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2021年6月

2021年6月30日 (水)

時計屋さんの3役揃い踏み

 Img_5970 Img_5969 Img_5968 なんと愛らしいキャラクター時計だろう。右から変身のウルトラマン、真ん中はポケモン一番人気のピカチュウ、左は耳に赤いリボンのハローキテイちゃん。下町の時計屋さんウインドウ。大相撲千秋楽の三役揃い踏みの如く並んでいる。可愛くて眼も足もとまった。ちょっとタイム!。

 

 京阪バスの馬町停留所を降りて、歩きの始まり。東大路通りまでは緩やかな下り坂である。小学校区でいえば、修道学区。近くには京女学園の寮、少し離れて陶芸家の河井寛次郎記念館、もう少し離れると五条坂、大谷本廟、清水寺である。「京都に空襲なかった」と言われるが、昭和20年1月16日深夜、辺りの住宅街は西陣と一緒で、爆撃を受けている。

 

 その馬町空襲から75年、その時を思い出せない町並みが続く。饅頭屋さん、写真屋さん、花屋さん、お好み屋さん、そして時計屋さんである。ウインドウの真ん中、通り過ぎるおり、つい見てしまう。うさぎのキテイちゃんは、犬のスヌーピーと並ぶサンリオの横綱グッズ、ピカチュウはポケモン発見ではお宝、ウルトラマンはM78星雲・光の国からきた英雄…、みんな目覚まし時計でかっこいい。リンリンリン、過去あり、今があり、明日がある。

 

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2021年6月29日 (火)

静かなり大仏殿跡公園

Img_5975 Img_5977Img_5861Img_5850Img_5849Img_5986_20210629070601  Img_5980 Img_5981_20210627084001 Img_5982   Img_5992 Img_5994 日々のひとり歩きは、英語で「ソロウオーク」。のんびり、ゆっくり、コロナ時代にマッチしているような。雨の日はドボドボ避け、傘差してトボトボ歩く。どこをどう行くか、お気に入りは鴨川歩き。ひとり一服の「ソロタイム」なら大仏殿跡の緑地公園である。

 

 公園なのに人がいない。ブランコ、すべり台、ベンチはない。あるのは、四季折々の草花と、静寂と緑風。どこにあるかというと、かつて秀吉が奈良の大仏より大きな京大仏を造った所、いまも歴史の鐘がある方広寺東側である。もっと説明すると、京博の北側、秀吉祀る豊国神社の裏側だけど、そう案内しても、グーグルマップだって、スッと行けないのでは~。

 

 だから静かなる公園というわけだ。五条坂近くの東山通りから住宅街を西南へ抜けるが一番、いつもそう歩いている。いま、小さなひまわり、早咲きコスモス1輪、2輪…、旬のアジサイ、鬼ユリ、白い蝶々飛ぶようなガウイ、一日花の夏ツバキ。「大仏殿とは」の発掘調査の看板も立つ。小高い土盛り、大仏殿の柱石跡示す丸い礎石、所々の大理石がベンチ代わり。豊国神社神殿の後ろ姿、京博の収納庫…、人知れずの「ソロパーク」は落ち着ける。

 

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2021年6月28日 (月)

宇良、幕内復活の駅写真

Img_5939 Img_5938 Img_5936 Img_5415_20210626090001 Img_5417_20210626090001 Dsc090491   技の小兵力士、宇良が幕内に戻って来た。新幹線の京都駅八条口側階段壁、土俵の写真も再びである。地元の片岡製作所が出す企業広告は「技術の片岡は技の宇良関を応援しています」。怪我の連続、序二段から技の復活である。わざわざ?駅まで写真を見に行った。

 

 元大関豪栄道と同じ、大阪寝屋川出身。中学でレスリング、高校は相撲部のある京都・鳥羽高校、大学は関学へ進み、木瀬部屋へ入った。12場所のスピード出世で幕内。日馬富士破る金星など活躍したが、右膝の大けがを繰り返し、序二段106枚目まで落ちた。今場所、綱とりの照ノ富士の序二段48枚目よりまだ下、史上最低地位の復活劇という。

 

 京都駅2階、南北自由通路を行く。南端の近鉄改札を超え、八条口西のTX乗り場へ降りる階段。正面の壁に今年29歳の宇良関。両手を広げて仕切る写真、両膝の厚いサポーターは苦悩、苦闘の結果だろうか。片岡製作所は4年前にも応援写真を出している。自宅パソコン探したら、その時の写真が出てきた。両膝にサポーターはない。間もなく名古屋場所、3年ぶり幕内は西前頭13枚目。176㌢、143㌔。どんな技がでるか、ウララ、ウララ~である。

 

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2021年6月27日 (日)

モーゼス婆ちゃん、生誕160年展

Img_5768 Img_5806 Img_5807 Img_5766 Img_5765 Img_5777 Img_5781_20210625092001 Img_5788 米国東部の農家の婆ちゃん、日々の暮らしを描いた絵画で有名になった。婆ちゃんの名は、グランマ・モーゼス。米国週刊誌「タイム」にも写真週刊誌「ライフ」にも表紙の写真になった。今年が生誕160年。その作品の数々がいま、16年ぶりに日本に来ている。

 

 名古屋、東京など全国巡回の皮きり、大阪のあべのハルカス美術館へ行った。グランマは英語で祖母。婆ちゃん正式名は「アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス」とだいぶ長い。刺繍が得意だったが、76歳でリュウマチになった。縫い針を絵筆に変えて、農家のジャムづくりやら、ハロウインやら、四季折々の自然やらを描いていたら画商の目にとまった。

 

 デビューは婆ちゃん80歳、ニューヨーク初個展。第二次世界大戦後、アイゼンハワー大統領も素朴な絵が気に入り、話題に。「タイム」がちょっと待って~と特集取材して、世界的なお絵描き婆ちゃんに。会場、101歳まで描いた作品は色彩感あふれる。山深い渓谷の素朴な暮らし、出来事が次から次へ。100歳作品は人生の幸せ「虹」だった。入り口看板に婆ちゃん名言。「人生は自分で作りあげるもの。これまでも、これからも」。ハイ、了解です!。

