« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2022年7月

2022年7月31日 (日)

笑ってしまう「竹島水族館」その③

Img_3964 Img_3963 Img_3965 Img_3966 Img_3968 Img_3983 Img_3982 Img_3996 Img_4010 Img_4013_20220730074301  竹島水族館のお魚くんには展示の昇格と降格がある。飼育員さんが、お客さんの反応をうかがって、素通りされるようだと、展示裏に水槽を降格させる。逆に人気があると、水槽が大きくなる。長年、その気持ち悪さで人気が高いウツボ軍団には、感謝状も出している。

 

 その感謝状の文面がふるっている。~ウツボ軍団さま。あなたがたは特異まれなキモチワルサを逆手にたいへん人気があり、ここに賞賛します。これからもキモチワルサをアピールしてく下さい~。ウツボは、長いのは1㍍80㌢、鋭い歯と大きな口の海水魚だけど、細かい説明などはない。穴があったら入りたいほど褒められて、もう入っている。アナあ~。感謝状、ついつい読んでしまう。

 

 よ~く見て、笑ってしまうのは、魚のコンクリートブロックマンション。部屋番号の居住見ると~である。上階の401デヴィ、402スカルノ、403夫人…、中階の205ぐしけん、206わじま、207ガッツ…。泳ぐデヴィ夫人はどれ、ガッツは石の中のどこ…。地元漁師さん協力して、水族館には500種4500匹。あしながカニさん、砂地に立つチンアナゴさん、ウミガメさん、動かぬカビパラさん…、読ませて、見せて、笑ってしまう水族館、ここにあった。

 

| | コメント (0)

2022年7月30日 (土)

笑ってしまう「竹島水族館」その②

Img_3956Img_3954Img_3955Img_3957Img_3934Img_3994Img_3993Img_4001_20220728084701Img_4004Img_4005 Img_3976Img_3979Img_3981Img_3980 狭い、小さい水族館の中へ入った。子どもさん向けか、水槽の位置が低い。足のクサイ飼育員さんが書いた解説、やさしい。イラスト絵つき、柔らかい。水槽のお魚さん見て、解説読んで、ウーパールーパーはTVのCMで有名になったけど、本当の名前ではないそうな。

 

 本名はメキシコサラマンダー、サンショウウオの仲間で、子どもの姿のまま大人になるという。10年は生き、目、心臓、骨まで再生できるそうな。前足の指4本、後ろは5本、エラもちゃんとあってエライ!。水槽の商品名ウーパールーパーみたら、ご本人、いやご本魚からひと言。~だいたいボケーっとしていますが、色々なこと真剣に考えているんです~と。

 

 お魚さんには、お魚さんの顔があって、入り口貼り紙に深海魚か「ちなみに魚のオジサン」の写真。目がダサいような。館内でも、飼育さんは沖縄の魚・トガリエロスの別名は「ハマザキノオクサン」。それで、解説は沖縄の「浜崎の奥さん」が好きでよく食べてたと。イラストの魚が「アタシのこと?」と首をかしげる。口が大きな泳ぐがま口、角がでて、ハゲではない天狗ハギ、模様点々モヨウフグ、花が咲くようなカサゴと続いて、この項もつづく。

 

| | コメント (0)

2022年7月29日 (金)

笑ってしまう「竹島水族館」その①

Img_3924Img_4014_20220729061201  Img_3926 Img_4016 Img_3939 Img_3935 Img_3930 Img_3936 Img_3937 Img_3938_20220728070301 Img_3938Img_3931 Img_3943 Img_3944 妙なというか、変というか、小さいというか、微笑ましいというか、まずは、まあ笑ってしまう水族館である。大人500円で入れる。90歳で3周回っても疲れない。飼育員の足が臭くて、館長さんがまあ、若い。カビパラ、ウミガメ…ウーパールーパーだっている。

 

 「たけすい」こと、竹島水族館って、ご存知だろうか。潮干狩りが出来て、温室みかんが多く獲れる愛知県蒲郡市、三河湾近くにある。全国各地に数多い水族館の中で、4番目に小さいが、深海生物展示では日本一という。静岡の掛川へ行く途中、マイカー運転のUさんがブログネタになるところ~と行き先を告げず、ミステリー案内が、この竹島水族館だった。

 

 東名高速音羽蒲郡IC降りて、ちくわの豊川・豊橋、長沢、清井という二つのトンネル越えて、15分ほどだった。TVで知ったUさんも、初めてという。表玄関、古びた市場のようで、ここが水族館?と思わす。改修は何度ものようだが、昭和31年開館というから、かなりの老舗水族館である。壁に貼り紙ベタベタ…、その書き込みが「狭い、小さい」「飼育員の足がクサイ」…どんな水族館やね~と入って、フラッシュも飼育員も撮影OKという。<つづく>

 

| | コメント (0)

2022年7月28日 (木)

「だし巻けない玉子」??

Img_4143 Img_4141_20220727074901 Img_4140 Img_4124 Img_4131 Img_4134_20220727075101 Img_4135 Img_4136_20220727075101 Img_4139_20220727075001 Img_4137 地方には地方の店がある。居酒屋がある。地酒がある。これは何だ!のメニューがある。静岡の掛川へ行って、初めての居酒屋。メニューを開いて、一品料理に「だし巻けない玉子」と出ている。これは何だ!である。洒落けがある。どんなんか、気になる。つい、注文する。

 

 コロナ禍で一年、あいているが、掛川には5年は続けて来ている。夜は駅前を歩いて、いつも違う店へ行く。幹事のUさんが事前検索、今年は駅北口から徒歩3分の酒縁「すぎむら」。地酒で縁結びの店だという。静岡の銘酒・開運がおすすめだという。スマホを頼りに店看板を見つけ、4人でここや、ここやと入った。さすがお茶の掛川、緑茶で乾杯の登録店という。

 

 さて、料理は~で「だし巻けない玉子」だった。洒落ぽいメニュー気になる。点検すると「しらすまみれおろし」「牛たんの気まぐれサラダ」。どんなんだ?とみな頼んで、店員さんにおすすめは?と聞くと、地元・御前崎の造りと黒軍鶏という。軍鶏、フランスはシャモニーか。造りに飛び魚、軍鶏はポン酢皮。地元の桜海老のかき揚げ、これは一番。注目の「だし巻けない玉子」。確かに巻けてない。浮いている。負けるが勝ち、巻けない価値ありか?

