に色が重なる雲の変化、彦根から能登川、近江八幡へ、ずっと続いた。駅も時間も、見ているだけで過ぎていた。車窓から向けたデジカメ、一瞬のシャッター、うまく撮れたり、撮れなかったり…、あの時、あの雲がパソコンに移って、映っている。

 

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2022年10月17日 (月)

湖北へいけば「三成めし」

Img_9635 M_logo Img_9883 Img_9636 Img_9673 Img_9739_20221014072701 Img_9764 Img_9765 Img_9775 Img_9774  めしはめしでも、和食あり、中華あり、スイートありの「三成めし」だという。湖北・長浜へ行って、石田三成の生誕地を尋ねるのに駅観光案内所のパンフ広げると、「三成めし・マップ」が出てきた。三成御膳、三成丼、三成プリン、三成煎餅…三成ハイボールもある。

 

 秀吉に仕え、五奉行筆頭、彦根に佐和山城の三成に因んでいる。三成に絡むエピソードはあるか、イメージはどうか、ゆかりの地かなど、長浜、彦根、米原3地域の観光連合が飲食店からの届け出を審査、認定している。広げたマップ、写真と店の名前が出て、ざっと50以上ある。来たからには、何か一つである。写真、三成の旗印「大一大万大吉」が多い。

 

 大は天を意味し、一人が万民に、万民が一人に成せば、吉を呼ぶと言う。ラグビー精神で流行った「One for all All for one」の先駆けである。カツ丼の上に「大一大万大吉」がいいと思ったが、これは彦根のお店で、戻らないといけない。あきらめて、伊吹山が見える駅のお土産小路で、三成どら焼き、生誕地前のカフェで、三成あんぱん。どちらも「大一大万大吉」の刻印つき。吉を呼ぶ三成めし、しめしめ!。

 

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2022年10月16日 (日)

陶芸の波山生誕150年展

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 会場は京都市左京区鹿ヶ谷、住友屋号の「せんおく」を冠にした泉屋博古館。愛媛・新居浜、住友の別子銅山を思わす檜林庭園から入る。井桁から水がわき、小さな川が流れる。庭園を通り抜けた会場。フロアに着物姿、等身大の板谷波山の写真。「私は他の世の中のことは考えないで、土をいじり、窯を燃やしていたい。これが私の至願だ」。そう書かれている。

 

 明治5年生まれ。東京美術学校で岡倉天心に学び、彫刻から芸術としての初の陶芸へ。窯、ろくろ、釉薬…研さんまた研さんだったという。展示会場は写真不可。フロアに住友家所蔵花瓶の展示。「このケース、撮影OK」と。このケースの場合は箱?。図案は「葡萄唐草文」。薬師寺の薬師如来台座の文様をという。釉薬は波山が考案した葆光(ほこう)彩磁。伸びるつた、たわわな葡萄の実。生命力ある花瓶の写真撮り。前から斜めからケースバイケース?。

 

 ※ 展覧会は10月23日まで。

 

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2022年10月15日 (土)

湖北、また長浜へ行く

Img_9672 Img_9696 Img_9697 Img_9698 Img_9702 Img_9704 Img_9714 Img_9735_20221012071801 Img_9755 Img_9795 ひでよしくんと三成くんはマンガイラスト。長浜市のイメージキャラクターという。駅の観光案内所、地元新聞支局、市役所観光振興課などにもよって、湖北の長浜へまた行った。三成公グリーンロードを歩き、三成生誕地、秀吉出会いの三献の茶の里、大原・観音寺を訪ねた。

 

 長浜市は滋賀県面積の6分の一、琵琶湖と同じ大きさと新聞社支局で知る。長浜市は大雨だと言っても、広くてどの地域か確認が必要という。市の観光振興、一に戦国、ニに観音、三に自然という。観光案内は黒壁スクエアと竹生島多く、三成生誕地訪問は少ない。江戸の庭師・小堀遠州の里も長浜だが、聞く人はマニアックと。人口12万弱、合併で新しくなった市役所は立派だった。