 

 ※ あべのハルカス展は6月27日で終わる。7月から名古屋へ。

 

 

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2021年6月26日 (土)

何回も探した南海そば

Img_5814 Img_5818 Img_5819 Img_5821 Img_5823 Img_5825 Img_5826 Img_5830 たしかあ、JR側にあったんやけど、何回行って、何回探してもわからない。何でって?、そらあ、店名が南海そば。そらあ、難解や。まあ先代三平師匠の冗談はよしこさん!にして、浪花名物の立ち食い、フードそばの話。所は大阪・天王寺、南海そばでもJR構内である。

 

 高い高い、高さ80㍍のあべのハルカス美術館へ行っての帰り。ずっと前に通り過ぎて、一度は行きたい、行きたいの立ち食いそば。駅構内、コロナ禍でも、人が多うて、ごちゃごちゃしている。どこやった、どこやった~と何回もウロウロして、あった、あった。地階?2階?誤解しやすい5階でもなく、近鉄側へ高架で渡る角っこ店、人の波が多い1階だった。

 

 美味い、早い、安いで、立ち食いそばの老舗。難波の南海電車ホームで開業して半世紀という。白い暖簾の下に客の足が見える。そばはうどんでも黄そばでもよい。自販機はかけそば240円から何でもある。何にするか、冷やしそばフェアの、さっぱり梅しそ風味500円に決めるまで、ここは南海そばと、何回も悩んだ。梅は南高梅、なんこもない丸ごと1個、青じその葉が大きい。向かいは豚まんの蓬莱、午後から一番の551、もう忘れへん。

 

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2021年6月25日 (金)

平安神宮で初の古本まつり

Img_5727 Img_5729 Img_5731 Img_5734 Img_5735 Img_5737 Img_5741 Img_5739_20210623091801 Img_5747 Img_5753  朱色の応天門、茅の輪をくぐると、広い境内は古本まつりだった。気分はどこか、~国境の長いトンネルを抜けると…~と書き出す川端康成の「雪国」のような。平安神宮大極殿前、白砂の境内にテントまたテントである。初のオールドブックフェア、社殿にマッチしている。

 

 日々のぶら歩き、平安神宮の境内にテントが見えて、何だろう?と行ってだった。コロナ禍で柄杓が使えない手水所前に大きな看板。遠くからは手配写真に見えたが、古書店の店主さんのお顔が並んでいる。静岡、石川、岡山、三重、静岡、滋賀、京都、大阪の18店主さん。古本不況対策、クラウドファンディングで出店資金集めて、古本まつりだという。

 

 大阪の古本屋さん呼びかけ、文化庁も支援だそうだ。半年の穢れを落とし、夏を迎える平安神宮恒例行事、夏越しの祓い・茅の輪くぐり。正面拝んで、八の字固め、いや、違った、八の字に回り、古本テントの砂利道ジャリジャリ…気分はじゃりン子チエ。半藤一利さんの「漱石先生」100円、山藤章二さん「吾輩は似顔絵である」は3冊500円の一冊…探す楽しみ、古書はいいね、いいね。コショコショと褒めて、胡椒が効いて、ハッ、ハクション!。

 

 ※ 平安神宮古本まつりは6月19日から23日までだった。 ※ 京都市内の古本まつりは、百万遍の知恩院、下鴨神社、みやこめっせが3大まつり。昨年はコロナで中止が相次いだ。

 

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2021年6月24日 (木)

神になった動物たちー古代エジプト展

Img_5586 Img_5590 Img_5597_20210622090101 Img_5603 Img_5608 Img_5610_20210622090201 Img_5616_20210622090301 Img_5624_20210622090301 Img_5637 Img_5633   どれもこれも、まあ、古い。紀元1400年、800年、500年…全然?古い。京都市京セラ美術館で開催の「古代エジプト展」である。ようこそ!天地創造・神話の世界へ~展示139点余り。生から死、死から生の甦り、古代王朝の不思議、こうだい?と魅せる。

 

 入館料2千円の貴重な招待券がある。会期末が迫って来て、行った。主催の朝日新聞に「聖なる動物たち」の特集が出ていた。~ネコ、ライオン、鳥や蛇に、はては昆虫まで、これ、みんな神さまだ~と出ていた。鑑賞者が増えだし、会場は入場制限のかかっている。写真はダメかと思っていたら動画のほかは良いという。朝日特集読んで、神さまになった動物たちを見て回った。

 

 セクメント女神というライオンがいる。古代でも百獣の王、圧倒的な破壊力と人々の病気を治癒する力、優しい女神という。口の髭がしわに見える。古代のライオンはお年寄りか。ガラスケースにネコがいる。日本初公開という。愛らしく、鑑賞者の人気は一番か。現代も古代も癒し神である。ヒヒ、山犬、マングースなど動物は「空を飛び、水に潜り、人間にはない超人的な力を持つ」と、崇拝されて神になったとわかった。二度頭下げて、パーンパーン…。

 

 ※ 国立ベルリン・エジプト博物館所蔵で、展覧会は6月27日まで。

 

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2021年6月23日 (水)

アニマル、カバ、ロバ、バク…

Img_5067 Img_5128_20210621093601 Img_5123 Img_5124 Img_5495 Img_5521 Img_5156 Img_5090 Img_5504 Img_5510 動物のアニマルに対し、操作手順のマニュアル、似て非なるものだけど、発音はややこしい。動物では、口を大きく開けてバカか?と思っても、それはカバ。パカパカ…歩きは似ていても、ロバはロバ、ウマはウマ。バクは本当に夢を食べるのかどうか、漠然としている。

 

 雨が降ったり止んだりの日、また京都市動物園へ行った。この間は動物たちの名前調べで檻を回ったが、サル島には行かずだった。かつて100頭以上、園側は入れ墨で識別していたが、今は減って名前がついている。トノ、チーコ、ナノは普通の名だが、テンプラというのも。要注意か。ボスは雌のツボネ。高齢化が進み、40歳以上は老猿ホーム入りという。

 

