新発見!蕪村の「奥の細道図巻」
ぶらり、日々の歩きで、京博に入ったら、新聞にでていた「新発見!蕪村の<奥の細道図巻>」初公開中という。熱中症、水分補給を意識して自宅を出て、これもまあ、歩きの新発見である。次の特別展開催までのつなぎの特集展示とはいえ、ええがな、ええがな~と見た。
京博特別展、この前は「最澄と天台宗のすべて」、次は河内長野の「観心寺と金剛寺」。この合間は、京博が所蔵品を工夫して見せる特集展示と庭園鑑賞である。この合間に行くのが好きで、ロダン前噴水ベンチ、木陰で一服と文庫本読みしている。真夏日、避暑を兼ねてぶらり入って、芭蕉さんと蕪村さん、新発見の初公開である。幸運、なんとなんと~だった。
展示会場の平成知新館2階へまっすぐ行った。芭蕉を敬愛、追いかけみたいな与謝野蕪村さん。芭蕉が辿った東北、北陸へも行き、芭蕉の~月日は百代の過客にして~の奥の細道を何度も書写して、蕪村さん得意の絵を添えている。図巻は多くあり、京博調べで、新発見はその最古もんという。個人が所蔵して、京博へ持ち込んで、わかった。図巻の長さは18㍍、蕪村の筆跡、ほんわかした絵…、曾良を伴う芭蕉旅立ち、ほな、そら行こか!と始まっていた?。
※ 特集展示は7月18日まで。 ※ 芭蕉(1644-94)蕪村(1716-83) ※ 芭蕉奥の細道刊行からことし320年。
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