 

 水球で名を挙げた長浜商工、いま長浜北星高校わきから三成公グリーンロード。市道の愛称名で、伊吹山麓の山東町まで。北陸道超えて、休耕田のコスモス畑が広がる。カーブ多い新トンネル抜けて、大原・観音寺。ひでよしくんと佐吉だった三成くんの出あい。畑のマネキン主婦、そっくりすぎて、思わずこんにちは。三成生誕地で、石田会館へ。三成旗印「大一大万大吉」の本物を見た。帰りの新快速車窓、日没の夕陽が雲を染めわけていた。

 

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2022年10月14日 (金)

文化庁京都移転、いよいよ!

Img_9177Img_9808_20221014054301 Img_9183Img_9172 Img_9170 Img_9171 Img_9175 Img_9176 Img_9184Img_9827  文化庁、京都へ~の移転ロゴマークが目だってきた。左に東京を示す赤いマル、右に紫色で京都の五重塔。移転日は令和5年3月27日と決まり、ロゴマーク下に「文化庁がいよいよ京都にやってきます」が加わった。あと半年を切り、「いよいよ」が現実味を帯びてきた。

 

 移転先は元京都府警本部。大正天皇即位記念のレンガ造りの外観、趣きがある。かつて京都府守護職上屋敷だった京都府庁と隣り合う。南に第二日赤、北にTVドラマ、沢口靖子検事の京都地検も近い。所在地名でいえば、京都市上京区下立売通り釜座東入ル。京都御苑まで東へ歩いて5、6分。日々の出歩き、元京都府警の新しい文化庁、今、どんな出来具合か、見に行った。

 

 地下鉄烏丸御池で降りて歩いた。新町通りを北へ、丸太町通りこえ5分ほど。まだ板囲いがあったが、車つけの正面も3階建ても変わりない。本部長室2階、麻雀台、宿泊室付き記者クラブ1階の室内はどうなったか、見えない。向かいの110番室は同じ。新府警本部は北の中立売署跡地へ移っている。工事計画表、間もなく外装除去。移転時の文化庁長官は、作曲家都倉俊一さん。ペッパー警部、もうどうにもとまらない。適材適所の長官である。

 

 ※ 文化庁京都移転は東京一局集中是正で、2016年に正式決定。明治以来初の中央省庁移転。国会対応の政策課などは東京に残し、長官、次官など文化財課など全職員の7割。250人が異動する。来年3且27日発足日を皮切りに年度中に徐々に転勤する。

 

 

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2022年10月13日 (木)

棚下がりヒョウタン考

Img_9532 Img_9318 Img_9542 Img_9319 Img_9322 Img_9544 Img_9548_20221010073501 Img_9552_20221010073501 Img_9554 Img_9555  ぶらり~いつも垂れ下っている。いつ落ちるのだろう。もう落ちないのだろうか。秀吉とその子・秀頼が建てた大仏殿の方広寺。徳川時代に廃却されたが、明治になって隣の豊国神社とともに小さく再興されている。その方広寺境内のヒョウタン棚のヒョウタンである。

 

 天下をとった秀吉の馬印ご縁のヒョウタン。何年前からか、梅雨前に棚が出来て、境内で栽培されている。東山通りからの歩き、よく大仏殿跡公園から方広寺、豊国神社と通り抜けている。「国家安康」「君臣豊楽」…、家康が口実をつくった大坂冬の陣発端、歴史の鐘はいまも健在。ヒョウタン棚はその東側にある。夏場に幾つも幾つも成って、秋を迎えている。

 

 今年も通り抜けるたび、見てきた。いまは色が褪せた大きいのと、小さいのと二つ。地面の草むらに落ちているのも。棚下がり様が気になる。痩せて軽くなったのか、10月に入っても、まだ下がっている。境内の外れでもあり、誰も気にかけていない。ぶら下がりの頑張り、そのつど写真を撮って、お隣の豊国神社へ報告?。秀吉像、国宝唐門、千成瓢箪の絵馬、瓢箪お守りと点検して、あの下がり方は、ひょっとして瓢箪から駒?。何が出て来るかな~と思う。

