笑ってしまう「竹島水族館」その③
竹島水族館のお魚くんには展示の昇格と降格がある。飼育員さんが、お客さんの反応をうかがって、素通りされるようだと、展示裏に水槽を降格させる。逆に人気があると、水槽が大きくなる。長年、その気持ち悪さで人気が高いウツボ軍団には、感謝状も出している。
その感謝状の文面がふるっている。~ウツボ軍団さま。あなたがたは特異まれなキモチワルサを逆手にたいへん人気があり、ここに賞賛します。これからもキモチワルサをアピールしてく下さい~。ウツボは、長いのは1㍍80㌢、鋭い歯と大きな口の海水魚だけど、細かい説明などはない。穴があったら入りたいほど褒められて、もう入っている。アナあ~。感謝状、ついつい読んでしまう。
よ~く見て、笑ってしまうのは、魚のコンクリートブロックマンション。部屋番号の居住見ると~である。上階の401デヴィ、402スカルノ、403夫人…、中階の205ぐしけん、206わじま、207ガッツ…。泳ぐデヴィ夫人はどれ、ガッツは石の中のどこ…。地元漁師さん協力して、水族館には500種4500匹。あしながカニさん、砂地に立つチンアナゴさん、ウミガメさん、動かぬカビパラさん…、読ませて、見せて、笑ってしまう水族館、ここにあった。
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