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2022年9月

2022年9月30日 (金)

電車待ち足元アート

Img_8446Img_8445_20220927064501Img_8441_20220927064701Img_8442Img_8444Img_8438 足元にアートがある。柳の木、格子の建物、山が二つ、雲もポッカリ。どこの町の景色だろうか。写真か、絵か、イラストか、透きガラスに浮かび出ている。通勤、通学、買い物、旅人…、行き交う人は多いのに、まず見られない。ふと気づいて足元のアートを鑑賞した。

 

 JR京都駅の2番、3番ホームである。堅田・今津へ行く湖西線と大津・野洲・米原へ行く琵琶湖線。うどんか、そばかの立ち食い、赤い郵便ポスト、線路に平行のベンチがあって、構内案内と電車時刻表の掲示板である。幅2㍍、高さ2.5㍍ほど。立って見ると、腰から下が透きガラスで、そこにアート絵である。山科帰り、電車が遅延のおり、目が行った。

 

 前からあったのだろう。ずいぶん、乗り降りがあるのにわからずのようだ。向かいの大阪行き4番、5番ホームはどうかと線路越し見ると、ある。確認に行って、やはり同じ柳の木に山二つなどである。写真でも絵でなく、構図のしっかりしたイラストか。ホーム中央、掲示板を支える強化ガラスのはめ込みだが、さりげない足元アートになっている。電車待ち乗客の足も見える。スニーカー、革靴、ハイヒール…、デジカメ撮り、上から目線の鑑賞になった。

 

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2022年9月29日 (木)

ムクゲの蜜を吸うのは?

Img_8473 Img_8474_20220926071201 Img_8476_20220926071401 Img_8478 Img_8479 Img_8480 Img_8482 花びらはふんわり白い。真ん中のピンクは薄く、雌しべがピュッと伸びている。ハイビスカスのような、芙蓉のような花。何だろうと、スマホのGoogleレンズで調べると、ムクゲと出た。じっと見惚れていると、蜂か、虻か、ちょっと珍しい虫が来て、蜜を吸い出した。

 

 堂本印象美術館の「旅する印象」展をみての帰り。爽やかな秋晴れ、足の運び軽く、どれほど歩いたか。有名私学、洛星高校あたりの民家の生け垣で、この花だった。中国原産、日本では平安時代からというムクゲ。漢字で「木槿」と書く。韓国の国の花。朝咲いて夕方萎れる一日花。底の赤さが気にいった千宗旦が茶花としてよく使い、宗旦木槿とも言われる。

 

 昼下がり、3㍍ほどの垣根に5弁の花が幾つも咲く。デジカメで写真撮りしていて、この虫である。虻か、蜂か、欲張り戒めの諺は虻蜂取らず。緑、黄色、赤…派手な色をして、翅は透き通っている。お尻はなんか海老みたい。大きさ5、6㌢。虫は写真撮りを無視?ムクゲの蜜に夢中になっている。戻って、何という虫かと、撮った写真をgoogleレンズで調べみると、昆虫のオオスカシバとわかった。毒は無く、蛾の仲間。ムクゲの蜜、美味しかったかな。

 

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2022年9月28日 (水)

アオサギとカメ

Img_8413 Img_8411_20220925074401 Img_8412 Img_8414 Img_8418 Img_8420_20220925074501 Img_8421_20220925075001 Img_8423 Img_8430 Img_8433_20220925074601 よ~く見てほしい。目を凝らして写真を見てもらうと、アオサギが嘴に赤とんぼをくわえている。少し羽根が見える。パクっと音がして、何っ?と見たら~だった。灰色のアオサギが一瞬にして、飛んでいるのを捕らえた成果、どうや、うまいやろ!と、ドヤ顔をしている。

 

 弘法さんの東寺、境内をぶら歩き、北門から出てだった。100㍍日本人初の9秒台、桐生選手出身の洛南高校、吉岡一門を破り、宮本武蔵が潜んだ観智院前にある濠の中である。鯉がいる濠、1㍍四方の石の塊が浮き島になって、その上での出来事だった。首を伸ばすカメ1匹かと思ったら小さいのもいる。大亀、小亀とアオサギ。偶然の同居、どこかめでたい。

 

 ツルは千年、カメは万年という。アオサギはペンギン科でツルとは違うけど、長い首が似ている。二度目の9月3連休の昼下がり。一人でも同行二人。ヒマな歩きは四国お遍路ではないけど、弘法さんの導きだろうか。アオサギとカメ二匹、小さい島にカメヘン、カメヘンと一緒にいる。加えて、アオサギの赤とんぼ捕獲ショー。たまたま通りがかって、デジカメ撮り。甲羅干しのカメ、赤とんぼ飲み込んでよく動くアオサギ…、秋の陽さしが優しい。

 

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2022年9月27日 (火)

みんなが笑う「長谷川義史」展

 Img_7975 Img_7996 Img_7978 Img_7980 Img_7987_20220924082101 Img_7981 Img_7993 Img_7991 Img_7989 何が面白いって言うて、まあ面白い。じんわり、微笑んで、つい笑ってしまう。大阪の、藤井寺の、絵本作家の、長谷川義史さん。黒ぶち〇眼鏡の中の細い眼、あるかないかのチョビ髭、60歳の白いあご髭…、マンガ絵本がユニーク、しゃべりもほんわか…まあ、面白い。

 

