ムクゲの蜜を吸うのは?
花びらはふんわり白い。真ん中のピンクは薄く、雌しべがピュッと伸びている。ハイビスカスのような、芙蓉のような花。何だろうと、スマホのGoogleレンズで調べると、ムクゲと出た。じっと見惚れていると、蜂か、虻か、ちょっと珍しい虫が来て、蜜を吸い出した。
堂本印象美術館の「旅する印象」展をみての帰り。爽やかな秋晴れ、足の運び軽く、どれほど歩いたか。有名私学、洛星高校あたりの民家の生け垣で、この花だった。中国原産、日本では平安時代からというムクゲ。漢字で「木槿」と書く。韓国の国の花。朝咲いて夕方萎れる一日花。底の赤さが気にいった千宗旦が茶花としてよく使い、宗旦木槿とも言われる。
昼下がり、3㍍ほどの垣根に5弁の花が幾つも咲く。デジカメで写真撮りしていて、この虫である。虻か、蜂か、欲張り戒めの諺は虻蜂取らず。緑、黄色、赤…派手な色をして、翅は透き通っている。お尻はなんか海老みたい。大きさ5、6㌢。虫は写真撮りを無視?ムクゲの蜜に夢中になっている。戻って、何という虫かと、撮った写真をgoogleレンズで調べみると、昆虫のオオスカシバとわかった。毒は無く、蛾の仲間。ムクゲの蜜、美味しかったかな。
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