スペインの画家・フェルナンデス展
伝統と現実を混ぜて、未来を見つめる絵画という。写真のようで、写真を超えた絵画という。スペイン・マドリッド生まれ、フェルナンデスさん。52歳。スペインリアリズムをけん引、世界が注目するするアーティストという。万能多彩…母国の先輩、ピカソにも通じる。
鴨川沿いの川端通り七条上ル「ギャルリーためなが」である。パリ、銀座、大阪に次いで、京都に回廊して1年3か月。ぶら歩きコース、いまはどんな展示かなあ~とよく通る。老舗の酒樽会社を活かした画廊、趣きがある。表のガラス面、美しい外国人女性の大きな顔が通り側を見ている。写真みたいやなあ~と入り、フェルナンデスさんのリアリズム絵画だった。
女性の顔は夢から覚めたアリスだという。不思議の国のアリス?そうでありす?。、隣りの絵にウサギ、ランプ、間違いない。広い画廊、1階から2階へ、いつも通り写真撮って見て回った。宇宙飛行士、紙幣の折り紙、象、ラジオ受信機、骸骨…、画面構成と絵の精緻さ…見惚れる。彼の才に早くから惚れ込んだオーナー為永清嗣さんのあいさつ文、フェルナンデスさんのアトリエ写真、1千万、8百万と印された値段…、感じること、あれもこれも。
※ フェルナンデス展は7月18日まで。
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