 大阪阪神デパートのスナックパーク、イカ焼き近くで絵本壁画を描いた長谷川さんの展覧会、京都大丸で開催。あの時の、おかんとよしおが、懐かしく、忘れられず、行った。赤い派手なポスター、山が笑って「とびだせ!長谷川義史」展。ちちんぷいぷいとTVに出て、絵本は「いいから、いいから」と、150冊以上という。入り口で本人挨拶ビデオ見て入った。

 

 長谷川絵本のテーマは「笑いと平和」。世界じゅう、みんなが笑っていてほしい。展示はなんやかんや200点。おとん、おかん、ご近所さん…、四コマ漫画に奥さんと30年、一度言っときたいことが…、奥さん、今さら言わんといて、いや言っとく。「すき焼きに竹輪いれんといて」。都道府県一周しゃれ絵本。京都府「おかずはなんどす。きょうとうふ」。岐阜県「プレゼントにはギフトけん」。滋賀県「いいかげんにしがけん」。ハハハと歯が見える。

 

 ※ 洒落追加。岩手県「おたんじょうび、いわってけん」。福井県「とくいのひだり。フックけん」。三重県「めがねがくもって、よくみえんけん」。 ※ 大丸展は10月3日まで。

 

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2022年9月26日 (月)

ブランコ、すべり台…見て考えよう。

Img_7947 Img_7951 Img_7954 Img_7955 Img_7952   見るだけ、見るだけ!、よく見て、みんなで考えよう~という。どの公園にもある子どもたちの遊具、ブランコと滑り台が、現代アートの彫刻になっている。滋賀県立美術館の野外展示である。彫刻の題は「こうさするこうえん」(交差する公園)。どんな意味があるのだろう。

 

 滋賀県立近代美術館は1984年開館いらいの老朽化で、新棟建設予定も建築費高騰で計画見直し、館名から「近代」をとり、展示室など改修して昨年、4年ぶり再開した。その最初の企画展テーマがコミュニケーション。ブランコと滑り台は成安造形大卒、現代美術家・井上裕加里さんの作品。展示は、その時いらいで、県美行くとガラス越しの屋外を見てしまう。

 

 赤、青、黄色…新しそう。よく揺れて、よく滑れそう。遊具の彫刻回り、パイプの仕切り。屋外入り口で、係員が「彫刻ですので、遊べません」と、子ども連れの母親らに説明する。よく見ると、滑り台は、二つの降り口が途中で合流してスロープは1本に。ブランコ二つは、揺れる動線が交差している。二人が同時に遊ぶには、ぶつかってしまう。お互いが意識しあうコミュケーションの大事さ、それが作品意図という。見るだけ遊具、実は奥が深い。

 

 

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2022年9月25日 (日)

「白味噌カレーうどん」

Img_7574_20220921075701 Img_7577Img_8015Img_7656_20220921080101Img_8017 Img_7653 カレーうどんは知っているけど、「白味噌カレーうどん」って、どんなんやろう。白味噌の和風だしに豆乳投入という。テレビや雑誌で話題という。ますます、どんなんかな~と好奇心が沸く。腹の虫が、まあ、食べてみんかい~と言うて、入って、座って、注文した。

 

 JR京都駅南北自由通路、改札口前である。北から南へ、ポルタ、伊勢丹、観光案内、新幹線、近鉄、八条口とつづき、よう行ったり来たりする。人気の551は南側だけど、駅ピアノ新設の改札前、その2階へEVで上がって、イートフロア。抹茶人気の中村藤吉さんの反対側に「白味噌カレーうどん」のデリーモ京都。東京から出店、ケーキとランチである。

 

 京都おぶやの「だし茶漬け」もいいなあとは思うが、一度に何もかもは~である。1200円でドリンク選択もできる。コーヒー、紅茶、ジュース…どれもあいそうにないけど、折角なので紅茶にして、「白味噌カレーうどん」が来た。九条ねぎ、紫蘇をあしらい、多めに湯葉が乗っている。色、もちろん、ホワイト。すくいあげたうどん、コシしっかり。白味噌もカレーもそう感じず、どろっとしている。豆乳の投入効果で、洒落が効いて旨味増していた。

 

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2022年9月24日 (土)

秋、秋、秋…植物園に秋が来た。

Img_8164 Img_8163_20220922074101 Img_8156 Img_8152 Img_8146 Img_8141_20220922074301 Img_8140 Img_8138 Img_8122 Img_8118 Img_8116 Img_8107 Img_8105 Img_8104 Img_8091 Img_8084 Img_8064  秋、秋、秋…、秋が来た。寒い冬が過ぎて「春が来た」のように暑かった夏が過ぎて「秋が来た」。収穫の、食欲の、読書の、芸術の、スポーツの~秋がやっと来た。彼岸入りした植物園、いつも通り行った。草花の秋、空の秋、小さい秋、大きい秋…デジカメに写った。

 

 なんど秋、秋、秋と言っても飽きない。秋がない「春夏冬」は、商いの看板。地下鉄北山から入る府立植物園。エコバックに老舗店の高価な鯖寿司が入っている。6貫が5貫へ、値上げの秋。古書店で見つけた美術評論家の「ピカソ」、300円も。昼過ぎ、噴水前のベンチ座った。食欲の秋と、読書の秋を満喫して、よう知っている園内、デジカメ歩きである。

 