 

| | コメント (0)

2022年7月27日 (水)

元カレ、AKB、天浜線、浜松佐久米駅

Img_4030_20220726075901 Img_4051 Img_4047 Img_4042 Img_4048 Img_4025_20220726080001 Img_4026 Img_4028_20220726081901 Img_4033_20220726081501 Img_4034 Img_4181_20220726082101 来た来た!元カレが来た!。天浜線の恋の着地点駅、浜名湖佐久米。なんのことか、アイドント・ノーだろうが、ちゃんとした鉄道の駅。天竜浜名湖鉄道。旧国鉄の二俣線を引き継ぎ、静岡県浜名湖の北側、67・7㌔をここはどこ?とトコトコとローカルに走っている。

 

 電車のヘッドマークが、この5月にニューシングルでリリースしたAKB48「元カレです」。電車は1時間1本の1両。東の始発駅、掛川駅から天竜川沿いの二俣駅を超えて、ここ佐久米駅へ。西の終点、湖西市新所駅まで39の駅の中で浜名湖岸に最も近い。冬は餌付けに成功してユリカモメが群れる。無人駅。駅舎は元カレポスター。電車待つ女性客が多い。

 

 駅前は国道362号を挟んで天然うなぎのお店「さくめ」。東名高速三ケ日インターおりて10分ほど。天然人気?待つ間の周辺ウオーク。坂上に禅寺・石雲寺があって、花崗岩に羅漢さん像の数々。耐える大事さ諭され、ぶらり駅舎へ行って天浜線だった。なぜか牛型トイレがある。改札なし、ホームのまん前は湖、その前は東名高速がかかっている。ホームに木札の墨字薄く一句。上句読めず、下句を活かし修作「初めての波打ち際の駅涼し」でどうかな。

 

| | コメント (0)

2022年7月26日 (火)

朝、掛川の町を歩く

Img_4144 Img_4148 Img_4149_20220725080101 Img_4147 Img_4184_20220725080501 Img_4183_20220725082301 Img_4155 Img_4163_20220725082201 Img_4161_20220725082001 Img_4177Img_4165 Img_4180_20220725080301 静岡県掛川と言えば~である。江戸から京都へ、旧東海道の真ん中あたり。町のシンボルは、掛川城。山内一豊が造った天守閣から富士山が見える。新幹線の駅があり、こだまだけが停まる。毎年にように行って、ホテルに泊まった朝、ぶらり歩いて、また見聞を広めた。

 

 新幹線が走って、町を北と南に分断している。新幹線側の駅広場、金色のモニュメンが二つ、合体という。町は一つを意味する。地下道から北へ出た広場に二宮金次郎像。薪を背負い、本を読んで歩いている。各地の小学校にある像、ここ掛川が発祥の地という。勤労、独学、困窮した農村救済…金次郎さんの教えを全国広める日本報徳社が今もお城近くにある。

 

 歩きスマホは~だが、金次郎さんの時代、禁じてない。掛川は茶の栽培に優れ、世界農業遺産認定の町。広場に看板上がる。茶色の市バス、キャラクターは、茶のみや金次郎という。のみや、のみや、茶をのみやと走る。城への道筋に故宮城まり子さん創立、障害者福祉のねむの木学園経営のお店。学校は郊外、観光客に生徒手づくり商品を販売。白壁にまり子さんと生徒で共作の絵がやさしい。一豊・馬・千代像を見て、天守見上げ、朝歩きは5千歩なり。

 

 

| | コメント (0)

2022年7月25日 (月)

天然うなぎ使用

Img_4022 Img_4020 Img_4056 Img_4057 Img_4058 Img_4055 Img_4060 Img_4021 背開きの関東ふうかな、腹開きの関西ふうかな、蒸してからかな、直に焼き上げかな…、どうだろう、どうだろう。関東と関西の真ん中、静岡県の浜松へ来れば、うなぎである。東名高速三ケ日インター降り、浜名湖が目の前のうなぎ屋さん。うな重、どう登場するのか。

 

 この時期、宿泊ゴルフで掛川へ行って、その前にいつも浜松で昼にうなぎである。マイカー運転の知人が選ぶ店へだが、今回は1軒また1軒と休業で、スマホ検索でやっとみつけた店が「さくね」だった。地名が佐久米。遠鉄のバス停、天竜浜名湖鉄道駅、公民館、禅寺がある。浜名湖岸まで100㍍。店は天然うなぎのみ使用という。待ち人多く、人気のようだ。

 

 土用のの日が近い。もう、ここしかないんだよと、順番待ちの名前を書き込んだ。待った、それはもう1時間は待って、4人席へ座って、また待った。店内、巨体お笑いタレント・石塚英彦さんが色紙に「まいうー」と書き込んでいる。待った重箱が来た、来た。蓋を開いた。腹開き、関西ふうや。天然、水槽で泥はかせ、ガスで焼き上げという。小さめ一尾の丸ごとの折り返し。皮は硬、身はあっさり、タレは控え…、天然うなぎは「さく」??。

 

 <注> うなぎ国内生産量はほとんど養殖。生産量の多いのは、①鹿児島②愛知③宮崎の順で、養殖で有名な浜名湖のある静岡は4位。(日本養鰻漁業組合調べ)

 

| | コメント (0)

2022年7月24日 (日)

ゲリラ豪雨と夕陽と虹

Img_4237 Img_4240_20220723080001 Img_4243 Img_4245 Img_4247 Img_4248 Img_4249 フロントガラスに水滴ポツリ、ポツリ…、晴れていたのにと思って間もなく、バシャバシャ…。予報にない局地的大雨、ゲリラ豪雨か。ワイパー激しくも前方の視覚は少し。車速は減速、ワイパーは急速。それなのに~である。ガラス越しに夏の夕陽。どうしてだ、なぜだ。

 

  伊勢湾岸道路、A吊り橋の向こうにA吊り橋を越え、長島スーパーランドの絶叫マシンを見て、新名神へ。鈴鹿、亀山、土山、信楽を越え、草津田上インターあたり。運転は大阪の知人Uさん、静岡掛川から2泊3日にゴルフ帰り。ずっと助手席、眠気防止の話し相手、時速は最高110㌔以内に設定の自動運転。ハンドルさばきも、プレートナンバーも4141。

 