 サル島、昔も今も人間社会反映である。第5代アニマル園長はキリンの「メイ」。ヤギのように鳴いて、首を長くしても園長の延長はない。ロバの名は夏になっても「ハル」。耳が長く、前髪はなく、ウマと違うという。ロバのパンは町から姿消し、ロバを見るなら動物園。漠然としたバク、夢は悪夢を食べて、姿形は鼻がゾウ、手足がトラ…、中国の伝説上の生物という。動物園にいる現実のバクは、夢は食べず、木の葉、水草など、パクパク。以上、動物園しゃれ物語!。

 

 

 

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2021年6月22日 (火)

姿消すコンシェルジュ市電

Img_5534 Img_5533 Img_5532 Img_5531 Img_5530_20210620092601 Img_5528  岡崎公園の据え置き市電が、間もなく姿を消す。文化首都・京都のコンシェルジュ業務をずっと担ってきたが、京都市は老朽化対処の予算がないという。7月中、公募で民間に無償譲渡される。日本で最初の市電、景観になじんで岡崎公園のアイドルだっただけに寂しい。

 

 ぶら歩き、行くたびにお別れの近づきを思う。車体は、緑とクリーム色のツートンカラー。ナンバー1860。京都のメーン通り、河原町通りを走っていた市電。変わらぬ行き先表示は岡崎公園、ヘッドマークは平安神宮の大鳥居、ワンマンカーである。大宮公園から移設して7年経つ。車内の古都観光パンフあり、雨宿りも出来た。コロナ禍で今はドアが閉まっている。

 

 コンシェルジュ市電はすべり台のそば。交番と図書館のご近所。平安神宮大鳥居が見える。時計塔の下に読書する金次郎さん。京近美と50億円の京セラ京都市美とロームシアター。盆栽展、古本市のみやこメッセもある。公園周辺は平安神宮、琵琶湖疎水、動物園など国の重要文化的景観地区。案内すること多かった。消える前に、ここに存在したこと、こちらから、あちらから一枚また一枚と写真を撮った。古都で長いこと?、ご苦労様でした。

 

 ※ 琵琶湖疎水で発電出来て、明治28年(1895)に全国で最初に走る。ピーク時の走行路線は市内74㌔に及ぶもマイカー発達で、昭和53年(1978)83年間の市電走行の歴史を閉じる。 ※ 平安神宮南苑に1号車が国の重要文化財で保存されているほか、梅小路公園などにもる。愛媛・伊予鉄道、広島電鉄では京都市電が現役で走っている。

 

 

 

 

 

 

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2021年6月21日 (月)

「オリュンピア×ニッポン・ビジュツ」

Img_5433 Img_5432 Img_5434  Img_5439 Img_5442 Img_5678 Img_5440 Img_5444 Img_5445 Img_5448  京博は今、特別企画展「オリュンピア×ニッポン・ビジュツ」を開催している。どんな展覧会か?と、ぶら歩きの途中で入った。京博が所蔵する作品で古代オリンピックと対比する試み。神々、競技、勝者などテーマに合わせて作品を並べた美術の五輪。見ることに意義あり!。

 

 鑑真和上展がすんで、次の京(みやこ)の国宝展までのつなぎ企画である。新聞社が主催に入っていない京博独自展。入館料安く700円、年齢証明あればシニアは無料。ゆっくり出来るロダン・考える人の庭園は、後にして、まずは本館へ入る。弥生、縄文の4階常設展から下へ降りて、2階、1階の特別企画展へ。京博所蔵の100点以上、企画展をどう鑑賞するか。

 

 ギリシャの古代オリンピックは、ゼウスなど神々への信仰。展示はその流れに沿っている。若沖の涅槃図、二股大根で釈迦。家光が夢で見た尾が八つの狐は狩野探幽が描く。神になった大明神・秀吉像。戦いの舞台は相撲の御所人形、金剛力士像の背中は鍛えた筋肉を現す。島津斉彬の鎧、絵巻、刀剣など国宝、重文など見どころは多い。鑑賞すんで、ロダンの考える人前ベンチへ。手持ちの本は沢木耕太郎著の「オリンピックの終わりと始まり」。近づく東京オリパラ、どうなるかな~と考えた。

 

 ※ 「オリュンピア×ニッポン・ビジュツ」展は7月4日まで。

 

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2021年6月20日 (日)

全館丸ごとアート

 Img_5381 Img_5395_20210618091701 Img_5396 Img_5398 Img_5400 Img_5402 Img_5408 Img_5416 Img_5415_20210618091801 流行を追うデパートにアートの時代がやってきた。ロゴは「ART@DAIMARU」。@マークが効いて、どこか格好いい。「2021夏、大丸京都は全館丸ごとARTします」。キャッチがさらにいい。大丸史上初めてだという。これは、アッと驚く為五郎!である。

 

 大丸京都は平安時代、近衛天皇(1141-1155)の里内裏跡だという。表の四条、裏の錦、西の東洞院、東の高倉、丸ごとである。保元の乱の頃の歴史舞台と大丸正面の壁面に平安博物館が記している。右隣は季節ごとに入れ替わる大丸のメインウインドウ。ぶらり歩いて、人気アーティスト・新木友行さんの作品などこれも、あれもアートと紹介していた。

 

 店内は写真撮り出来ない。ウインドウ越しデジカメ向けた。1階〇〇、2階□□、3階△△…、各階作品の公開、後悔しないように撮った。アニメ、立体アート、染織展…障がい者が描いた包装紙のお菓子など、観たり、着たり、食べたり…微笑んで楽しくアートという。地下通路のウインドウも冴えている。自然、環境、地球の明日を考える「Think Green」掲示に加え、アメアメフレフレの「Rain Fair」のアート傘で、カサに架かっている。

 

 

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2021年6月19日 (土)

しゃりが変わった!