 穂が若いススキ、ハギ、オミナエシ、フジバカマ…夏の名残りのようなサルスベリ、赤いカンナも咲く。まだ初秋。見上げる空、すぐ変わる。すじ、わた、うろこ…青い空はキャンパスか。ヒガンバナはどうだろう。♪~赤い花なら曼珠沙華~♪。いまは白い曼珠沙華も咲く。梅林の草むら、茎が伸びて、真上は炎のよう。緑の中、赤の点描。田んぼの畔、濠端でない植物園のヒガンバナがいい。キチョウが来てとまった。赤に黄色、貴重な写真になった。

 

 

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2022年9月23日 (金)

細胞展

Img_7852 Img_7903 Img_7879 Img_7878 Img_7870 Img_7871 Img_7868 Img_7861 Img_7865 Img_7866 身体の中の細胞、どんな形をして、どれだけあり、どう働いているのか。さて、どうだろうか、おわかりだろうか。その答えは、形は筒、玉、紐など400種、身体の中に37兆個、働きは分裂、変形など9つという。生命の基本中の基本、細胞とは何者ぞ~と問いかけて展覧会を見た。

 

 大阪高槻市にあるJT生命誌研究館1階フロア、細胞展を開催している。JR高槻駅降り、北口から西国街道方面へ歩き10分。今森光彦さん昆虫展を知って、初めて行って、細胞展だった。館長は3代目、永田和宏さん。歌人、故河野裕子さんのご主人、歌人であり、細胞生物学専門。就任3年目、館内のビデオで、展示に驚き!なんで?と見て欲しい~と話しかける。

 

 会場の入り口、細胞模型。顕微鏡で映る細胞の10万倍という。キャベツみたいに見える。細胞の歴史は38億年前、海に存在した一つからという。それが進化して陸に上がり、いまあらゆる生き物に存在する。会場展示、細胞の働きを図解と顕微鏡写真で紹介する。食べる、考える、動く、ぼんやり、寝る…色んな細胞が組み合わせにより役割を果たしているという。ラット、マクロファージ…さまざまな細胞さん。今の今も寝んと働いてくれて、ありがとう。

 

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2022年9月22日 (木)

植物調べる道草歩き

Img_7716 Img_7741_20220919080301 Img_7964Img_7755 Img_7667 Img_7757 Img_7718 Img_7941_20220919075401Img_7938Img_7966 葉も茎も紫色、名前は何だろう。気になるなあ。えっ、ツユクサ科のムラサキゴテン。漢字で紫御殿、別名パープルハートって。なるほどなあ。ブラシのような穂の雑草は何だっけ?。犬の尾に似た草、それが訛って「エノコログサ」。ああそうか、たしかに、たしかに!。

 

 どこへ行くか、変わらず出歩きの日々である。スマホもデジカメも持っている。民家の垣根植え込み、丹精込めた鉢植え、道端の雑草、公園の草花…、名前は何かな?と、デジカメ撮りした写真を持ち帰ってパソコン調べる。それでもわからず、この前は植物園まで聞きに行った。それが、いま、スマホに入れたアプリ「googleレンズ」。現場でまあ、即決である。

 

 花好き、岡山倉敷の知人からの伝授だった。アプリのレンズで、そこにある植物を写し込むとネットで調べて、すぐ名前を教えてくれるという。さっそく、取り込んで、歩いて草花見つけては、これは何、それは何である。小さな星型の花はペンタス。房状の藤色はデュランタ、白く小さく香りのいいのはジャスミン、ニラ…。植え垣のラッパのようなのはアベリア、柔らかく厚みのある葉はラムズイヤー。このところ、歩きは道草、気分は植物博士?。

 

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2022年9月21日 (水)

京都駅ビル25年の今を撮る

Img_7623 Img_7788 Img_7632 Img_7631 Img_7827 Img_7819 Img_7816Img_7795 Img_7809 Img_7640 Img_7806 Img_7799Img_7637_20220918080501 Img_7793 Img_7596 財布のがま口か、ガマ蛙みたいなイラスト。お客さん出入りするたび、真ん中でわかれる。回りは祇園祭鉾、清水寺、鴨川などの絵。京都駅八条口側の新幹線・JR全線切符売り場、入り口ガラスである。何度も通っているのに初めて気づき、これは面白い!と写真を撮った。

 

 「京都は歴史の門である」と原廣司さんが建築設計した4代目京都駅ができて、ことし25年。高さは60㍍、東西470㍍の長さは駅ビルでは日本一。吹き抜け、4千枚のガラスを使っている。乗る、乗らず関わらず、この25年間、どれだけ行ったか、まあ、一週間に何度か、歩きには通っている。そのたび、気づかなかった景観など、出会いは新たなり。

 

 八条口の切符売り場もそのひとつ。今ごろ気がついて、チコちゃんにしかれる。駅の正面口、マリリンモンローが来ている。福井から恐竜博士がいた場所に車が停車。京都市京セラ美術館で始まったアンディ・ウォホールの展覧会宣伝カー。モンローが5人もきて、修学旅行生が通り行く。京都タワー、青い空にひきたつ。大階段から南へ、思わぬ静寂がある。南北自由通路の売店にムーミンも来ている。デジカメで撮った25年目の駅ビル、今ここに!。

 

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2022年9月20日 (火)

サー・トーマス・リプトン

Img_7479Img_7321Img_7312Img_7309Img_7308Img_7302Img_7304Img_7480Img_7307 英国のイングリッシュやし、野菜のベジやし、特別のスペッシャルやし、彩りが綺麗やし、昼のランチで入った。「イングリッシュ・ベジランチ」。英国の紅茶販売で、創業から130年余の歴史あるリプトン三条店。歩き通って、店前看板のビューティフルさに魅せられた。