 滝のような、バケツをひっくり返したような大雨、どれくらいだったか。台風などの1時間50㍉以上降る局地的豪雨、さらには線状降水帯など気象庁予報の大雨でない。気まぐれ積乱雲によるゲリラ雨は5、6分だったか。ワイパー合い間から降雨の勢い弱くなり、西空に沈む太陽である。走る車の中から、デジカメ1枚2枚と撮って、雨やんで、後部座席のYさんがやと。雨でにじんでいる右側ガラス越し、午後6時の虹…、ひと夏の思い出かな。

 

| | コメント (0)

2022年7月23日 (土)

新京極150年

Img_3542 Img_3546 Img_3540 Img_3538 Img_3528_20220716074601 Img_3544 Img_3527 Img_3541 京都の盛り場、新京極がことし開通150年を迎えている。明治30年代、東京浅草、大阪千日前と並ぶ日本三大盛り場の一つ。南の四条から北の三条まで500㍍。新京極商店街振興会は記念事業を展開中。ぶらり歩いて、六角公園の「ろっくんプラザ」で足がとまった。

 

 風鈴が下がったステージ隣り、公園前で、今と昔の写真展を開催していた。京都市作成の駒札があって、読んだ。かつて東京極大路と言ったいまの寺町通りの東側に新しく出来た通りなので、新京極だという。明治5年(1872)、槇村知事がお寺境内の縁日の賑わいに注目、東京遷都で衰えていた市民の士気を高めようと、お寺など整備、通りを造ったという。

 

 写真展、昭和11年当時、アーケードのない新京極が出ている。番場の忠太郎「瞼の母」の上映垂れ幕が写っている。長島茂雄が生まれ、2・26事件の年という。公園の向かいは上方落語の祖・安楽庵策伝が住職だった誓願寺。顔出し看板、いまも落語会が続く。開通150年記念で、商店街は虹色ロゴ、格子付き店名看板など新しい。いまも右見て左見て…お店が多い。どこの学校かなと修学旅行生も多い。雨降る日、一日一万歩の傘なし歩きにいい。

 

| | コメント (0)

2022年7月22日 (金)

イカ焼きいかが?

 Img_3664_20220717074801 Img_3663 Img_3659_20220717074901 Img_3658 Img_3648 Img_3650 Img_3662 Img_3660 Img_3649 いかがしまひょ?そらあ、イカ焼きでんがな。いかほどしまひょ?一個で、いかんかいなあ。いかんことおへん。味ぐあい、いかがでっしゃろ。うまいやんかあ。さすが、大阪名物のイカ焼きや。評判どおり、このうまさ、いかんせんや。納得、納得、いかにも、いかにも!。

 

 大阪の谷町六丁目、知人のSさんの落語講座へ行って、昼は梅田の阪神百貨店で、イカ焼き。天ぷら、そば、ラーメン、焼きそばなどすべて立ち食いのスナックパークは地下1階。並び一番がイカ焼き。開店10時、時間とともに列が延びる。ホンマかウソか、エチオピアのマラソン選手、イカンガーが、これはいかん!とびっくりしたとか。列はもう50㍍以上。

 

 そやけど、早い、安い、旨いと3拍子揃って、もう前へ来た。ガラス越し、バンダナ、マスクの店員さん、てきぱき動いている。玉子入りデラックスバージョンというデラバンもあるけど、浮気せずに1枚154円のイカ焼き1枚。注文したらすぐ出て、どこにするか悩むほどある立ち食い席へ運んで、味はいかが?。お好み焼きみたいに二つ折り、イカの粒々が入っている。生地がモチモチ、プリプリ、イカがコリコリ…、この味、ええ味、いかった、いかった?。

 

| | コメント (0)

2022年7月21日 (木)

植物園のシンボル、ヒマラヤスギ

Img_3463_20220715080001Img_3460 Img_3459 Img_3462_20220715075901 Img_3468_20220715080301 Img_3482 Img_3467 ともかく、まあ、どっしりしている。写真見てのとおりの存在感である。幹回りは4㍍以上、樹高は20㍍以上という。大正6年’(1917)には移入されて、樹齢100年以上という。一度みると、まあ、忘れられない。京都府立植物園のシンボル、ヒマラヤスギである。

 

 正門を入って、東側へすこし歩いて、けやき並木の南側。園内を回って、一服する植物園会館の西にドンと聳えている。通るたび、いつもつい写真を撮ってしまう。どんとした幹の樹形、根元からサボテンのように分かれて、迫力あふれる。常緑高木の針葉樹。スギの名前あるけど、マツ科だという。その証拠に電球のような大きな松ぼっこりが幾つ幾つも出来る。

 

 原産地はヒマラヤ西部からアフガニスタン東部、日本には明治初期に入ってきた。京都府立植物園は大正13年(1924)の開園。日本で一番古く、あと2年で100年になるが、ヒマラヤスギは整地の頃からあったという。第一次世界大戦、ロシア革命、渋沢栄一生誕…と同じ年である。植物園は戦後の連合軍接収を経て、昭和36年(1961)再園。いま植物は12000種12万本。その始まりのヒマラヤスギ、どっしりしているはずである。

 

| | コメント (0)

2022年7月20日 (水)

まだ続く朝の顔づくり

Img_1872 Img_2360 Img_1912 Img_2060 Img_2123 Img_2244 Img_2419 Img_2617 Img_2675 Img_3394 Img_3293_20220715114401 Img_2978_20220715114801 Img_3152 Img_2765 Img_3248 Img_3118 Img_3409  まだ続いている?ってですか。ええ、まあ、続いているんです。朝起きて、冷蔵庫から買い置きサラダ出して、古くないサラの皿に、ぶどうや、玉子を並べて、目鼻口の朝の顔づくり。飽きもせず、まだやっています。顔、少しは進化したかって?。まあ、同じことです。

 

 もうどれくらい続いている?ってですか。出来不出来は兎も角、顔つくったら、デジカメで写真撮っています。それパソコンで保存していますので、点検したら梅が咲き出したころから、もう半年にも~です。根気強い?ってですか。このブログも毎日更新して、もう15年近くですが、継続だけが、取柄みたいなところがあって。♪~一度決めたあら~♪ですたい。

 

 お尋ねの進化ですが、最初にお答えしたように変わらじのブルースです。それでも、毎日なんだし、どこかに変化があるのでは?ってですか。そう言われば、団子鼻に鼻筋を通らせたり、ちょび髭を加えたり…ですかねえ。よく、飼い犬は飼い主に似てくるって、言われますが、写真撮っていて、ときどき、この垂れ目、この鼻、この口…う~んと、思うことあります。頭髪ない?ってですか。それ嫌味ですか。若いとき消えてしもうて、しょうおまへん。