Img_5431 Img_4380 Img_4381 Img_4375 Img_4401 Img_4383 Img_5420_20210617095901 Img_5347 Img_5344 Img_5341 変わった、変わった…、しゃりが変わったという。駄じゃれのしゃれやない。遺骨納める舎利でもない。白ご飯の銀しゃり、握りすしの酢めしが、山形産ブランド米「はえぬき」に変わったという。回転すしの「かっぱ」。これは、嘘でない本気しゃり!と、しゃりル?。

 

 昼でも夜でもない合い間、ぶら歩きの途次、一服でよく入るカッパ。京都の繁華街、河原町通り蛸薬師下ル、元土佐藩出入り醤油商・近江屋跡のカッパ。坂本龍馬と中岡慎太郎が2階で暗殺された。店前に2人の写真と駒札、碑がある。北東の三条通りには、新選組急襲の池田屋、少し東の高瀬川で、佐久間象山、大村益次郎暗殺…付近に幕末の事件現場が多い。

 

 山形出身、京都に住む宗教学者山折哲雄さんは講演で「京都の町中、散歩すると血の匂いがする」とよく話すが、確かに~と思う。山折さんの故郷、山形米をしゃりにしたカッパ、本気本気とPR。「寿司はしゃりで決まる!」という。メニューに酢飯だけの握り3貫110円。まあ、食べてみんしゃいという。本気はわかるけど、握り寿司はネタありき!と中トロにして、しゃりを取り出し、どう変わったか。しゃりは艶々。カッパ寿司、かっぱったあ?。舌がもつれる。

 

 ※ 白ご飯のしゃりは、仏教のサンスクリット語「sari」から。白い遺骨が白い米粒に似ていて、混同されたらしいという。

 

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2021年6月18日 (金)

クチナシの白い花

Img_5308 Img_5312 Img_5313 Img_5316 Img_5317 Img_5370 Img_5371 Img_5474 ナゾナゾで、話したくても話せない花はナアニ?。漢字の「梔子」はどう読むのかな?。三大香木は春の沈丁花、秋の金木犀、それと三つ目で夏に咲くのは何だろう。故渡哲也さんが歌ってカラオケのヒット曲と言えば?、もうおわかりかな。答えは夏に咲く白い花、クチナシ。

 

 都心のオアシス、臨済宗大本山建仁寺境内で、いま咲く。いつもの八坂通りから入って、最初に今川義元が修行した霊源院、庭園にアジサイと甘茶が咲く。静かな研修道場の石畳を歩いて、両足院庭園の池回りは半夏生。クチナシは天井に双竜図描く法堂の西側の植垣に開いている。白い花弁は数えて6つ。控えめで清楚、静かな境内にいい香りを放っている。

 

 日本では静岡以西、世界ではインドネシアにも自生する。アカネ科クチナシ属の常緑低木。どうして「クチナシ」なのか。図鑑より明解国語辞典が明解だった。「黄熟した実が栗、椿のように割れて口を開けることが無いから」と出ていた。白い花はクリーム色からカスタードに変化して短命、はかなさがよくもてる。それとジャスミンのような強い香りがいい。あの世でも、渡哲也さんは♪~花のかおりが旅路の果てまでついてくる~♪と歌い続ける。

 

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2021年6月17日 (木)

路上相撲パフォーマンス

Img_5354 Img_5356 Img_5358 Img_5365_20210615093101 Img_5366 Img_5367 黒いマワシはパーカッション、ポンポン、パンパンと叩いて、ラップで歌って、ハダカで踊る。♪~相撲は6歳からはじめ、大学から大相撲へ行って、ヘルニアとたたかったあ~♪。素足を上げ下げ、手を高く、身体を左右にくねらせ、顔を真っ赤にして、地声をはり上げる。

 

 なんと激しい路上パフォーマンスだろう。京都四条木屋町、地下の阪急電車乗り場へ入り口である。土曜の昼下がり、緊急事態宣言中も人出が増えている。若者中心、行き来する人が多い。まあ、その一人。河原町から南座前のバス停へ行くおり出会った。「ごっちゃんこ」という名の元大相撲力士。今はちょんまげ切り、丸坊主になって、野生の坊主だという。

 

 コロナ禍の2年前、同じ場所で白墨の土俵つくり、通行人と相撲も取っている。愛知からスポーツ推薦で同志社大、元栃司の入間川部屋で幕下まで行って、各界を去った。京都へ戻って、有機野菜宅配などやり、自立しての相撲パフォーマンス。豪州など世界8か国を回って、いま28歳。ヘルニア経験から力士整体、ちゃんこ鍋の体験料理、子ども相撲教室などで生計という。♪~ヘルニアは辛かったけど、相撲やりきり悔いはない~♪と歌い、まわしパンパン!。

 

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2021年6月16日 (水)

~ひらいた、ひらいた~の植物園

Img_5193 Img_5198 Img_5203 Img_5204 Img_5211 Img_5215 Img_5217 Img_5233_20210614085401 Img_5234_20210614085501 Img_5241 Img_5256 Img_5266 Img_5269 Img_5278 Img_5281 Img_5283_20210614090001 Img_5286_20210614085501 Img_5289 あの花、この花…、どの花も、いいな!、いいな!と咲いている。コロナで閉まっていた植物園が♪~ひらいた、ひらいた~♪と行った。レンゲの花も、アジサイも、スイレンも…み~んなひらいている。いつ以来か、閉まっているのに行ったりして、もう3か月ぶりかなあ。

 

 北山門入って右側のワイルドガーデンは、初夏の花咲くお花畑。赤いの、黄色いの、白いの、大きいの、背の高いの…ちょっと難しい名前の名札つけて咲いている。わかりやすいのはトケイソウ。雄しべと雌しべで、いま何時?と咲いている。どこのだれや?と聞いてくるのはダリヤ。黄色いのは浮気心、橙色は天涯、、赤い縁取りは大銀河…、きみはだれや?。

 

 いま、植物園一押しは、四季の丘斜面に咲くガウラ。淡桃色の小さい花が群れて、風に揺れると白い蝶々のよう。長距離飛行のアサギマダラ?か、何の花にとまったか、写真撮りズームアップ。大広場の枝垂れエンジュは緑色が深い。好きな色や。園内禁煙も赤い煙はスモークツリー。水辺の半夏生、バイガモ、大きなタイサンボクの白い花、様々なバラ…色んな花がいっぱい咲いている。植物園♪~ひらいたと思ったら、いつの間にか…♪となりませんように。

 

 

 

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2021年6月15日 (火)

