« 通りがかって、衣笠丼 | トップページ | 顔はアートだ、アートは顔だ! »

2022年8月20日 (土)

竹は木か草か?

Img_5303 Img_5302 Img_5301 Img_5299 Img_5298 Img_5297_20220815071901 Img_5296_20220815071701 Img_5295_20220815071701 竹の葉サラサラの竹、タケノコの竹は、木だろうか、草だろうか。PHP文庫の「面白くて眠れなくなる植物学」(稲垣栄洋著)を捲っていて、そんな項目が目についた。確かに竹の、あの茎は、木みたいだし、草みたいだし…。タケチャンマンは、知っているのだろうか。

 

 本を持って、お馴染みの府立植物園へ行った。北山門から入り、噴水のさらに南側に竹笹園がある。マダケ、モウソウダケ、ハチク、クロチク…日本はじめ世界からの竹、70種が揃っている。高さ1.5㍍、開園以来というホウライチクもあり、やぶ蚊に注意するとしても、夏だどひんやりする。こデジカメ写真撮りながらの竹、木かな、草かな~と見て回った。

 

 その見極め、茎がポイントだという。一般的に茎が肥大し、硬くなるのが木で、しなやかなままが草だという。竹はどうだろう。茎は太くはないけど、硬いのも、柔らかのもある。竹林は木に見える。どっちなんや~と、持参の本を深読みすると、専門家でも、意見が分かれているという。古今和歌集に竹を詠んだ一句がある。「木にもあらず草にもあらぬ竹のよの、端にわが身はなりぬべらなり」。竹は竹そのもので、正解は「木でなし、草でなし。」

 

|

« 通りがかって、衣笠丼 | トップページ | 顔はアートだ、アートは顔だ! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 通りがかって、衣笠丼 | トップページ | 顔はアートだ、アートは顔だ! »