 

| | コメント (0)

2022年7月19日 (火)

染色大作の祇園祭図二つ

Img_3326 Img_3327 Img_3339 Img_3340 Img_3343 Img_3345_20220713084001 Img_3329 Img_3336 Img_3335 Img_3334 Img_3333 Img_3332 Img_3349 祇園祭の絵は数々あれど、これほどの大作は~である。故皆川泰蔵さんの「祇園祭山鉾巡行図」と井隼慶人さんの「祇園祭」。京都経済センター2階の壁面に展示してある。お二人は染色工芸の大御所。着倒れの町・京都を象徴する祇園祭の染色作品、初めて見た。

 

 京都経済センターは元京都産業会館。京都御所近くにあった京都商工会議所が老朽化、引っ越してきて新ビルに。京都のオフィス街、四条烏丸西、呉服の室町東にある。1階書店など、2階ポケモンセンターなどあって、表通りからESで2階フロア―へぶらり入って、お二人の作品に出会った。皆川さんは縦に高く、井隼さんは横に長く、まあ、大きい、大きい。

 

 お二人の作品、どう紹介したらいいのだろう。ともに京都市美の出身、先輩と後輩。皆川さんは確か函谷鉾か、梟を見送りに描いている。ろうけつ染め、風景の抽象化が巧み。展示の山鉾巡行図、お稚児さん、山と鉾…、縦画面一杯、ホコホコと出て来る。横幅6㍍の井隼作品、デザインの大胆さ、このうえない。鯉、蟷螂、長刀注連縄切り…絵に仕切りがない。ごちゃ混ぜが楽しい。山鉾の町の中心展示、染色作品の魅力と存在感を互いに示している。

 

 ※ 皆川泰蔵、1917年京都生まれ、日展特選、評議員。87歳没。 ※ 井隼慶人、1941年京都生まれ。日展工芸作家。特選など多数。

 

| | コメント (0)

2022年7月18日 (月)

猛暑、心頭滅却~の庭へ

Img_2868Img_2873Img_2876Img_2864Img_2934_20220709075301Img_2938Img_2906Img_2932Img_2927   口を開けば、暑い、暑い。そうや、心頭滅却すれば~と建仁寺へ行った。いつも境内を歩き抜けているが、拝観料600円の本坊へ入った。開基栄西師の教えは「大哉心乎」。~大いなる哉、心や~。ここにいるだけで、心静かに自らと向き合える。そうや、この境地や。

 

  祇園花見小路の南、JAの場外馬券場が近い。喧騒と静寂の静寂がここに在る。開山は「えいさい」でも「ようさい」でも良しの栄西禅師。岡山備中の人、中国の宋へ2度渡り、日本に禅を伝え、茶種も持ち帰った。茶祖ともいう。お金を出した開基は源頼朝の息子、頼家。創建は鎌倉時代の建仁2年(1202)。寺名は年号そのままという。シンプルイズベスト。

 

 俵屋宗達の風神雷神、海北友松の雲竜図、元総理の細川護熙氏の襖絵もだけど、観光ではない。心と向き合う入坊は、方丈前に広がる枯山水の庭。ロトはどうや、晩飯はなにや、今度のゴルフはどうや~あれこれ有の心をすべて無にして、白砂と岩だけの庭を見続けた。5分、10分、15分…、う~ん、やっぱり蒸し暑い。解脱は遠い。庭はまだあった。宇宙の根源を示す形態〇△▢之庭へ。「大哉心乎」の心を求め庭から庭へ、にわかには~だった。

 

| | コメント (0)

2022年7月17日 (日)

はたごやの「はたゴーヤ」

Img_3391 Img_3389 Img_3390_20220711200501  Img_3113 Img_3114  居酒屋「酒・膳はたごや」へ行って、夏向け新メニューに「はたゴーヤ」と出ている。ダジャレ好き、加えてゴーヤ好き。見事に韻を踏んでいる。店前メニュー案内見て、これこれ!と決めて、はたごやへ入店した。一夜、二夜、三夜、四夜、五夜のゴーヤ。十五夜はまだ先?。

 

 JR山科駅前、お店はロータリー2階。はたごやの「はたゴーヤ」はどう出て来るのだろう。仕切りのある4人か、6人座れる個室で待った。4人懇親会なので、初夏の味わいディナーフェアに載っているメニュー、ぜんぶ注文した。蛸ねばねば漬け、枝豆コロッケ、桜ソーメンサラダ…、注目の「はたゴーヤ」は、最後に出た。長くてイボイボ、これゴーヤ。

 

 ゴーヤ料理は海ぶどうと並ぶ沖縄名物。あの苦味がいい。水分も多いが、ビタミンC多く、夏バテ防止にも、高血圧対策にもいいという。レシピも多彩だけど、卵と豆腐を混ぜたチャンプルがいい。はたごやの夏名物「はたゴーヤ」は甘辛の肉味噌とゴーヤの苦味のブレンド。ゴーヤを横長半分に切り蓋をしている。肉味噌付きゴーヤを食べて、残ったゴーヤの蓋は、もう一度出直して、二度目は天ぷらの味わい。はたごやの「はたゴーヤ」、ダジャレ味がうまい。

 

 

| | コメント (0)

2022年7月16日 (土)

「ラーメンの日」

Img_3305 Img_3296_20220712075301 Img_3312 Img_3308 Img_3306  毎日毎日、今日は何の日?である。「ラーメンの日」って、ご存知だろうか。7月11日だという。何でだろう。そう決めた社団法人日本ラーメン協会によると、「7」はスープをすくうレンゲ、「11」はお箸だという。それに水戸黄門さんが関係するという。何でかな。

 

 自民党が大勝した参院選の翌日が7月11日だった。朝方、NHKラジオ深夜便を聴いていた。番組内容、いつも異なり、音楽の合い間に比例区の当選者名、それと担当アナの一口話で繋いでいて、今日はラーメンの日です~だった。光圀の黄門さん、外国文化に通じ、日本人で初めて中国の麺を食べて、誕生日が7月11日だからなどと話す。裏付けありだった。

 

 その、ラーメンの日、行った。京都山科の国道1号沿い、平行する新幹線ガード下の「ラーメン天」。自宅から歩いて10分。あっさり系の醤油ラーメン、深夜午前2時までの営業、流行っている。20㍍はありそうな長いカウンター、餃子つきラーメンライス、Bセットにした。ラーメンの日、なんかサービス?。キムチ食べ放題かな。ライス少な目でしてラーメンライス。「7」のレンゲ、「11」の箸、記念日写真を撮った。黄門さん、水戸納豆の日は何時ですか?。