 

 三条大橋から西へ、河原町通りを越えて、三条名店街。寺町通りまで両側に新と旧、さまざまな店が並ぶ。名店街マスコットは「三条と~り」。平安生まれの都鳥、烏帽子をつけて三条少納言というらしい。リプトンは真ん中より東側、経営が一緒の「かつくら」と隣り合っている。紅茶もケーキもランチもディナーも。正式な店名は「サー・トーマス・リプトン」。

 

 英語のSerの意味は幅広い。閣下、先生、お客さまなどだが、ここは英国の紅茶ブランド「リプトン」の創業者がトーマス閣下。兎も角、さあ、入ろう。店内はゆったり。美しいベジ野菜ランチ、さあ、看板どおりかな。来た、来た。さあ、食べよう。真ん中は柿、周りはトマト、きのこ、赤と青の豆、燻製肉も。旬の彩り、いいねえ。おいしいねえ。店内に創業時の写真。右から「リプトン紅茶」、縦で「リプトン本社直轄喫茶部」。歴史のほど、イエスサー。

 

 ※ 創業者は福永兵蔵さん。近江八幡市生まれ、京都の四条商業でて、貿易関係の仕事のつき、英国の紅茶リプトンと出会ったのが始まり。戦時中、店名リプトンは敵性語で使えず東亜と。戦後、経営は多角化「かつくら」など全国に広がる。

 

 

 

 

 

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2022年9月19日 (月)

今も眠る五条坂の登り窯

Img_7698 Img_7700 Img_6996Img_6941 Img_6945 Img_6946 Img_6954_20220916084001 Img_6985 Img_6991 Img_6984  「登り窯のぞいてみませんか?」という。清水寺ある五条坂から北西へ、建仁寺へ裏道の道筋。黒板塀に写真付き貼り紙にそう書いてある。「かつてモクモク煙を吐いていた大きな登り窯がいまも眠っています」。よく歩く現場である。公開は5回、その最初に覗きに行った。

 

 五条坂一帯、京焼とも、清水焼ともいう陶器屋さんは多い。山科から五条大橋へ、国道1号が走り、窯元は南北に分れ、昭和43年の大気汚染防止条例で、煙の出る煙突は姿を消しても、大きな登り窯ひとつ、現存している。旧藤平陶芸登り窯という。全長19㍍、幅5.5㍍、高さ6㍍、9つの焼き部屋を持つ。第1回公開は立命館大考古学研究室の調査案内だった。

 

 登り窯は野外のむき出しでない。スレート葺屋根に覆われ、窯も沢山の柱で囲われている。遺跡保存という。焚口を見て、幾つか9つの部屋へ入って、学生さんのスライド説明受けた。素焼きの壺、三猿の置物、焼く陶器を入れる丸いサヤ鉢…、ごちゃごちゃしている。東の窯に対し、かつては西の窯もという。近くに煙の出ないレンガの煙突はある。今は京都市が隣接の開晴小学校の敷地として、遺産管理する。登り窯の名残り、モクモクでなく、黙々している?。

 

 ※ 見学会は次回は10月15日(土)午後1時間からなど12月まで続く。

 

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2022年9月18日 (日)

SとNの西九州新幹線

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 いつものぶら歩き、帰りの京都駅改札入って、地下構内で見た。新幹線改札とつながる南端の八条口側、長い5枚組ポスター。ハウステンボス、嬉野温泉、佐賀牛、バルーンフェス、五島列島…上と下で佐賀と長崎の観光地を重ねて、上で「もう」を冠にして。下は「一」の熟語を並べる。癒しの一湯、出会いの一巡、味わいの一皿、感動の一景、さらにもう一泊…。

 

 どこか洒落っぽい。もうを冠にする一熟語、もう一考した。頭に浮かんだのは、もう一回、もう一計、もう一杯…もう一度考え、自宅戻って、久々に新明解国語辞典を引いた。一足、一席、一対、一通、一打、一遊…どれに「もう」を重ねてもあいそう。西九州新幹線は佐賀の武雄温泉駅から長崎駅へ66㌔、秋分の日の9月23日走り出す。前日はもう一日?。福岡博多から長崎へ、30分短縮、1時間20分。新型車両は「かもめ」。走行はもう一任。

 

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2022年9月17日 (土)

京町家の店は「SAGAN」

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 通りがかって気になる店だった。入ろう、入ろう~と三度か四度つづいて、入って気にいって、もう二度である。店は空也上人、清盛像がある六波羅蜜寺に近い。この世からあの世への分かれ道、六道の辻にも近い。だからか、町名は髑髏(どくろ)みたいな轆轤(ろくろ)。店前はオープンテラス。和紙ペーパーメニューの表紙は「LESS IS MORE」。

 

 その意味「少ないほうが豊か」。今はやりの名言である。注文は紙ペーパー捲って。最初はおばんざい定食、二度目は玉子焼き定食。店前に並ぶモデルメニューと瓜二つだった。野菜がたっぷり、美しい。人参、モヤシ、水菜は赤と白と緑の彩り。味噌汁の中は淡路島の玉ねぎ、ストーブの上にホンモノがある。通路の写真がだれや、髭のダリや。天井は高く、下は三和土(たたき)。京町屋の店内、奥へ、奥へ。和あり洋あり、右も左も、SAGAN!。

 

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2022年9月16日 (金)