 

 

 

 

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2022年10月12日 (水)

今だけの「石ころの庭」

 Img_9251Img_9257Img_9258Img_9259Img_9260Img_9261Img_9265 芸術の秋、いま、ロームシアター京都の中庭に「石ころの庭」が出現している。小さなピラミッドのような、てっぺんが舞台のような…、そんな石積みが中庭に五つ。山から砕石、次の工事現場へ行くまでの途中下車。今だけのパフォーマンス、消えゆく石庭だという。

 

 日々の歩き、京都市美、京近美、図書館からロームシアターへ来てだった。中庭一帯が石の山になっている。何だろうと、石積みの中を通り抜け、正面で説明があった。「オカザキ・パークステージ2022」のイベントに関わる舞台を兼ねた鑑賞の庭という。岩瀬諒子設計事務所の設計。舞台公演に使い、ないおりは、東山の借景見て、ほっこりして下さいという。

 

 どこから、どれだけ運ばれた砕石なのか。スコップでちょうど手直し中の若い男性がいたので聞いてみた。男性は設計事務所の職員さん。砕石は大阪高槻の山からで、4㌧トラックで40台分。イベントがすめば、きれいに撤去・改修して、石たちは本来の建設現場に再び旅立つサステナブルな計画です~と話す。サステナブル?ってと、聞き直すと、持続可能な~と言う。話を聞いて、写真をどう撮ったらいいか。石積みの中、サステナブルして歩いた。

 

 ※ オカザキ・パークステージ2022は10月30日まで。 

 

 

 

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2022年10月11日 (火)

石田三成の生誕地へ行く

Img_8886Img_8980Img_8981Img_8983Img_9006_20221006072501Img_9016Img_9005Img_9015Img_9045Img_9076Img_9090_20221006073201Img_9075_20221006074001 滋賀県広報課は7、8年前だったか、石田三成の動画を流し、ブレークした。関ヶ原の戦い、家康方の東軍メガネをかけて三成を見ていませんかと。かたい、冷たい~の三成が、メガネ外すと、やさしい、かしこいと。東軍メガネの逸話、三成イメージの払しょくに貢献した。

 

 石田三成は1560年滋賀県生まれ。生誕地は秀吉が賤ヶ岳攻め拠点にした横山城跡の麓。鷹狩の秀吉にヌルイから始まる三献の茶を出したお寺もまあ、近い。生誕地に石田会館、一族の菩提寺、本人像があるという。季刊誌の連載取材、JR北陸線の長浜駅から歩いて行った。観光案内所で行き方聞くと、歩きは無理では?と言われたが、6㌔ならいつも歩いている。

 

 駅前、秀吉と三成像「出逢い」は、彫刻家・山田良定さん作。まずは写真撮って、駅前通りを東へ東へ。1時間1本、湖国バスが走る。人気の親子丼・鳥喜多、京都新聞長浜支局、改修中の長浜タワー、合併の新市役所、アルプラ、北陸自動車道の高架下を過ぎて、伊吹山が正面に。ススキ、コスモス咲き、バス停で宮司、七条、石田だった。郵便局側から生誕地の集落へ入った。旗印、大一大万大吉の三成くん看板、歴女人気の男前三成像、西軍メガネかけずとも知的だった。

 

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2022年10月10日 (月)

天下一能面師、近江イセキ

Img_9025 Img_9024 Img_9027 Img_9028 Img_9029 Img_9030 Img_9031 テクテク効果と言うのだろうか、クルマでは通り過ぎても、ぶら歩きで、社寺など歴史遺産とよく出会う。フト立ち止まって、そうか、そうだったのか~である。知らない町へ行けば行くほどだが、社寺仏閣の多い滋賀県では、歩いてこその、そうした思わぬ発見が嬉しい。