 

| | コメント (0)

2022年7月15日 (金)

平日昼下がり、夏の植物園

Img_3421 Img_3414 Img_3420 Img_3426_20220714075401 Img_3422_20220714075401 Img_3430_20220714075501 Img_3436 Img_3431_20220714075501 Img_3452_20220714075801 Img_3437 Img_3444_20220714075501 Img_3449 Img_3455 Img_3475_20220714080001 Img_3489 Img_3493 Img_3491 Img_3497 Img_3504  夏だ、ゴッホだ、ひまわりだ~と植物園へ行った。早い夏、長そうな夏、また暑そうな夏…、平日の昼下がり、7月になって初めて、いつもの北山門から入った。大きな花、赤だ、ピンクだ、白だ、タイタンピカスだ。これも、あれもと写真撮り、花の輪は顔より大きい。

 

 タイタンピカスとは何者だろう。アメリカンフヨウとモミジアオイの交配、宿根草、草丈2㍍の一日花という。9月ごろまで、一シーズンに200回も咲き落ちるらしい。沖縄の花、ハイビスカスも一回り小さいが、一日花でよく似ている。あまりみない黄色、いい色で咲いている。ヤマユリは顔を下に角を伸ばす。鬼ユリと黄金ユリ、ローアングルがいいなあ。

 

 メタセコイアの大木の向こうに梅林、苔の斜面…緑がいいなあ。大きなハス池、朝咲いて萎んだ白いハスが蝋燭のよう。重さ10貫目ユウガオ、長さ3㍍のヘチマ。町歩きで見る紫の花は、ムラサキクンシラン。その名、知らんかったと見て回って、夏だ、ゴッホだ、ひまわりだ。朝は東、夕方は西と太陽を追いかけている。ここで、高浜虚子がゴッホで詠んだ一句。「向日葵が すきで狂ひて 死にし画家」。今は夏だ、サマーだ、ここは…植物園だ。

 

| | コメント (0)

2022年7月14日 (木)

美しき哉、京会席ランチ

Img_3054Img_3083Img_3059Img_3058Img_3060Img_3062 Img_3064Img_3066Img_3077Img_3068Img_3074Img_3075Img_3086 この美しさ、この涼しさ、なんとしよう。見てようか、食べようか。先付、お椀、造り、八寸、焼き物、炊き合わせ、水物、つまりデザート…。京料理、会席料理の極地の如く、一品また一品である。デジカメにおさめ、やはり食べなければと食べて、爽やかな味が届いた。

 

 高さ60㍍のホテルオークラ京都。長州藩邸跡、いつも見上げるばかりだが、何年ぶりか、食事に入った。ホテルが直営する6階の京料理「入舟」。ホテル東を流れる高瀬川の舟入りから名付く。入り口、料理長の写真、出てきた献立表に名前がある。臼井大輔さん、その腕は名前が通っているらしい。窓際テーブル席の前に枯山水の庭、遠くに東山連峰が見える。

 

 窓の向こうは気温30度オーバー、内側は25度ほどか、静寂…。気分は避暑兼ねた今夏一番の贅沢ランチ。先付、とうもろこし豆腐にホタテ、雲丹、花穂に山葵…この彩りの組み合わせが心憎い。お椀に鱧葛の叩き。京の夏、祇園祭りは鱧祭り。八寸に鱧焼き、鱧寿司…、この美味さに鱧ちゃいそう?。琵琶湖の鮎塩焼き、丸ごとどうぞという。川海老、合鴨ロース、冬瓜、万願寺とうがらし…、窓ごしに見る澄んだ青い空…、美と美の競演ここにあり。

 

| | コメント (1)

2022年7月13日 (水)

祇園祭り鉾建てを見る

Img_3325_20220712111501 Img_3365 Img_3367 Img_3342 Img_3374_20220712111901 Img_3375 Img_3376 Img_3378_20220712112001 Img_3382 Img_3384 建ってから見るか、建つ前に見るか~で、建ちあがる途中を見た。祇園祭り、3年ぶりの山鉾巡行。重さ10㌧、高さ25㍍、釘使わず、縄がらみの鉾建てである。鉾の辻という四条烏丸界わい、昼からぶらり歩いて、見て回った。長刀鉾、月鉾、鶏鉾、函谷鉾、菊水鉾…。

 

 鉾が立ち上がって、曳き初めまでは3日間。参院選すんだ翌日、鉾建ての2日目。自宅の山科から乗ったバスが四条烏丸行き。JR東海、~そうだ、鉾建てを見にいこう~。バス降りて、京都経済センター。四条通り向かい側に函谷鉾、西側に月鉾がすぐそこ。もう縄をしっかり結んで、真木は鉾頭を光らせて高く高くである。デジカメ撮り、1歩も2歩も下がって…。

 

 京商が建てた新しい京都経済センター2階へ。壁面に染色の故皆川泰蔵さんの大作、祇園祭り山鉾巡行図。船鉾も鯉山も…前祭りも後祭りも揃っている。一人で見て、なんか得して気分で、四条通りを渡って、室町通りへ。通行止め、菊水鉾の鉾建て最中。長寿の菊水井が謂れの鉾という。高くそびえる前の真木が横倒し、先っぽに金色の菊の花の鉾頭が目と鼻の先。ズームは不要、今、今、この場面!と撮った。これぞ、鉾が立ちあがる途中だった。

 

| | コメント (0)

2022年7月12日 (火)

鴨川歩き、これナニ?の樹木

Img_2836 Img_2835 Img_2837 Img_2834 Img_2832 Img_2789_20220708075601 Img_2788 Img_2787 Img_2784 Img_2782_20220708075201 花穂というのか、花序というのか、葉枝から尾っぽのような花が伸びている。見上げると。幾つも幾つも、樹木全体から出ている。調べると、中国原産のハゼの木で、ナンキンハゼという。落葉高木、秋は丸い葉が紅葉して美しく、夏は花が長く咲いて、これナニ?と驚かす。

 

 いつもの鴨川遊歩道歩き。春夏秋冬、いろんな樹木に出会う。春は枝垂れたサクラ、秋は真っ赤なイロハモミジがいい。鴨川の樹木で検索すると、河川敷に141種5400本と出た。そのうち1100本はサクラというけど、ケヤキもエノキも多く、そうはないナンキンハゼもそのうち一本である。鴨川左岸、御池大橋から下流へ歩いて、初めての対面だった。