キリンキリンしてきた動物園

Img_7394 Img_7395_20220913073901 Img_7396_20220913073901 Img_7404_20220913073901 Img_7407 Img_7409 Img_7411 Img_7412  また、キリンの赤ちゃんが生まれた。身長180㌢、体重60㌔のオス、猛暑の8月の誕生である。おととし、去年と3年つづきの誕生。みんなオスで、年後の3兄弟、父母含めて6頭の同居となり、京都市動物園はキリンキリンしてきた。園舎狭くないか~と見に行った。

 

 動物園へは地下鉄蹴上をおりる。南禅寺参道とおり、琵琶湖疎水館のとなり、裏口から入り、京セラ京都市美術館へ園内を通り抜ける。生存動物では一番背が高いキリン園舎は、入り口近く疎水側。オスなら5㍍にもなる長い首のキリン園舎は、大所帯のフラミンゴの斜向かい。なぜか、シマウマと同居している。故郷がサハラ砂漠サバンナ、同郷のせいだろうか。

 

 名前は母メイ9歳、父イブキ6歳、おばさんミライ21歳と、こども3人。長男ミクニ2歳、次男ユカ1歳、そして、まだ名前はなく、愛称募集中の3男。高い金網囲いの中、まだ広い。キリンが一番多い多摩動物公園の15頭に比べればだが、それでも6頭である。園舎に名前と顔写真。金網回って、園舎の屋上にも行った。やさしい眼の顔と身体の縞模様を見比べて、どれがだれ、見定めが難しい。6頭揃う記念の集合写真、それがまた難しい。キリンキリンし過ぎている。

 

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2022年9月15日 (木)

帆船模型の作品展

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 いつもの寺町通り。三条通りから北へ、送り鐘の矢田寺、掲示板が毎月変わる天性寺、本能寺の御池通りまでのブラ歩き。天性寺の9月掲示は「充分と思い日々暮らす」。そやなあと見る。古本店、カフェなど右に左に見て、画廊の一つで「京都帆船模型倶楽部作品展」。どんな模型かな~と入って、マストが1本、2本、3本、縦横に重なりあう帆船、ハハ~ン?。

 

 テーブルに30以上の模型が並んでいる。平成28年以来、毎月一度、京都市内に集まり、模型づくりで研さん積むみなさんの作品。1690年建造、108の砲門、三層甲板のサンフェリーペはスペイン戦艦。近江八幡の福田泰幸さんが5年かけて作り上げた労作という。咸臨丸は倶楽部代表の京都市の米川彰恭賀さん製作。幕府がオランダから買い上げた咸臨丸の歴史まで調べ、コラムを冊子にしている。♪~金毘羅フネフネ、帆はシュシュ~♪と見た。

 

 ※ 作品展は9月11日で終了。

 

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2022年9月14日 (水)

バナナのタネはどこにある?

Img_7456 Img_7457 Img_7458 Img_7328 Img_7335 Img_7336 Img_7339_20220911074101 Img_7331 好きなこともあって、だいたい、毎日のように食べているバナナ。丸善で買った文庫本の帯に「タネはどこにある?」と質問が出ている。そんなこと思わず食べているけど、そう言えば、タネはどこなんやろう。表紙もバナナ絵だけど、帯を見ると、「正解は裏側」とある。

 

 タネはどこか、どんな答えなのか、裏側を見た。その答え、目に飛び込んできて、ひっくり返りそうになった。「タネはどこにもありません」。クエスチョンに対するアンサー、これがタネ明かしという。さらに読み進むと、もともとはあったけど、ある時、突然変異でタネのないバナナが出来たという。そんなバナナ、そんなバカな?。詳しくは本文へどうぞという。

 

 文庫本は「面白くて眠れなくなる植物学」。本文178頁をめくった。「どうしてバナナにタネはないのか」と結論を見出しに図解している。植物の体は、オスの精核とメスの卵子があり、ゲノムが二倍体やら三倍体やら~と考察を綴っている。要は二倍体ならタネはできるが、3倍体ではできない。バナナ、急に三倍体になったという。バナナ輪切り、実の中に黒い粒の斑点、これがタネの名残りという。出歩いて、そんなバナナ、どんなバナナと見た。

 

 ※ 本によると、タネなしスイカは3倍体、サツマイモは6倍体、イチゴは8倍体。植物栽培はタネがないのは欠点でもあるが、食べやすさは利点という。 ※ ではタネのないバナナをどうして増やすか、茎の根っこの脇から出る新芽を使って、次のバナナを育てているという。(この項、農林水産省)

 

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2022年9月13日 (火)

画業60年「遠き日」を描く

Img_7129_20220910074901 Img_7130 Img_7126 Img_7118 Img_7128 Img_7086 Img_7085 Img_7113 Img_7101 Img_7099Img_7092 農作業帰りか、おばあちゃんが、頭を後ろに垂れた子どもをおんぶしている。お祭り帰りか、おじいちゃんが、遊び疲れでた子どもを肩車している。子どもふたり、安心しきって眠っている。いつ頃、どこの村か。時代をタイムスリップした絵が優しい。微笑ましい。

 

 滋賀県の湖西出身、岡島春美さんの作品である。滋賀大で絵を学び、小中学校の先生をして、画業集大成60年の展覧会。いま、お住まいの近く草津市クレアホールであり、知人の案内で見に行った。岡島さん、今年84歳。描き続けてきたテーマは、ずっと田舎の老人と子ども。光風会は会員、日展は会友。毎年の二つの展覧会、20年、30年と入選が続く。

