平日昼下がり、夏の植物園
夏だ、ゴッホだ、ひまわりだ~と植物園へ行った。早い夏、長そうな夏、また暑そうな夏…、平日の昼下がり、7月になって初めて、いつもの北山門から入った。大きな花、赤だ、ピンクだ、白だ、タイタンピカスだ。これも、あれもと写真撮り、花の輪は顔より大きい。
タイタンピカスとは何者だろう。アメリカンフヨウとモミジアオイの交配、宿根草、草丈2㍍の一日花という。9月ごろまで、一シーズンに200回も咲き落ちるらしい。沖縄の花、ハイビスカスも一回り小さいが、一日花でよく似ている。あまりみない黄色、いい色で咲いている。ヤマユリは顔を下に角を伸ばす。鬼ユリと黄金ユリ、ローアングルがいいなあ。
メタセコイアの大木の向こうに梅林、苔の斜面…緑がいいなあ。大きなハス池、朝咲いて萎んだ白いハスが蝋燭のよう。重さ10貫目ユウガオ、長さ3㍍のヘチマ。町歩きで見る紫の花は、ムラサキクンシラン。その名、知らんかったと見て回って、夏だ、ゴッホだ、ひまわりだ。朝は東、夕方は西と太陽を追いかけている。ここで、高浜虚子がゴッホで詠んだ一句。「向日葵が すきで狂ひて 死にし画家」。今は夏だ、サマーだ、ここは…植物園だ。
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