 

 これナニ?はもう1本。同じ鴨川の左岸河川敷、五条大橋の北側だった。ずっと西南に京都タワーが視覚に入るあたり。シダレヤナギなんだけど、幹全体に枯れ葉が巻き付いている。何の葉だろう。つるの蔦だろうか。別れる、別れない~湯島天神のお蔦?。ここは京都に鴨川どす。しだれる緑のヤナギと茶けた枯れ葉…、この色合いの妙はがいい。梅雨が早くあけ、長い夏が始まった鴨川歩き。緑陰の道、北へ南へ、樹木との出会いが一期一会の写真になる。

 

 

| | コメント (0)

2022年7月11日 (月)

歩いて発見、ことばの色々

Img_3092 Img_2124 Img_1409 Img_1568 Img_3010 Img_3017 Img_3088 Img_1855_20220707092501 Img_1856_20220707092601 Img_2795 Img_2439 Img_2823 Img_1711 Img_1352 ポスターの誘いキャッチ、心憎い。京の夏の旅は「いざ、」。ことしは刀剣展案内へ。東京・根津美術館は国宝の書展。「よめないけど、いいね」。寝ずにいこう?。日々、ぶらり歩いて、出会ったポスターなど「ことば」の様々、写真撮って収集、ちょっと紹介したくなった。

 

 大津の柳ヶ崎、琵琶湖岸に「やっほ~」の看板。琵琶湖汽船の船着き場。遠くに船が見える。京都の四条通り、証券会社が相場案内で「株恋場」。歌舞伎が恋しい。株とかぶっている。大津市の成安造形大学へ行って、学内展は応挙など復元画の制作「うつしの魅力」。学食は「コトコト食堂」。湖都で煮炊きの音と掛け合わせ。ことばは、時所のTPOを思う。

 

 京都駅正面西側、「昼ごはん、どうする?。」「帰りに寄ってね。」。「なんか、食べて帰ろう!」。わかりやすいキャッチなら河原町通りで「そろそろ歌わへん!」と脱コロナのカラオケ。店名なら手羽先で「山ちゃん」、昼のみ居酒屋で「へそ」。まぐろで「すしざんまい」。漢字一字で「鱧」「椋」「錺」。読めるかな、書けるかな。「はも」「むく」「かざり」。山科の書店の看板はひらがな書で「ほん」。ほんにわかりやすい。歩きの言葉発見、これまた楽し。

 

 

 

| | コメント (0)

2022年7月10日 (日)

スペインの画家・フェルナンデス展

Img_2690 Img_2748 Img_2715 Img_2708 Img_2735 Img_2701_20220706073101 Img_2744 Img_2699 Img_2720Img_2746_20220706072901 伝統と現実を混ぜて、未来を見つめる絵画という。写真のようで、写真を超えた絵画という。スペイン・マドリッド生まれ、フェルナンデスさん。52歳。スペインリアリズムをけん引、世界が注目するするアーティストという。万能多彩…母国の先輩、ピカソにも通じる。

 

 鴨川沿いの川端通り七条上ル「ギャルリーためなが」である。パリ、銀座、大阪に次いで、京都に回廊して1年3か月。ぶら歩きコース、いまはどんな展示かなあ~とよく通る。老舗の酒樽会社を活かした画廊、趣きがある。表のガラス面、美しい外国人女性の大きな顔が通り側を見ている。写真みたいやなあ~と入り、フェルナンデスさんのリアリズム絵画だった。

 

 女性の顔は夢から覚めたアリスだという。不思議の国のアリス?そうでありす?。、隣りの絵にウサギ、ランプ、間違いない。広い画廊、1階から2階へ、いつも通り写真撮って見て回った。宇宙飛行士、紙幣の折り紙、象、ラジオ受信機、骸骨…、画面構成と絵の精緻さ…見惚れる。彼の才に早くから惚れ込んだオーナー為永清嗣さんのあいさつ文、フェルナンデスさんのアトリエ写真、1千万、8百万と印された値段…、感じること、あれもこれも。

 

 ※ フェルナンデス展は7月18日まで。

 

| | コメント (0)

2022年7月 9日 (土)

バス道のアマガエル

Img_2770 Img_2772_20220705071401 Img_2776 Img_2775Img_2985_20220709062101 078df367f924095705d5148ea0794d97-1 ぴょこん、ぴょこん…、小さなカエルが跳んでいる。黄緑色の背中、お腹は白い、とび出た黒い目…親指ぐらい。雨降る日、アマガエル。子どもかな。真上からデジカメで狙うと、ぴょこんと跳んで、ピンとがあわない。カエルさん、どこへ行くのだろう。帰るのかな?。

 

 自宅から出て、いつものバス停。真ん前に田んぼがある京阪バスの清水焼団地・川田停留所。山科駅へ29番、四条河原町へ84番、京都駅八条口へ311番。出たとこ勝負、いや来たとこ勝負で、まあ、なんでも乗る。内蔵助ご縁の大石街道、何番かなあ~とバス来る先を眺めて、足元にアマガエルである。田んぼにオタマジャクシがいる。足と手か出たようだ。

 

 田んぼの稲、見るたびに伸びている。どう出てくるのか、オタマジャクシも泳ぐ。バス待つ間、一年また一年を思う。バス道へ出てきたアマガエル、小さいのによく跳ぶ。前足4本、後ろ足5本、指先は吸盤。ひと跳び20㌢で、何度も何度も跳ぶ。小野道風は柳の下のカエルでジャンプするカエル。ここは車が通る公道。デジカメで追いかけながら、道路の横断、危ない危ない、早く早く…と見た。やっと、垣根へ。あっ、バスが来た。しっかり生きや。

 

| | コメント (1)

2022年7月 8日 (金)

赤い靴

Img_2757 Img_2759_20220704082601 Img_2762 Img_2758_20220704082801 Img_2761_20220704082601 Img_2760 Img_2781_20220704082901 Img_2780_20220704082901 片足、赤い靴が落ちている。どうしてだろう。♪~横浜から異人さんに連れられて、いっちゃた~♪。赤い靴はいていた女の子か。マラソン・谷口浩美さん、バルセロナ五輪8位の名言。「脱げちゃった!」か。靴は好記録の出るナイキ製厚底の左足。なぜ、片足だろう。