 

 JR南草津駅から国道1号渡って7、8分。かつて県の施設、いま草津市が管理する。受付に女性3人。岡島さんモデルの、むかしの子どもさん、お孫さん。展覧会初日、ショートカット、ミニスカートの岡島さんがいた。若い。作品は20点。遠き日、里の秋、ひとやすみ…。岡島さんはテーマを話す。「終戦後、食べるものも~の時代、地域ひとつで子どもを守ってきた。その温かさを絵に…」と。デンデン太鼓、きつねお面、おんぶ紐…、温もりが伝わってくる。

 

 ※ 岡島晴美、1938年、高島市新旭町生まれ。日展洋画入選33回。不治、膠原病を描きに集中することで克服してきた。作品展は8日終了。サブテーマは「病と道づれ画業60年」だった。

 

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2022年9月12日 (月)

タマスダレ

Img_7248 Img_7058_20220909074501 Img_7059_20220909074301Img_7439 Img_7186 Img_7047 Img_7057 Img_7440  花 の名は、学名やら、和名やら、由来やら…いろいろある。さて!、白い花、タマスダレについて~である。さて!、由来は、大道芸の南京玉すだれから。小さな花は「玉」、群れて伸びる茎は「すだれ」に似ている。レインリリーの雨ユリ、ヒガンバナ科のゼフィランサスともいう。

 

 さて、さて!~、どうして南京玉すだれ紹介か。いや、タマスダレ。これが色々あって~である。ひとつに、毎朝なにげなく聞くNHKラジオ、今日の誕生日の花・9月8日がタマスダレ。もうひとつ、植物園へ鴨川で見つけた花の名前を聞きに行って、その花がタマスダレの仲間。さらに、すっかり覚えて、町歩きで見つけて、これこれ、これがタマスダレ!である。

 

 まあ、ご縁である。パソコンのウイキペディアで調べて、夏から秋へ咲く南米原産の多年生の球根植物 、学名はゼフィランサス・カンディ。日本には明治の初め渡来、球根はラッキョと同じという。仲間は、お彼岸に赤く咲く曼珠沙華、今ならピンクのサフランモドキ。これ写真撮った。ハマユウも、アマリリスも、玉ねぎも仲間という。花の誕生日は、9月8日も13日も30日も、三度という。さて、さて!~その花言葉は「潔白な愛」。さては、南京玉すだれ!。

 

 

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2022年9月11日 (日)

まだ続く朝の顔づくり

Img_6827Img_4444 Img_6747 Img_6185 Img_6585 Img_6496 Img_6003 Img_6431 Img_5799 Img_5594 Img_5415Img_4800 Img_5173 Img_6563 Img_4305 あれからだいぶ、まだ続いていますか。ハイハイ、まだ毎朝やっています。大き目のお皿にキャベツを下敷きにして、ゆで卵、ぶどうなどで、顔づくりでしょ。続いていますよ。面白いかって?。ハイ、毎朝、いろんな顔になるんで、まあ、面白いと言えば面白いです。

 

 出来上がり、いつも写真撮っているんですね。ハイそうです。食べる前、お腹に入る前、記念に撮って、パソコン保存しています。この夏の出来栄えはどうでしたか。ハイ、まあ、パターンは変わりませんけど、顔づくりの具が増えましたね。どんなんです。ハイ、人参、大根千切り、こんにゃく、出汁巻き、胡瓜…定番はぶどう、玉子、刻み海苔ですけどねえ。

 

 気に入った顔は?。ハイ、よく聞いてくれました。ピカソの青の時代です。胡瓜とシャインマスカットで。それと赤面の顔かな。人参シリシリ下敷きでした。ブロッコリーを眼にした仮面ライダーもかな。たしか、卵かけご飯もでしたね。ハイ、よく覚えてもらって。刻み海苔の顔、シンプルイズベストです。ご飯に好きな白いシラス一杯敷いて、ぶどうとコーンの顔でした。これからも?。ハイ、継続はクセです。また、続いているかって聞いて下さい。

 

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2022年9月10日 (土)

九兵衛さん、六兵衛さん…

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 江戸時代から続く京焼陶工、清水六兵衛の清水。「しみず」でなく、世界遺産の清水寺近くにアトリエがあり「きよみず」と読む。展覧会主役の六兵衛さんは6代目の養子になり七代目。1922年、名古屋生まれで、本名は塚本廣さん。戦争戻って、東京藝大入り、六兵衛さん養子で、清水洋。さらに清水裕嗣に代わる。最初に陶芸やってから彫刻転身である。

 

 展覧会出品は170点、六で小さな陶芸、九で大きな彫刻。作品名は陶の清水洋に始まり、彫刻で五東衛から九兵衛、最後に7代目の六兵衛へ。日展の陶芸で特選も、土は喋りすぎると日展退会して、寡黙なアルミニウム素材で環境と合う野外彫刻の新分野へ。JR京都駅大階段にある朱色の彫刻は九兵衛さん。六代目が急逝で七代目になって再び陶器は、土にプラスして様々な素材を加えている。九兵衛さんも、六兵衛さんも、ほかも同じ人!。私はだれでしょう?。

 

 ※ 7代清水六兵衛(1922-2006)。息子さんが、8代目を継ぐ。 ※ 展覧会は千葉県立美術館からの巡回、9月25日まで。

 

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2022年9月 9日 (金)

