おりんの音色


お椀のような金の仏具道具「おりん」、どんな音色だろう。りん棒の先をつまんで、フチをそっと叩いた。「リ~ン」「リ~ン」「リリ~ン」…澄みわたる響き、余韻が深い。ご先祖さまへ届いたか、心の邪気は払えたか。スズムシは?フィンガー5?は、どうしているだろう。
あてもない一日一万目標のぶら歩き。碁盤目の京都市内、五条から北へ、西へ~曲がり歩いて、浄土真宗十派の一つ、仏光寺本山だった。境内、大銀杏のそばの売店奥の部屋におりんが並んでいた。小さいの、大きいの、風鈴みたいに吊るされたの。おりんづくりの材料、工程説明の展示も。売店では音を聞く新商品「Lie―ne」風鈴「len」も出ていた。
鳴物神仏具をつくる宇治市、南條工房の特別展示。創業190年、社長7代目、国内で数少ない工房という。伝統の職人技と新しい智恵、今は銅に錫を多く使う佐波理という銅合金で、いい音を響かせ、祇園祭りの囃子鉦も制作という。日々の暮らし、澄んだ音を自由に楽しみ、豊かな時を~との説明がある。もう一度、りん棒を持った。整列したおりん、順番に♪~リンリンリリン、リンリンリリン~♪。恋のダイヤル6700はフィンガー5!ハロー。
※ 仏光寺内展示は5月末まで。28日は南條社長の説明会がある。仏光寺本山は、高倉通り仏光寺下ル。
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