駅ホームの赤い実はナニ?
ポトリ、ポトリ…、赤い実が駅ホームに落ちている.。球状の実、直径1㌢少し。京阪電車京津線追分駅、京都山科行き上り線。幅2㍍ほどの狭いホームは、落ちた実で足の踏み場もない。樹木の葉は垂れて、駅名板に掛かっている。赤く熟して、美味しそう。何の実だろう。
大津絵、走り餅など発祥、旧東海道の「追分」とは~と、ぶらり歩いての帰り。無人、自動改札、先頭車両あたりまで行って~である。樹木はホームの外、高さ5、6㍍、楕円形の葉先に実が鈴なりになっている。電車待ち、ホームの実を拾い、手のひらで眺めた。グミみたい、どうだろう。何かの用か、顔を見せた駅員さんに実を見せたが、わからないという。
スマホ頼み。「グミに似た赤い実はナニ」と音声入力したら出た。ナナカマド、ピラカンサなど17種類あり、写真付きの回答。どれかな、どれかなと、スクロールして8番目にヤマモモ、写真がぴったり。和名で山桃、漢名で楊梅。甘酸っぱく、生食もできて、ジャム、果実酒にもいいという。常緑高木の雌株に6、7月頃、小さな実。関東以西で自生し、暖かい高知や徳島では県木という。赤い実はナニナニと調べ抜いて、花言葉は「一途」。これまたぴったり。
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コメント
ヤマモモ(山桃)ですね。
南国宮崎ではとっくに身が落ちました。街路を汚す厄介な実ですよね。
庭木にしている家庭も結構あります。
でも、これが梅酒ならぬ、ヤマモモ酒に化けてくれる優れものでもあります。
甲種の焼酎に角砂糖と一緒に漬け込み、健康保存酒に~~
赤ん坊の小指の先ぐらいの実が多いですが、
大人の親指の先っちょほどの大振りの実をつける品種もあって、これは食べがいがあります。
かつて取材先に、このヤマモモを育てる専門農家があって、
お裾分け分けにいただき、食したのを思い出します。
投稿: s.hidaka | 2022年7月 3日 (日) 07時49分