ビワの大樹

Img_5305 Img_5303 Img_5188 Img_5296 Img_5297 Img_5293  黄金色の、あの花咲じいさんみたいな樹は何だろう。ふんわりした背の高い大きな樹木である。眼鏡かけず本は読めるが、遠くはよく見えない近視。最初はバスの車窓から見て、気になって、2日後に歩いて見に行った。黄橙色の実がたわわ、鈴なり…ビワの大樹だった。

 

 鴨川を渡って、京都を横切る国道1号の河原町五条近くである。樹高にして7、8㍍はある。ガソリンスタンドの東側、高瀬川の傍で伸びている。向かい側のバス停からだと、国道の中央分離帯にある牛若丸と弁慶の像の向こう側に見える。このあたり、バスの乗車、ぶら歩きなど、何年も何度も通っているのに、こんなビワの樹があるとは今まで気づいていなかった。

 

 ビワはバラ科の常緑小高木。春先に5弁の白い花を咲かせ、梅雨どきに実をつける。今の今である。NHKラジオの朝の番組で、いい匂いの白いビワの花を知って以来、歩きで見かけると、ビワや、ビワや~、町中に意外と多い。成分はベータ―カロチンなど健康によい。江戸のころ、京都四条烏丸の薬屋さんが暑気払いに効くと枇杷葉湯を売り出し、全国に広まったという。それにしても、この樹のビワはよう成っている。びっくり、どっきりである。

 <備考> ビワは葉形、実とも楽器の琵琶に似ているからビワ。実は上品な甘さ。植えるとすぐ背丈ほど伸び、実になるのに13年という。いまは果物屋さん、1パック300円ほど。生産地は長崎が一番で、千葉以西の暖地。乾燥した樹木は強く、長寿杖になる。養命酒が成分で使う。

 

 

 

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2021年6月14日 (月)

動物園の動物たちの名前

Img_5060_20210612094301 Img_5072 Img_5073 Img_5083 Img_5089 Img_5098 Img_5104 Img_5113 Img_5116 Img_5130_20210612094701 Img_5143_20210612094901 Img_5146 Img_5148 Img_5152 元日産、ゴーンさんみたいな名のカルロスがいる。故三平師匠の奥さんと同じ、ヨシコさんもいる。カルロスは夢を食べるバク、ヨシコさんは熱帯からのお猿さん。チンパンジーはドジャー、いや違った、ロジャー。動物園の動物、色んな名前がついていて、それが面白い。

 

 京都市動物園、暇なおりにぶらり入る。明治36年(1903)4月、大正天皇ご成婚記念で開園、全国で2番目に古い。平安神宮の鳥居が見え、疎水の噴水は年じゅう。観覧車あたり、平安の昔は九重の塔だった。地下鉄蹴上駅から行って、東口から検温して園内へ。あの檻、この檻…まあ、沢山の動物たち。だれが名付けるのか、檻に名前と年齢の札がある。

 

 食べて寝るミニブタはナッキー。日光浴好きな亀さんはヒナタ。ペンギンはタカ、セリ、ラコ。いま、絶好調のトラはオク。檻の奥に堂々といる。ジャガーは昼でもアサヒ。ご長寿はフラミンゴの皆さん。チリ―種とベニイロ種は56歳という。多すぎて一羽一羽の名はない。向かいのキリンさん赤ちゃん、動物園が提示の名前から公募でミクニ。水面下のカバはツグミ、耳が立つフクロウはミミなどなど。檻々のみなさん、おりを見てまた行きます?。

 

 

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2021年6月13日 (日)

ポン菓子が来た!

Img_4977 Img_4978 Img_4980 Img_4981 Img_4982 Img_4983 Img_4984 Img_4985 Img_4979 懐かしい!。ポンや、ポン菓子や。セピアの色に現実の色がついて、あの呼びかけの声が戻って来た。~さあ、ポンしまっせえ、ポン~。お米と砂糖水入れた筒状の釜が回転する。加熱から減圧へ、ハンマー叩いて、蓋を開けると、ポポンがポン!である。

 

 弘法さんは21日、天神さんは25日。秀吉さん祀る豊国神社の「ほうこくさん」は、毎月「8」のつく日に市がでる。弘法さん、天神さんはコロナで中止が続く。屋台も人も控えめな「ほうこくさん」はやっている。まず、そう報告して、ポン菓子。梅雨の晴れ間、今月の8日、方広寺の鐘を見て、隣の豊国神社境内の市を覗き、正面通りへ出て~だった。

 

 アジサイ、タチアオイの耳塚公園わきに「ポン菓子」のノボリである。軽トラとテーブル、麦藁帽の若い店主さん。京都市右京区に本拠をおく移動販売の「まさ屋」という。軽に高圧ガスで加熱回転の筒状圧力釜が積んである。路上のテーブル、ポン菓子が並んでいる。市が「8」の日にあると知って、初めて来て、加工賃1200円で、ポンしまっせ~と言う。時代は少子化、ご近所にボン?はいない。高齢化、おじさんはいる。懐かし甘し、あのポンやポン!。

 

 

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2021年6月12日 (土)

南禅寺金地院

Img_4877_20210610090801 Img_4887 Img_4895 Img_4897 Img_4905 Img_4925 Img_4939 Img_4941 Img_4914 Img_4943 Img_4944 Img_4949 南禅寺の金地院へ、こんちわ!と行った。いま、NHK大河・青天を衝くで、こんばんは!と登場する徳川家康を裏の舞台で支えた以心崇伝のお寺。明智門をくぐって、鶴と亀の庭がある。猿が月を捉える襖絵がある。八ツ窓の茶室がある。権現造りの東照宮がある…。

 

 地下鉄蹴上駅と通じ、春は桜、秋は紅葉の道。琵琶湖疎水の南禅寺通路閣につながる煉瓦トンネル・ねじりまんぽ下から行く。永観堂に近い東山高校生の通学路。平安神宮、美術館などある岡崎へ行くのによく遠回り、安らぎ感じて歩ける。いつも金地院前は通り過ぎているが、アジサイ咲く梅雨の晴れ間、たまにはと拝観料1200円で入った。

 

