鴨川歩き、これナニ?の樹木
花穂というのか、花序というのか、葉枝から尾っぽのような花が伸びている。見上げると。幾つも幾つも、樹木全体から出ている。調べると、中国原産のハゼの木で、ナンキンハゼという。落葉高木、秋は丸い葉が紅葉して美しく、夏は花が長く咲いて、これナニ?と驚かす。
いつもの鴨川遊歩道歩き。春夏秋冬、いろんな樹木に出会う。春は枝垂れたサクラ、秋は真っ赤なイロハモミジがいい。鴨川の樹木で検索すると、河川敷に141種5400本と出た。そのうち1100本はサクラというけど、ケヤキもエノキも多く、そうはないナンキンハゼもそのうち一本である。鴨川左岸、御池大橋から下流へ歩いて、初めての対面だった。
これナニ?はもう1本。同じ鴨川の左岸河川敷、五条大橋の北側だった。ずっと西南に京都タワーが視覚に入るあたり。シダレヤナギなんだけど、幹全体に枯れ葉が巻き付いている。何の葉だろう。つるの蔦だろうか。別れる、別れない~湯島天神のお蔦?。ここは京都に鴨川どす。しだれる緑のヤナギと茶けた枯れ葉…、この色合いの妙はがいい。梅雨が早くあけ、長い夏が始まった鴨川歩き。緑陰の道、北へ南へ、樹木との出会いが一期一会の写真になる。
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