塔本シスコ大回顧展
お花畑でも、トンボでも、遠い思い出でも、何でも描きますタイ。絵筆もったら描かずには、いられんのじゃけん。九州は熊本八代出身の塔本シスコさん。お絵描きが好きで好きで、楽しうて楽しうて、亡くなる91歳まで、どんなもんもシスコ流にして描きましたデスタイ。
大津市瀬田の滋賀県美のシスコ展へ行った。JR瀬田駅前から近江バスが会場へ、シスコ絵をラッピングして走っている。シスコ名、義父が若いころ、サンフランシスコに憧れたからといいう。お絵描き、ご主人なくしてからの53歳。息子の油絵を削り、上から描いたのが始まり。展示の最初は「私も大きな絵バ描きたかった」と、その「秋の庭」が出ている。
シスコ回顧展、過去最大の230点。東京に始まり、熊本、岐阜と回って巡回展の着地が滋賀。熊本から大阪枚方に居住、かつて滋賀の八日市、甲賀でも個展開催、その時の作品とご本人写真もある。晩年、認知症でも描いた作品含め、まあ、たくさん見た。絵を描く自画像がある。ふるさとの晩白柚がある。孫の結婚式、故郷のお祭り…がある。よかでしょうが、おもしろいじゃろが~絵がまるで話すよう。童心のシスコ作品、よかばい、よかばいと見た。
※ 展示は9月4日まで
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