五山送り火、ミラクルな大
今年の五山の送り火、どこで何をどう見るか、実は決めていた。右大文字か、妙法か、船形か、左大文字か、鳥居か、3年ぶり全火床点灯。京都御苑へ行って、南東にある寺町門から眺める右大文字である。何度も避暑歩きで行って、その時から門越しの「大」観賞がいいなあ~と思っていた。
点灯はお盆の8月16日午後8時から。京都では「大文字焼き」とは言わない。五山送り火である。観光化していても、お盆帰りの精霊をあの世へ送る宗教行事。「大」の字は、弘法大師が大の字型に護摩壇を組んだから~などという。点灯の最初は、標高474㍍の東山如意が岳の右大文字。鴨川の三条大橋から河原を北へ行くほどに、正面に見えてくる。
少し早めに出て、六道珍皇寺の迎え鐘に対する三条寺町、矢田寺の送り鐘を突いて、御苑へ行った。ゴロゴロ、ピカっと光って、ドドっと雨が降りだした。雨宿りの門の下、濡れるほど激しい。2016年、大雨の中でも灯ったが、心配になって、待つ間、スマホ確認すると、神宮の阪神、また負けている。開幕当時に戻って7連敗。雨でも点灯確認して、激雨の中、待った。30分、20分、10分、0分…。その時、雨やんで「大」が赤々と灯った。観賞待ち、どこからか「ミラクルな大や」と聞こえた。
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