植物園のシンボル、ヒマラヤスギ
ともかく、まあ、どっしりしている。写真見てのとおりの存在感である。幹回りは4㍍以上、樹高は20㍍以上という。大正6年’(1917)には移入されて、樹齢100年以上という。一度みると、まあ、忘れられない。京都府立植物園のシンボル、ヒマラヤスギである。
正門を入って、東側へすこし歩いて、けやき並木の南側。園内を回って、一服する植物園会館の西にドンと聳えている。通るたび、いつもつい写真を撮ってしまう。どんとした幹の樹形、根元からサボテンのように分かれて、迫力あふれる。常緑高木の針葉樹。スギの名前あるけど、マツ科だという。その証拠に電球のような大きな松ぼっこりが幾つ幾つも出来る。
原産地はヒマラヤ西部からアフガニスタン東部、日本には明治初期に入ってきた。京都府立植物園は大正13年(1924)の開園。日本で一番古く、あと2年で100年になるが、ヒマラヤスギは整地の頃からあったという。第一次世界大戦、ロシア革命、渋沢栄一生誕…と同じ年である。植物園は戦後の連合軍接収を経て、昭和36年(1961)再園。いま植物は12000種12万本。その始まりのヒマラヤスギ、どっしりしているはずである。
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