コーヒー一杯1200円

Img_6735 Img_6736 Img_6725 Img_6734 Img_6728 Img_6721 Img_6729 Img_6730 Img_6720  コーヒー値段、一杯で1200円!。どうするって、今さら引けない。質問色々して、説明丁寧に受けた後である。コンビニ100円、スタバで350円、ちょっとしたCafeで600円なのに、これ1200円。いやいや♪~一杯のコーヒーから夢の花咲くこともある~♪。

 

 大阪中之島フェスティバルタワーウエスト1階、コーヒー店Glitch。読みはグリッチ、ロゴはglt。行った4階の香雪美術館・河井寛次郎展が会期終了。仕方なくコーヒーを~と1階へ降りてだった。前の店から代わって、この6月から開店という。世界のコーヒー豆が瓶詰めでまめまめしく並んでいる。10か国以上、ケニア、エチオピア、パナマ、ブラジル…。

 

 ブレンドはない。深煎りもない。浅炒りしかない。中入りは相撲など?。豆は単一農園の単一品種だそうだ。わからないまま、それではとパナマ産の浅炒り。値段は?と聞いて、えっと思う1200円。後ろに蓄音機、前に旅行カバンあるソファ、これも値段のうちと深読みして、パナマが来た。目を閉じて、舌で転がす。香りよし、風味よし、酸味よし…、値段なりかなと思ってしまう。もっと高いのはコロンビア産2000円とか。これも、一杯のコーヒーから~

 

 ※ グリッチは2015年、東京神保町で開店、名古屋、大阪へ3店舗目。オーナーは鈴木清和さん。ホームページに店名由来など詳しい。

 

 

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2022年9月 8日 (木)

この花の名は?

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 歩きは松原橋から北へ、団栗橋の間、鴨川左岸である。石垣と草むらの隙間から茎が伸びている。堤の上と下、100㍍ほど。咲いているのは、そこだけ。屈みこんで写真を撮って、1本茎を抜き花をアップ撮りして、日曜だけ園芸相談がある府立植物園へ。正門に近い植物園会館、展望テラスのある2階へ聞きに行って、係りの職員さんに撮った写真を見せた。

 

 回答は、斜め開きならハブランサスだが、真上ならゼフィランサスの一種では~と、パソコン点検しながらだった。そのゼフィランサスがわからず、さらに聞くと、白いタマスダレの仲間、ヒガンバナ科という。中南米の外来種、園芸種で、40種近くある。写真の花そのものの名前までは不明だが、種が鴨川堤に飛来したのではと。来春のNHK朝ドラで登場、草花の命名第一人者、牧野富太郎博士ならどう名づけるだろう。ひょっとして鴨川ブラ歩き発見ランサス?。

 

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2022年9月 7日 (水)

この夏の出会いは?

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 よくロケある知恩院南門前の白川。水着の女の子が水の中で仰向けなって、3人交代で浮いて、スマホ撮りしている。水深は膝、夏休みの穴場の水遊び。気持ちよさそう。枚方の淀川河原に大きな木が一本。そばでサイクリング中の昼寝。大樹の陰、スースーしている。神戸三ノ宮駅周辺。彫刻モニュメンの中が日除け、ボタン押して風が来るクールベンチもある。

 

 京都駅の七条通りから地下道にテトラポット。まさかの雨漏り注意。駅ビル大階段で大雨降って写真撮り。雨がはねて響いている。猛暑避難は河原町の丸善。コロナ熱検査は表面温度36・1度、猛暑の外気と同じで平熱も暑い。涼しい店内の本探し。バナナの種はどこにありますか。文庫本「面白くて眠れなくなる植物」。今夜はバナナで眠れない?。もう一冊、ハトの絵本はさんぽっぽ。今日も明日もさんぽっぽ。「秋暑し」まだまだ残暑で、そうザンショ。

 

 

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2022年9月 6日 (火)

人気の「ボルガ定食」って?

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 迷路のような通路に100店舗という大阪新梅田食堂街。串カツの「松葉」がある。寿司の「春駒」がある。柔らかいタコ名物、おでんの「たこ梅」がある。阪急梅田百貨店の美術展を見て、昼食探しで目についたのが、「ボルガ定食」だった。店の名は「おおさかぐりる」。グリル、グルメ、ぐるりでなく、平仮名でぐりる。丼が出る和風の洋食屋さん。

 

 席はU字形10人。壁に色紙がある。元ボクサー、今はタレント赤井英和さん、歌手のスザンナさん。来店日付、コロナ前だが、有名店らしい。味噌汁付きの定食が席に届いた。よ~く見ると、オムライスにポークカツ、デミグラスソースたっぷり。これがボルガ定食、混合2種だった。由来調べ、福井県越前市武生で、自然体で生まれたB級グルメらしい。食べログ評価は3・48。ボルガの舟歌と関係は不明。エンヤコラ、サッサと食べ、好奇心を満たした。

 

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2022年9月 5日 (月)

大阪梅田の高層・密集ビル群

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 あのあたり一帯、大阪ツインタワーズというらしい。阪急側がノース、阪神側サウルス。100㍍以上の超高層ビル。阪急百貨店は改修後、関西では広さ一番。美術館のある9階フロアは天井高く、客席があってイベントが出来る。そこから11階へ上がって屋上ガーデン、ヒメシャラなど植栽、空が見える。隣りのビルへ歩き移って15階はスカイロビーである。

 