 史蹟、特別名勝、重文が多い。明智門、光秀が母菩提で黄金1000枚寄進、大徳寺に建てた唐門の移築という。広い鶴亀の庭は小堀遠州作庭。伏見城から移築という大方丈から眺めた。真ん中の石は、近江富士?。ガイドさんに質問すると遠州が近江の人だから特別では~と。スマホ、デジカメ持ち込み禁止で、重文の書院と茶室へ。猿月の長谷川等伯、鴉の海北友松、菊の狩野探幽…、紹介ごとにガイドさんがオリジナル!、オリジナル!と言うこれぞ本物、目に焼きついた。

 

 ※ 金地院は鷹峯からの移築で以心崇伝が再興した。崇伝は臨済宗寺院すべてを仕切った。境内の東照宮は家康の遺稿あって建つ。境内は維新政府によって大幅に縮小、伏見城唐門もあったが、豊国神社へ移されている。拝観料は庭だけ500円、書院入りで700円。

 

 

 

 

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2021年6月11日 (金)

アジサイ撮りして、悦にいる~

Img_4300 Img_5014 Img_5012 Img_4967 Img_4860 Img_4856_20210609092501 Img_4657_20210609092401 Img_4509 Img_4316_20210609091801 Img_4312 Img_4310  Img_4292_20210609091501  Img_4306 Img_4290_20210609091501 Img_4302   まあるく、ふんわり毬のようだったり、ヒラヒラとフリルのようだったり、小さくキラキラと星のようだったり…、いま、アジサイの花が咲く。紫、青、白、ピンク…、ホンアジサイ、ガクアジサイ…、年ごと品種は増え続け、もう2000種、アジサイ図鑑も出来ている。

 

 梅雨の日も、晴れた合い間も、日々出歩いて、アジサイ見つけると、デジカメを向けている。歩道の花壇、民家の庭、お寺の境内、公園…、撮り貯めたアジサイ、パソコンを開くと、ずいぶん撮っている。これがいい、いや、こっちかな~と、写真の品定めも一興である。アジサイの原産国は日本。西洋で改良、逆輸入されたのがホンアジサイ、主流になっている。

 

 漢字で「紫陽花」。聖徳太子が定めた冠位12階の最上位は紫色で、高貴さをあらわす。源氏物語を書いたのは紫式部など古くから関わりが深い。そう思うと、白、ピンクと様々に咲いても紫、青のアジサイが古都には似合うような。土壌の酸性度(ph度)で色が変化の研究結果、反対でなく賛成?である。出歩きのアジサイ撮りは、河原町の歩道花壇、南禅寺金地院境内、大仏殿跡公園などなど。アジサイ、味彩々?の品定め、一人悦にいっている。

 

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2021年6月10日 (木)

瀬田の唐橋の料亭「あみ定」

Img_4523 Img_4525 Img_4532 Img_4533 Img_4540_20210608090201 Img_4543 Img_4544 Img_4522 Img_history_01 Img_history_02 もう昼を回って、午後なのに御膳、御膳という。すきやき御膳か、うなぎ御膳か…、さあ、どうする、どうする~と迷って、店前のノボリに「う」と出ていたので、店に自信があるのではと、うなぎにした。大津は瀬田の唐橋、江戸から200年、老舗料亭「あみ定」である。

 

 急がば回れ!瀬田の唐橋という。唐橋を制するものは天下を制すという。江戸へ上るにも京へ下るにも~渡らねばならない。大蛇射止めた俵藤太の故事もある。近年では、欄干の色論争、橋上の綱引き大会もあった。その瀬田唐橋の大橋と小橋の間の中之島、網船のある料亭「あみ定」。幼い頃の記憶に一度、大人になって二度、今回は7、8年ぶりになるかなあ。

 

 時代の変遷、店の歴史写真がある。今、船は1台、昔は10台。料亭どっしり。今は隣で老人ホームの経営も兼ねる。京阪石坂線の唐橋前駅から歩き2分、ランチで入った。コロナ禍、客は少ない。フロアは、ご近所のダウン症絵師・山岡由佳さんの個展、額田王など楽しい絵が並ぶ。案内の部屋名は「楽」。テーブル下に足が入り、楽や。注文を聞いて焼くうなぎが来た。香ばしい。うまい。昔偲び、今思い、味噌汁の瀬田しじみと共に感慨しみじみ?。

 

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2021年6月 9日 (水)

屋根の上のアオサギくん

Img_4796 Img_4792 Img_4794 Img_4798 Img_4787 Img_4804 Img_4807 Img_4811 お~い!アオサギく~ん、こんにちは!いやあ、かっこいいねえ。東本願寺の門前の屋根、高いねえ。向こうに京都タワー、空は梅雨の曇天やけど、いいアングルや。そのまま、そのまま。写真展に応募してもいけそうや。高いところから世の中を見渡して、どう見えるかなあ。

 

 えっ!アカン、アカンって。コロナの緊急事態宣言延長中なのに人の流れがとまってないって?。そうか、高いところから、ようわかるよなあ。京都駅がすぐ近くやし、鳥の眼で一望やなあ。しかし、よう会うよなあ。実は声はかけなかったけど、ついさっきも、本願寺南側の堀端で、長い嘴で小魚つかまえて、食べてたん見てたよ。写真も一応、撮っておいた。

 

 肖像権侵害?いや、ごめん、ごめん。人間でないし、肖鳥権かなあ。そんな法は聞いたことないけどなあ。ところで、そこからほかに何が見える。北側の門前の堀に黒い鯉にまじって、金色の草魚がいるって。叩いたらあかんって。それは木魚や。洒落るねえ。あっ!ホントや。錦鯉みたいにもみえるけど、めちゃ大きいし、草魚にしとこう。門前に猫が3匹、にゃんとなく?、寝てるって。それも、まあ見てくるよ。いろいろ情報ありがとう。またな!。

 

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2021年6月 8日 (火)

あのタピオカはいま!