 

 暑くても影を慕いて一日一万歩。帰りに乗る京阪五条バス停まで来た。万歩計、まだ千歩足りない。鴨川五条大橋へ戻って、不足分ホロー。川端通り沿い遊歩道を北へ歩いていて、だった。緑陰の道、旧市電の敷石道に赤い靴、一足でなく片方である。回りを見たが、相方の右側は見つからない。まっさらではないが、そう古くはない。紐もしっかり結んである。

 

 忘れものか、落とし物か、定義はややこしいが、落とし物だろう。忘れ物のランク1位は傘、落とし物は財布だという。お金はお足という。毎日歩いて、今はマスクがよく落ちている。財布のお足は見たことがない。マスクが白ばかり、これは赤い靴のお足である。赤い糸?の靴紐で結ばれているのに、相方がいない。拾いあげて、目立つように道の縁に置いて、引き返しバス停へ戻った。気になって、翌日見に行ったが、靴はない。赤い糸、結ばれ、揃ったのだろうか。

 

 

 

| | コメント (0)

2022年7月 7日 (木)

磨崖仏は、お堂の中

Img_2261Img_2260Img_2325Img_2326_20220703095001Img_2324Img_2323Img_2322_20220703094401Img_2327 お堂の中、どんな磨崖仏だろう。何度か通った小関越えの入り口に建つ寂光寺である。拝観予約して、初めて行った。いつも閉まるお堂の扉が予約で開いている。ワクワクして覗いて、仏壇の後ろに磨崖仏だった。真ん前に阿弥陀さま、回りに大中小の彫り仏である。

 

 拝観代500円、仏壇の前へ進んで、ご住職から1対1の解説、ありがたい。お顔の優しい阿弥陀如来の右側は観音菩薩、勢至菩薩、釈迦菩薩。左側は頭がツルリ、美空ひばりが歌う♪~これこれ、石の地蔵さん~♪。ふつうは阿弥陀三尊像だけど、変則の五体像。さらに上に下に小さな仏像、計15体。ぜんぶが一つの花崗岩の中という。

 

 花崗岩は、高さ2・78㍍、横5.66㍍。お堂の外へでて見たが、後ろの岩はお堂からはみ出ている。元は露仏で、堂の中でなかった。阿弥陀像に延応2年の年号あり、鎌倉時代からで、時代とともに仏さんが追加彫りされたらしいという。小関越えはかつて東海道の間道、ここで弁当の旅人多く、いつかお堂が出来、山田堂、観音堂と言われ、現在の日蓮宗寂光寺に至るという。お堂の中の磨崖仏の数々、時空をこえて、堂々と?見えた。

 

 ※ 磨崖仏の寺・寂光寺は大津市藤尾奥町。拝観予約はネットか、電話で077(536)5090へ。

 

| | コメント (0)

2022年7月 6日 (水)

トンネル壁画

Img_2230 Img_2347 Img_2211 Img_2216 Img_2221 Img_2215 Img_2213 Img_2226 Img_2217 Img_2210_20220628081401 Img_2229 ハムを監督するビック鯛?の絵が、派手で面白い。ウロコはカラーバージョン、采配は眼からウロコ?。大きな背中に孤島、椰子の実一つ。どこに流れつくのか。空には三日月、いま滋賀県で知事選。食べたイカを吐き出し、イカようにも…。この壁画、どう鯛???。

 

 京阪電車京津線の追分駅。江戸の頃、道中で旅人に大津津を売ったあたり。ホームに藤娘、鬼の念仏が展示してある。鯛などの壁画は、京都山科行き、びわ湖大津行き線路の地下道。国道1号側と地元学区を行き来するトンネル内である。長さ30㍍、蛍光灯だけで薄暗いが絵が明るさをカバー。旧東海道の追分とは~とぶらり行って、トンネル壁画通り抜けだった。

 

 壁画にテーマ、作者名がある。大津行き側下は「水のおと」。ここに鯛がいる。茹でた親子蛸もいる。口はCD。作者名は69人。山科行き側は「夏の思い出」。64人の名前がある。カブト、トンボに魚釣り。夫婦の棹がしなって、妻が夫に「オットット、オットット」?。絵の監修は前衛作家で著名な故元永定正さん。大津街道壁画プロジェクトで制作、2002年という。もう20年前。桜マストの汽船、太陽サンサン、蟹さんが出て来て、こんにちわ?。

 

| | コメント (0)

2022年7月 5日 (火)

刀傷は池田屋事件?。

Img_2388 Img_2382 Img_2380_20220629075801 Img_2381 Img_2383 Img_2384 Img_2374 Img_2367 Img_2364_20220629080201  そうか、これねえ、そうかなあ、う~ん、そうなんや。三条大橋の欄干擬宝珠についている刀傷跡は、池田屋事件の斬りあい跡という。地元の商店街が「そうではないかと言われています」と案内板を出している。行くも帰るも出歩いて渡るたび、傷跡をつい、見てしまう。

 

 元治元年(1864)旧暦6月5日、祇園祭宵々山の夜だった。三条大橋から西へ150㍍、旅籠池田屋で長州藩士ら20人が倒幕の密議中、情報を知った新選組・近藤勇隊長ら10人が急襲した。今から156年前である。暇な出歩き、この間、デジカメ持参で現場検証してみた。刀傷らしき跡は、三条大橋西詰から二つ目の擬宝珠、北側と南側の二カ所である。

 

 どちらも傷跡は背の高さ。南側は擦ったような木の葉もようの中に二筋。比叡山が見える北側は傷跡が鋭い。厚みある銅製の擬宝珠。専門家は刀でないと、これだけの傷跡はつかないという。池田屋事件来、三条大橋で事件はない。池田屋からの距離、追いつ追われつなら、この辺りまでは当然とも…。だとすれば、本物の刀傷。あとは近藤勇愛用、虎徹の刀傷か、それとも沖田総司か、長州藩士か~である。近づいて、歴史の深い傷跡、しっかり触った。

 

 ※ 池田屋跡はいま、東映太秦映画村協力の看板がある居酒屋、史蹟碑もある。 ※ 地元商店街は毎年、事件のあった7月15日、敵も味方も国を思った人たちと祭壇を設け、供養している。 ※ 三条小橋は秀吉時代以来で欄干が朽ちており、京都市は工費4億円で2年後に全面改修する。歴史の擬宝珠はそのまま残すという。

 

| | コメント (0)