 見える、見える、下が見える。阪急からJRへ渡る歩道、ヨドバシカメラ、手前は曾根崎警察が小さく見える。あんまりガラス面に近づくと、足元フワフワ、ビルにビビる?。梅田中之島のビル群は、2025大阪万博へ、東京駅周辺を上回って、高層度も密集度も日本一という。地上へ降り、大阪駅前からヒルトンホテルを西へ、もう一つの美術展、中之島香雪美術館へはしご歩き。今度は、建設中ビル、新しいビルが見える。この高さ、見上げたものである?。

 

 

 

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2022年9月 4日 (日)

群青色のギリシャ30年

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 日本画家村居正之さん、75歳。阪急梅田本店9階で画業55年、日本芸術院会員就任記念の作品展、見に行った。村居さん、京都西陣生まれ、日吉丘高卒。画家を志し、野を行く山頭火を描いた池田遥邨さんの画塾・青塔社へ入る。師の「初めての山を登れ」で、研さん続け、日展で特選を重ね、今や審査員、大阪芸術大学教授、ブルーの村居である。

 

 冬、決まって日展京都展は見に行く。村居さん作品は、いつも、ギリシャの群青色作品である。魅せられたギリシャ、取材行は6度という。日展でのギリシャ作品は「いつも今回で最後」と思い続けて30年という。芸術院会員になった作品は、パルテノン神殿を正面から描いた月照。そのこだわりが、村居さんを青く照らしたようだ。ギリシャ風にした会場、縦2㍍、横4㍍の大作が年代ごと50点並ぶ。青色を出す岩絵の具も。ギリシャの次は何か。師の教え。初めての山が待っている。

 

 ※ 作品展は8月30日で終わった。

 

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2022年9月 3日 (土)

~あなたは何をfabしますか?~

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 弁慶と牛若像、鴨川の五条大橋から河原町を超えて、歩き3分ほど~である。お寺が多い富小路五条下ル、築120年の家具屋をリニューアルしたカフェ。ぶら歩き休憩と好奇心、焙煎ドリップ1杯600円。店内はたたき、椅子もまちまち、天井も高い。聞くと、モノづくりカフェという。レザーカッター、3Dプリンター、デジタル刺繍ミシンなどがある。

 

 コーヒー飲みつつ、使い方学んで、作って、展示して、語って、愉しく…、それがfabという。京都、渋谷、名古屋、台北、バンコクなど世界6か国に9店舗。広い店内を歩き回った。泥水に粘土回り、渦と枯山水。手作りクマの目に精緻な文字。店内、芸術系学生さんか、何を作るのか、それぞれにクリエイティブしている。作品の展示もある。喫茶店からCafeへ。♪~片隅で聴いたボブ・デイラン、聴こえない。人の姿も変わった。時は流れた~♪。

 

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2022年9月 2日 (金)

「豊国さん、おもしろ市」

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 秀吉さん祀る豊国神社の境内の「おもしろ市」である。なぜ「8」なのか、聞いていないが、毎月の8日、18日、28日と雨が降らない限り店が出る。出店は20ほど、毎月21日の東寺・弘法さん、25日の北野の天神さんに比べようもないが、猫招きのノボリが出て、続いている。歩きコースの一つ。馬町から大仏殿跡公園、方広寺の隣り、豊国さんである。

 

 店並びは、石の鳥居と国宝唐門までの参道両側150㍍。通りがかって、そうか今日は「8」の日かと、見て歩く。これナニ、それナニと、話を聞いて買わないのも気がひけるので、だいたい見るだけにしている。小さな古本市、にゃんと猫本に絞っている。例えば、漱石「吾輩は~」など。ペコちゃん人形と大黒さんのお面、関係なく並ぶ。鹿の角は、角突き合わせている。秀吉さん、豊国さんのおもしろ市は、おもしろい!と報告したくなる?。

 

 <参考> 今日9月2日はクツの日。

 

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2022年9月 1日 (木)

ドラゴンフルーツ、開花中

Img_6271 Img_6311 Img_6312 Img_6314 Img_6322Img_6316 Img_6317 Img_6323 その夜、ひとばん限りの開花という。柔らかな香り、フワフワと白く咲いている。メキシコ原産、サボテン科のドラゴンフルーツ。花言葉は「永遠の星」という。京都府立植物園の観覧温室へ入って、昼夜逆転室・ナイトガーデンで、初めて出会った。昼でも、こんばんは!。

 

 ホルマリン漬けした世界最大の花、ラフレシアを見に行ったおりだった。観覧温室前に写真付きで「開化中」の立て看板が出ていた。入り口でラフレシアを見て、写真を撮って、観覧温室へ。この花、その花…みんな南国の花と見て回って、高山植物室と隣り合う昼夜逆転室へ来た。コロナ禍でずっと閉室だったが、行動制限緩和で開室していて、その中だった。

 

 有名な月下美人もここで咲く。ヨルガオも、秀吉の千成瓢箪も花は夜に咲く。昼咲けばいいのになんでだろう。入り口に「夜咲きの花は、紫外線が多く、気温の高い昼は遺伝子を傷つけやすいからでは~」との説明。さすが植物園。そおっと、ビニールカーテンをめくった。暗がりの中、電灯に花が照らされている。外は昼の午後2時、ここは夜中の想定という。幾つも白い花が咲いていて、注目のドラゴンフルーツ、優雅に今夜だけよ!と只今、開花中だった。

 

 ※ ドラゴンフルーツが開花していたのは8月25日。

 

 

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