Trend_20200804192208thumbautox380182436 Img_4762 Img_4756_20210606095101 Img_4728 Img_4725 Img_4720 Img_4717 Img_4713 Img_4706 2731002_m タピオカ、タピオカ…、あの黒い粒々のタピオカ、どこへ行ったのだろう。女子高生、女子大生、OLさん…タピオカ、タピオカとお店に長い列をつくり、ストロー吸い上げながら歩いた光景、今はもうない。流行語大賞ベストテン入り「タビる」、いつ、昔になったのか。

 

 雨降る日の出歩き、日課の8000歩、傘を差さす歩く空間、アーケードのある都心がいい。バスで四条河原町まで出て、新京極、寺町、四条、河原町…行って戻って、また行って~である。コロナ禍の緊急事態宣言、不要不急では~の指摘が辛い。歩きにあれだけ人気のあったタピオカジュースのスタンドはどうなったのか、調査の大義を持たせた。

 

 スタンドは同じだけど、店名「MARUMARU―雲の茶」に。タピオカ名残か、台湾パイン、つぶつぶ果肉入りジュース。雨の日は雨割半額という。「雲の茶」の意味、龍之介の「蜘蛛の糸」関わり、〇〇わからない。台湾カステラに代わった店は「黄白白(ファンパイパイ)」。タピオカはパイパイ。1990年の一次に始まり、2008年の二次、そして2019年の3次と、流行りに流行ったタピオカ、コロナの今、どこをタピしているのだろう。

 

 ※ 一次はエステック、二次はミルクジュース、三次は粒々で大ブレイクという。ネット調べでは、タピオカ流行のあと不況が来て、一次はバブル崩壊、二次はリーマンショック、今回はコロナ禍という。

 

 

 

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2021年6月 7日 (月)

~八百屋さん始めましたあ~

Img_4714 Img_4704 Img_4673 Img_4679 Img_4677 Img_4681 Img_4683_20210605101902 Img_4684 キャベツ、小松菜、レタスがある。いちご、バナナ、日高昆布もある。京都新京極のお土産物屋さんが~である。修学旅行生や外国人観光客が相手なのに「八百屋さんも始ました」と看板を出した。通りがかって、どうして?~だったが、その訳が新聞の記事でわかった。

 

 新京極と言えば、四条通から三条通りまで500㍍。東京の浅草、大阪の千日前と並ぶ日本の三大盛り場のひとつ。四条通り交番の横に新京極とは?の駒札が立つ。野菜の販売も始めた土産物屋さんは、大正9年(1920)創業の「京のふるさと」。新京極の真ん中、六角通り南西。法被、扇子、刀、絵葉書、ブローチ、八つ橋など多彩も多彩、京の想い出に~と何でも売る。


 八百屋開店?読売新聞の記事になった。それはコロナのせいだった。創業から100年、旅行生も外国人の姿も消え、2月には初めて売り上げゼロの日が出た。4代目店長の西沢摩耶さん(41)は、それならと、スーパーが遠くて野菜が求めにくい近所の人にここまで一緒にやってこられた恩返しのつもりで始めた。京都市中央市場で仕入れ、野菜産地を手書きして、もうけ少なく販売している。評判よく、ズッキーニなどはじっきに売れるという。お土産屋さんの八百屋さん、ご近所貢献だった。

 

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2021年6月 6日 (日)

飾り窓に煉瓦1枚

Img_4469 Img_4470_20210604090701 Img_4465 Img_4473 Img_4328_20210604090601 Img_4476 Img_4484 Img_4498 Img_4512 その1枚は1400万枚余の1枚、先人の労苦を偲ぶ1枚だという。東京遷都で衰退した京都に水運、発電で活気を取り戻した琵琶湖疎水の建設に使った煉瓦である。工期3年余り、積み上げ並べた煉瓦は、およそ800㌔。東京と京都を行って戻っての距離になるという。

 

 京菓子司「平安殿」の飾り窓、その1枚の煉瓦が展示してある。平安神宮の大鳥居のある京近美から神宮道通りを南へ、三条通りに出る前である。いつも歩いて通っているのに、京近美帰りのその日気がついた。昭和26年創業、京都ではそう古くないが、平安神宮絡みで平安饅頭、琵琶湖疎水ご縁で、そすいもち、疎水アーチ、いんくらいんが人気菓子という。

 

 見上げた扁額、平安殿の書体が柔らかい。落款は「憲吉」。俳人の楠本憲吉でなく、陶芸家の富本憲吉さんという。飾り窓に額をつけ、1枚の煉瓦みて、ガラス越しに解説を読んだ。~山科御陵の直営煉瓦工場で焼きあげた1枚、先人の偉大さ偲ぶささやかなモニュメントです~とあった。菓子買って、疎水ぞい歩き、琵琶湖疎水記念館へ。工事従事者はなんと400万人、煉瓦枚数は正しくは1450万枚だったという。京都復活の恩ある煉瓦、平安殿でその1枚を見た。

 

 ※ 琵琶湖疎水、工事は明治19年7月始まり、明治22年(10月完成した。

 

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2021年6月 5日 (土)

鴨川の鳥たち

Img_4247 Img_4421Img_4446 Img_4150 Img_4259 Img_4279 Img_4252 Img_4436 Img_4440 Img_4453_20210605065601 Img_4447 Img_4271_20210605065601  あの濁流、増水…どこで過ごしたのか、鴨川に鳥たちがまた戻って来た。梅雨の大雨から晴れ間へ、川は一日一日と澄んで、いつも通り流れて、鳥たちの姿を見ると、心がやすまる。緊急事態宣言の鴨川ひとり歩き。鳥たちを様々に見て、ハッピーバード、ハッピーライフ!。

 

 このところ、七条大橋から鴨川左岸を北へ行くのが増えている。五条大橋、松原橋、団栗橋、四条大橋、三条大橋、御池橋…、足が長くても、軽い時、重い時…体調の良しあし?感じる。鳥たちはどうだろう。直立不動のアオサギくんは、何を考えているのか。川鮎の敵、マンボ、ウー!と潜る。コロナ禍、河原食事の人増え、今までにない看板は、トンビに注意!。

 