 

 湖北、かつては坂田郡七条村、合併で長浜市七条町の足柄神社。石田三成の生誕地へ、JR長浜駅前から歩いて行って、伊吹山が大きく見え、生誕地近くまで来て、足柄神社だった。神社安内板、能面の「尉」と「姥」の写真が出て、天下一の能面打ちを生んだ近江井関と神社の春祭りについての書き込み。どう天下一と境内へ入って、大きな石碑にまた天下一である。

 

 石碑は新しく、その由来が詳しい。室町から江戸初期、井関は能面打った家系で、4代目が徳川将軍から天下一の御朱印を得たという。井関の能面の後ろには◇印あり、イセキ能面とわかると。神社は鎌倉・北条時代、箱根の足柄山に縁があるらしい。5月5日の例祭、能面の「尉」と「姥」が神輿を出迎える習わしがある。戻って書棚の「近江の美」。井伊家の能面の項で~越前には出目家、近江には井関家という優れた面打ち師~との記述。歩き発見に感慨がわいた。

 

 

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2022年10月 9日 (日)

フヨウかムクゲか、ムクゲかフヨウか

Img_8473_20221008071901Img_8474_20221008072101Img_9125Img_9127_20221008072801Img_9007Img_9340Img_9343_20221008072401Img_9341 どっちがどっちと思うよく似た花は多い。牡丹と芍薬、菖蒲と花菖蒲、椿と山茶花、千両と万両、桔梗と竜胆などあって、夏から秋では、フヨウとムクゲもその一つ。スマホアプリのgoogleレンズで見極めても見誤ってしまう。その一例、反省も含めて以下に紹介する。

 

 ここで9月29日に取り上げた「ムクゲの蜜を吸うのは?」。民家の垣根に咲いている花を見て、googleレンズで確認したおり、タチアオイ、フヨウ、ムクゲと3種類も出てきた。実物と照らし、これはムクゲやと勝手に決めてしまったが、googleレンズ伝授の岡山・倉敷の知人からメールが届いた。「あの写真、ムクゲでなくフヨウではないでしょうか」。

 

 山野草に詳しい知人は、どちらもアオイ科フヨウ属でよく似ている。素人では区別できないので、葉で判断するのが一番。フヨウは手のひらの様、ムクゲは小さめで鋸歯の切れ込みがある。Googleレンズも断定できないケース、結構あるという。そうか、そうなんや~と知って、フヨウかな、ムクゲかなと、出歩いて、ついに名札つきムクゲを見つけた。雄しべはぴゅっと出てフヨウとそっくりだったが、知人指摘のとおり、葉が違った。ハハ~ンと見た。

 

 

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2022年10月 8日 (土)

サラダパンの思い出

Img_8964Img_8975 Img_8942 Img_8947 Img_8945 Img_8948 Img_8949 Img_8961 そうそう、これこれ、これが、ちょっと有名なサラダパンや。JR長浜駅、えきまえテラス長浜へ入って、土産コーナー。お店は木之本だけど、人気が出て出張販売である。黄色と緑の包装紙、一つ160円。お店看板の原型枠も特別展示、写真撮ってイートインした。

 

 もう10年以上前、北国街道沿いにある木之本のお店で、並んで買って、食べて以来である。コッペの中、千切りにした沢庵とマヨネーズを混ぜ合わせた味わい、少しも変わりはない。サクサク、サクサク…甘くもなく食べやすい。水分補給で持参のペットボトルの茶ともあう。はるばる京都山科から来て、160円の昼食、これもパパンがパンの思い出である。

 

 つるやさん、創業から60年余り。店名は同じ木之本にお菓子の鳩やさん、旅館の亀やさんあり、それならツルや!と決まったという。何でまた、サラダパンか。マヨネーズの原料がサラダ油だからと。創業者の奥さん、今はおばあちゃんが、最初はキャベツだったけど、長く置くと水分が出るので、漬物の沢庵に切り替えて、甘くないパンとして大当たりしたという。短歌は俵万智のサラダ記念日、ゴルフはつるや、パンはいつまでもサラダパン!。

 

 

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2022年10月 7日 (金)

小さなびわ湖水族館

Img_8941Img_8903Img_8913Img_8904Img_8914Img_8912Img_8935Img_8916Img_8921_20221004083001Img_8936 Img_8915Img_8917_20221007062101Img_8927Img_8976 水槽の中、メダガがたくさん泳いでいる。メダカの学校だろうか。だれが生徒か、先生か、藻をかき分け、かき分け、遊んでいる。絶滅危惧種のミナミメダカという。隣の水槽は、色メダカもいる。赤白黄色…品種改良のメダカ。どうして、どうして~と色眼鏡で見てしまう。

 

 湖北の長浜へJRで行った。コロナ前からの駅前開発が進み、町の装い新しく~である。駅2階改札からスロープ渡り歩いて、えきまちテラス長浜。何でも入る雑居ビルの1階は、レストラン、お土産コーナー、駅ピアノもあって、近江淡水生物研究所のオサカナラボである。小さいびわ湖水族館、入場無料という。入り口の呼び込み、メダカの水槽だった。

 

 小さな水族館の小さな水槽がズラリと並んでいる。時計回りで見て回って、大鯰が出た。琵琶湖のヌシ。昼間は岩陰に潜み、夜に動きだし、小魚、カエルをパクリ。夜行性という。「義義」と漢字で書く「ギギ」は、驚くと胸びれ擦って「ギイギイッ」と音を出すという。ヒゲはナマズ4本に対し、ギギは8本も。食べて美味しいビワマス、モロコがいる。悪役のブラックバスもいる。ザリガニ、ドジョウ、金魚…、小さな水族館との出会い、見て歩きス~イ、スイ。

 

 

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2022年10月 6日 (木)

動物園のビュッヘレストラン

Img_8674 Img_8678 Img_8682 Img_8709 Img_8710Img_8718 Img_8712 Img_8714Img_8716  食台の食材、あって、あって、プレート区分けは9つ。さあ、どうする。ひじき煮、きんぴら牛蒡、にらとモヤシ、温泉玉子、スティックサラダ、南瓜とじゃが芋、きのこ汁…40種以上はある。書ききれない。何をどうプレートに盛るか。あなたなら、さあ、どうする!。

 

 京都市動物園の自然食ビュッフェレストラン「ひな野」。園内からも園外からも入れる。通り抜け増えて、動物園の「ZOO」ご縁、ずっと前から一度はと、思っていて~だった。正面入り口南側2階、~お好きなものを好きなだけ~のノボリ、立看は栗ようかんなど秋の味覚と出ている。「ひな野」は宮城仙台に本社、東北、関東に多く、関西はここだけという。

 

 ガラス張りテーブル席、園内が見える。ホテルの朝食バイキングではない。昼のビュッフェレストラン。店は美味しく、健康がモットー、無添加とだしなどにこだわりという。食品ロスはいけない。少し、少し、一品でも多く、多く…。プレート9つ区分、智恵がいる。時間制限もある。カレーも、茶そばも、かやくご飯も、スパゲティも、杏仁豆腐も、コーヒーも、ジュースも。心がけは、量はちょっと、数はもっと、動物園はZoo、ずっとある?。

 

 

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2022年10月 5日 (水)

雑草見て歩き

Img_8754 Img_8756 Img_8757 Img_8760 Img_8768 Img_8771 Img_8789_20221002073401 Img_8766 Img_8783 Img_8787 Img_8797 Img_8802 見られなくても、踏まれても、刈り取られても、雑草には雑草の心がある。地に根をはる魂もある。命名は牧野富太郎博士か、名前だってある。小さな花を咲かすこともある。一年草、多年草…ちゃんと分類されている。スマホアプリ、googleレンズをあて雑草を見て歩いた。

 

 京都御苑寺町門の中に入らず東側の筑地塀沿い。寺町通側との間に、幅10㍍ほどの敷地があり、塀側に散歩道、その外は草がぼうぼう、ちょっとした雑草天国。南の駐車場まで200㍍、散歩道を外れ、雑草地へ足を踏み入れ、屈みこんで、写真撮りながら、googleレンズで、あなたの名前はなんですか!と点検また点検。それが結構、面白く、腰まで痛くなる。

 

 麦の穂みたいのはチカラシバ、これは今が盛りと多い。エノコログサに色がついてキンエノコロ。赤萩、白萩の仲間か、アレチヌスビトハギという長い名前もある。紫の小さい花、これはツユクサ、ちょっと有名かな。小さな実つけているのはヤマゴボウ。一面、雑草雑草して、足の踏み場もなく、ついゴメンねと踏んでいる。写真撮り、視線を下げて、デジカメ・ローアングルの雑草たち。華やかさなくても、注目されずとも、自分なりに生きている。

 

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2022年10月 4日 (火)

動物園、通り抜け情報

Img_8656 Img_8658 Img_8662 Img_8664 Img_8666 Img_8668 Img_8672 Img_8669 Img_8684 Img_8685 京都市動物園には、季節の情報がある。ニュースがある。洒落もある。蹴上側、裏の東門から美術館側、西の表門へ、疎水側をきょろきょろ通り抜け、20分から30分余り。また、象か、虎か、カバか?とバカに出来ない。秋空が広がる園内、まず「秋の七草」から。

 

 春の七草は、せり、なずな…、食だが、秋の七草は花だという。東門近くに花暦の看板で、覚え方が出ていた。「おすきなふくは」。オミナエシ、ススキ、桔梗、ナズナ、フジバカマ、葛、萩~の順という。あなたの「おすきなふくは」はオミナエシから。園側から見える噴水で 琵琶湖疎水について。この噴水は電気なし、管の中を通る水の圧力と解説板あり。お隣の「琵琶湖疎水記念館」へもと誘う。

 ニュースはキリン赤ちゃんの名前。去年のオスは「ユラ(由良)」。現在は今夏に生まれた弟の名前をSNSで募集中。京都の山にちなみ、兜山のカブト、鷹峯のタカガミネ、四明岳のシメイの三つから選んでと。11月発表、ナニ山かな。秋なのに何時までも暑くてか、顎ひげのヤギさんはみんな座り込んで、滅入った、メイった?。寅年看板はアムールトラ。「写真、ここでもトラないと」の書き込み。洒落になっトラあ?子ども絵画展示、トラさん、キリンさんが可愛い。以上、通り抜け情報。

 

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2022年10月 3日 (月)

「でんすけ穴子」

Img_8632Img_8627 Img_8637 Img_8580 Img_8579 Img_8640_20220930073701 Img_8581 Img_8639 好きなので「穴子」とあると、つい目がいき、足がとまる。歩きで「でんすけ穴子」を知り、看板見て、初めて入って、口にした。太く、くるっと巻いた握り、よくのった脂を塩でおさえてあり、ああ~うまかあ。真穴子、御殿穴子、黒穴子でもない「でんすけ穴子」、はじめまして~。

 

 串、鶏、おでん、昼呑み、立ち呑み…、飲食店がひしめく大阪の京橋。知人待ち合わせ、早めに行って歩き回って「名物でんすけ穴子」の看板との出会いだった。時間もあるし、先に一人でだったが、午後6時からという。やむなく、2時間限定の知人案内の居酒屋のあと、二次会で行った。京阪の駅から3分、知人二人も案内して、京阪線路沿いの「京橋京すし」。

 

 「でんすけ穴子」とは、明石・淡路などで獲れるジャンボ種。骨切りに手間かかり、大きすぎて、いつか「伝助」と名がついたという。「京橋京すし」は昭和46年開店。店主が向井京造さん、場所と名前に京が重なり、今日も明日も「京すし」。カウンターは満席、テーブル席へ。活けづくりと煮穴子、いつもの穴子握りと形は違うけど、1貫、2貫、3貫…丸ごと頬ばり…、でんすけ、でんすけ、でんすけ穴子!。旨さプラス、どこか親しみもわく。

 

 <注> でんすけとは、江戸の歌舞伎役者名、喜劇役者・大宮デンスケ、街頭サギ賭博、北海道スイカなどさまさまに名前ある。大きくで無用の意味もある。でんすけ穴子は300㌘以上でうなぎ並みの大きさ。

 

 

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2022年10月 2日 (日)

大阪・京橋ぶら歩き

Img_8564 Img_8574Img_8573 Img_8566 Img_8569 Img_8577_20220929073601 Img_8582 Img_8562 Img_8563 Img_8609 Img_8608 Img_8595 Img_8591_20220929072501 Img_8588 Img_8602 Img_8570    町には町の風景がある。JR線路沿い、アーケードに赤い提灯がぶら下がる。ローマの休日・真実の口が新型コロナを警戒している。ラーメン店は二両半、焼き鳥店は口八丁、昼呑み、立ち呑みが競い合う。通路壁画はロイド眼鏡のエンタツ、ケネディ…、追憶と郷愁と…。

 

 ぶらり歩いて、東京には東京の京橋あっても、ここは大阪の京橋。京阪、JRなど駅が寄り合って、一日60万人が乗り降りする。大阪では梅田のキタあり、難波のミナミあり、ここは京橋のヒガシ。落語講座の継続で話し合い、大阪ツウ二人との待ち合わせ。早めに行って、1時間はひとり歩き。大阪城見える京阪側から飲食店が混みあうJR側へと彷徨った。

 

 雨、カミナリ鳴っても、ガード下でガード、アーケードで傘はいらない。あの国葬の昼、国葬が見えない。北欧かと思う城ビルは、手もみ、スロット、カラオケ、サウナ。毎日酔える大衆酒場は白くま商店、女性ポスターはすがたも心もきれいな百貨店、値段は何でも398円のサンキュウパー、「少し高いところから失礼します。広告スペース空いてます」と広告の広告。すべて横文字、解読してしまう広告…、歩いても歩いても、ここは大阪の京橋!。

 

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2022年10月 1日 (土)

コウヤマキ(高野槙)

Img_8393 Img_8394 Img_8398_20220928090801 Img_8396 Img_8397 Img_8395_20220928090901 京都の東寺から遥か南の和歌山の高野山へ、どれくらいだろう。二つのお寺は真言宗、弘法大師・空海の創建。東寺の東門から入り、五重塔を見上げ、太師堂の南側へ回ると「高野山遥拝所」がある。そばに常緑針葉樹・コウヤマキが二本、寄りそうように年輪を刻んで伸びている。

 

 どうして、その樹木名がコウヤマキなのか。漢字で「高野槙」と書くとおり、その由来は高野山に多いからという。マツ科コウヤマキ科コウヤマキ属。弥生時代からの日本の固有種で、一科一属一種の珍しい樹木という。風呂桶など木材としてよく、香りもよくてアロマオイルなどにも使われている。弘法大師は緑が濃いので、花の少ない高野山でお供えに使ったという。

 

 関西では由来も重なって、お盆、お彼岸の仏壇にコウヤマキ供えが多い。お盆のとき、精霊迎えの六道珍皇寺境内では枝葉の特別販売コーナーが出来る。スマホ検索すると、ヒマラヤスギ、ナンヨウスギと並んで、世界の三大美樹と出ている。花言葉は「奥ゆかしい」。日本の木工文化としも貴重な樹木という。いまは随分減って、地域によってはレッドリスト指定している。調べるほどに、コウヤマキのこと、ああや、こうや?~である。このあたりで、話をまこう?。

 

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