2022年7月 4日 (月)

「たんとと定食」

Img_2456 Img_2457 Img_2462 Img_2473 Img_2465 Img_2466_20220702073401 Img_2467 Img_2464  やっぱり、というか、あの洒落ぽい「たんとと」が気になり、行って、入って、食べた。京都駅前、ヨドバシ6階レストラン街の炭火「和くら」名物メニュー、たんとと定食である。牛たんと魚のととで「たんとと」。おふくろさんが~たんとおあがり~と言っているような。

 

 台湾小籠包のお隣、とんかつ薩摩のお向かい。ヨドバシレストラン街、1週間前に久々行ったおりは、長良川の稚鮎3尾と季節野菜とそばに目がくらんで、気にしつつだった「たんとと」である。地下1階ではがき印刷用紙買って、今度はまっすぐ行った。炭火焼き、ガラス越しに見える化。年輩の店員さんは、ととさんだろうか、魚のととを炭火で焼いている。

 

 注文したととは、とろ鯖焼きと、とと相方で仙台仕入れの牛たん。100円追加して、老化防止と記憶力アップに良い山芋とろろ。お隣さんはトトロ?。ご飯と味噌汁、お漬物、牛たんと魚のとと。変わりべんたんで、たんとたんと食べた。たんとは、京都弁でぎょうさん、ようさんとも言う。ネットで語源を調べると、イタリア語などに加え、信長時代のポルトガル語からだとも。マント、ホント、タントがそうで、みんな語尾にトト…、ホントかなあ。

 

| | コメント (0)

2022年7月 3日 (日)

駅ホームの赤い実はナニ?

Img_2236Img_2352Img_2234Img_2356Img_2350Img_2232Img_2355  ポトリ、ポトリ…、赤い実が駅ホームに落ちている.。球状の実、直径1㌢少し。京阪電車京津線追分駅、京都山科行き上り線。幅2㍍ほどの狭いホームは、落ちた実で足の踏み場もない。樹木の葉は垂れて、駅名板に掛かっている。赤く熟して、美味しそう。何の実だろう。

 

 大津絵、走り餅など発祥、旧東海道の「追分」とは~と、ぶらり歩いての帰り。無人、自動改札、先頭車両あたりまで行って~である。樹木はホームの外、高さ5、6㍍、楕円形の葉先に実が鈴なりになっている。電車待ち、ホームの実を拾い、手のひらで眺めた。グミみたい、どうだろう。何かの用か、顔を見せた駅員さんに実を見せたが、わからないという。

 

 スマホ頼み。「グミに似た赤い実はナニ」と音声入力したら出た。ナナカマド、ピラカンサなど17種類あり、写真付きの回答。どれかな、どれかなと、スクロールして8番目にヤマモモ、写真がぴったり。和名で山桃、漢名で楊梅。甘酸っぱく、生食もできて、ジャム、果実酒にもいいという。常緑高木の雌株に6、7月頃、小さな実。関東以西で自生し、暖かい高知や徳島では県木という。赤い実はナニナニと調べ抜いて、花言葉は「一途」。これまたぴったり。

 

| | コメント (1)

2022年7月 2日 (土)

猛暑の町を歩く

Img_2581 Img_2578 Img_2516 Img_2514Img_2614 Img_2586Img_2525Img_2496 Img_2593_20220701074901Img_2590Img_2604Img_2589_20220701074901Img_2504 ♪~月が出た、出た…月が出た~♪ではなくて、夏雲が出た。三池炭鉱でなく、京都の東山から白い白い、入道雲が出た。あんまり、暑いので、ムクムクと出てきた。~サノヨイヨイ~である。梅雨明け最速最短の猛暑また猛暑がつづく。気温35度越えの歩き、町へ出た。

 

 外出は控えめに~と言われても、宮沢賢治は負けない。1日1万歩、狭い家の中行ったり来たり、万歩計で2千歩ほど稼いで、帽子、タオル、ペットポトル…デジカメを持って出た。用意ヨイヨイも、暑すぎる。動物園のカバ。水中からアゴを出している。水が熱く、カバーしきれない?。穴から出た穴熊、外でぐったり熟睡。鴨川歩道の鳩さん、木陰から動かない。

 

 散水、噴水…、水が恋しい。節電…わかるが、冷房は神サマ仏サマ。かき氷、ちゃんぽんは冷めたいのが嬉しい。歩くのは緑陰、ソッとよぎる風がありがたい。酸いか甘いか、やっぱり西瓜は甘い。夏祭りポスターは金魚のランチュウ、ヒラヒラ尾っぽ…ひらにご容赦。携帯扇風機、サンダル、晴雨兼用の傘、浮袋…。町中歩いて、ピーポー、ピーポーの音がする。熱中症搬送。音聞いて水分補給…。気温37度の町、昼間はご用心、無理したらアカンぜよ。

 

| | コメント (0)

2022年7月 1日 (金)

レストラン街を彷徨って

Img_2090 Img_2091 Img_2092 Img_2093_20220627073301 Img_2099 Img_2102 Img_2083 Img_2084 Img_2078_20220627072101 Img_2067 どこにしよう、なににしよう~犬ではないけど、3度回ってワン!と入った。もう3、4年は行っていない京都駅前ヨドバシカメラ6階のレストラン街である。10店舗以上、もう半数近く変わっている。ハンバーグ、焼肉、とんかつ、ラーメン、小籠包、パスタ……。

 

 どの店舗もキャッチが優れている。だから迷ってしまう。牛たんと魚(とと)両方楽しむ「たんとと定食」、メニュー名が面白い。オットットと入りそう。暑い昼に、ひんやり冷やし中華…、いいなあ。モチモチ食感が長持ち…洒落が効いている。欲張り定食、パンお代わり自由ときて、チャンチ。三波春夫、小皿たたいて、チャンチキおけさでなく、韓国料理である。

 

 まあ、しかし、カロリー控えめがいい。魚料理がいい。3度回って、最初から気にしていた稚鮎と季節野菜の天ざるそば、やっぱり、これにしよう。とろ麦屋さんの、初夏の特別メニュー。稚鮎は3尾、岐阜の長良川産という。名前書いて、待って、入った奥の席。値段1400円で出てきた。稚鮎、苦味がいい。南瓜、しし唐宇、茄子と薮ぞば。人生修行の書き込み茶碗は苦しい時も、言いたい時も…ある。それで言いたい。そば湯が出ないなんて?。

 

| | コメント (0)

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »