電車待ち足元アート
足元にアートがある。柳の木、格子の建物、山が二つ、雲もポッカリ。どこの町の景色だろうか。写真か、絵か、イラストか、透きガラスに浮かび出ている。通勤、通学、買い物、旅人…、行き交う人は多いのに、まず見られない。ふと気づいて足元のアートを鑑賞した。
JR京都駅の2番、3番ホームである。堅田・今津へ行く湖西線と大津・野洲・米原へ行く琵琶湖線。うどんか、そばかの立ち食い、赤い郵便ポスト、線路に平行のベンチがあって、構内案内と電車時刻表の掲示板である。幅2㍍、高さ2.5㍍ほど。立って見ると、腰から下が透きガラスで、そこにアート絵である。山科帰り、電車が遅延のおり、目が行った。
前からあったのだろう。ずいぶん、乗り降りがあるのにわからずのようだ。向かいの大阪行き4番、5番ホームはどうかと線路越し見ると、ある。確認に行って、やはり同じ柳の木に山二つなどである。写真でも絵でなく、構図のしっかりしたイラストか。ホーム中央、掲示板を支える強化ガラスのはめ込みだが、さりげない足元アートになっている。電車待ち乗客の足も見える。スニーカー、革靴、ハイヒール…、デジカメ撮り、上から目線の鑑賞になった。
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