 ピーヒョロ、ピーヒョロ…、噂のトンビが飛んで、車道側の街路灯へ。高み、何度もピーヒョロ、ピーヒョロ…。長閑な喉?いい声。この間、瀬田ゴルフ場で、間近にトンビ。そんな所、そうトンビトンビでない。白いコサギが小魚探し。川を覗きこんで、あっ、獲ったあ、写真も撮ったあ。鴨川の主役と言えば、鴨たち。コガモの群れ泳ぎが可愛い。ヘイ、カモン!。三条大橋下の橋脚にハトが…。真夏日の避暑?。穴場の発見、若者との同居にハッとする?。

 

 

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2021年6月 4日 (金)

黄色い花

Img_3514 Img_3533 Img_4178 Img_4191 Img_4195 Img_4197_20210602085201 Img_4246 Img_4257 Img_4286 Img_4485 Img_4507 色の三原則の一つ、黄色は記憶力、判断力を高め、気分を明るくする心理効果がある。高倉健、倍賞千恵子の映画「幸せの黄色いハンカチ」もある。お金が貯まる、増えるという黄色い財布もある。進むか、停まるか、判断に迷う黄色い信号は、注意の大事さ呼びかける。

 

 延長また延長、プロ野球に延長はないが、コロナ緊急事態宣言は延長が続く。感染防止対策、密を避ける孤独なひとり歩き。黄色い花の発見は、心のよりどころ。道端で人知れず咲く黄色い花は、愛しさ思う。冬すんで、コロナ2年目の春・サクラのころからタンポポ、菜の花、水仙、山吹…、初夏に入って、梅雨になって、いまも黄色い花を求めて歩いている。

 

 あの黄色い花は何というのか。手元に花色で名前がわかる山野草図鑑がある。歩いて、写真撮って、図鑑で確認するけど、黄色の花は多くて、似ているけど、どうかな?と思うことが多い。アブラナ、カザニア、ツワブキ…、ポツンと咲いたり、群れて咲いたり…今はよく歩く鴨川などでよく見るのは、キンシバイ(金糸梅)かな。糸のような雄しべが何本も花芯から飛び出ている。花言葉は「太陽の輝き」という。コロナ延長明けの輝きであってほしい。

 

 

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2021年6月 3日 (木)

写真の現代アートは自撮り

Img_4096 Img_4097 Img_4099 Img_4100 Img_4101 Img_4103 Img_4105 Img_4106  写真作品は自撮りの現代アートのようだ。西洋画家に扮した自画像の数々、化粧変え一人400枚の証明写真、手編みのニットを着て~織機を持って失せろ~と産業革命を揶揄するご本人…。作家が自らを撮り、様々に登場して、作品の意味を世の中に問いかけている。


 京都近美4階、今年度の第1回コレクション展。日本画から現代アートのコーナー、テーマは「体当たりの美術~アーティストと身体~」である。木村伊兵衛賞受賞、篠山紀信が才を認めた澤田知子さんの作品は「ID400」。澤田さん自身が化粧、表情、服装など変えて、自動証明写真機に写った400枚。人間は外面で見るか、内面で見るか~と問う。


 片耳切った包帯姿のゴッホなど自画像とそっくりさんに扮装する森村泰昌さん。フランスの現代アートの先がけ、マルセル・デュランになって、写っている。ダリ、レンブラントなど「西洋美術史になった私」シリーズなどがある。米国ロス拠点で活動するリサ・アン・アワーバックは、森の中で読書、自転車、パソコン、ニット編み着てひとり7役で登場する。作品隣、手編みシャツがぶら下る。多様な世界の大事さ訴える。ニット編み、ジッと見てね?。


 ※ 澤田知子、神戸生まれ、成安造形大写真コース卒、現大学名誉教授、44歳。森村泰昌、大阪生まれ、京都芸大卒、70歳。ベニスビエンナーレなどで各賞、紫綬褒章受章。リサ・アン・アワーバック、米国ミシガン州生まれ。54歳。1915年、京都国際芸術祭に出展、来日。烏丸三条の大垣書店ウインドウで、作品模写展示。

 

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2021年6月 2日 (水)

京都御苑に「森の博物館」

Img_3829 Img_3834 Img_3836 Img_3836 Img_3837 Img_3838 Img_3841 Img_3844 Img_3851 Img_3852 Img_3857_20210531092301 Img_3868 Img_3883 Img_3893 Img_3902 チョウは種類によって、アオスジアゲハならクスノキ、キチョウならネムノキなど幼虫のときの「食草」が決まっているという。秋にカエデが紅葉するのは、葉に糖分が増えて、それが変化して赤色のアントシアンが出来るからという。そうやったんか、学べるなあ、賢くなるなあ~。

 

 京都御苑に「森の博物館」あるって、ご存知だろうか。御苑には日本の歴史転換、禁門の変の蛤御門など9つ門がある。「森の博物館」は、かつて立命館大学広小路学舎(現府立医大図書館)あった近くの清和院御門から入ってすぐ、和風迎賓館の東側である。細い道はついているけど、生物多様性を考え、樹木も草木も伸び放題、昼間でも暗く、鬱蒼としている。

 

 気を付けてそうろと歩くと、所々に自然観察の解説標識が立っている。どんぐり、草花、野鳥などテーマごとである。御苑内のキノコは400種、野鳥は100種など写真付き。世界で5千種、日本2千種のトンボは、御苑は26種という。草地に年じゅう、コオロギの里の立て札がある。開けた場所には森の図書館もある。生きた化石・メタセコイヤを見上げ、これは何というキノコと屈み、白い花の樹はヤマボウシなどと知る、そんな「森の博物館」が御苑にある。一度はどうぞ!。

 

 

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2021年6月 1日 (火)

プリクラ店にセスナ機

Img_4042 Img_4041 Img_4038 Img_4035 Img_3700 Img_3698 Img_3696 気づかず通り過ぎて、気づいて見ると、飛行機である。緑の車体、車輪を出して、壁面に貼りついている。英字の機種名は「CESSNA」。米国カンサス州で開発の小型軽飛行機「セスナ」である。プリクラ専門店「京都オリンピア」の看板セスナ機、飛びはしない。

 

 新京極商店街の真ん中、蛸薬師通り。西隣りは寺町商店街、離れて東に河原町商店街である。碁盤の目のぶら歩き、足に任せて、河原町から蛸薬師通りへ入る。西へ200㍍ほど行くと、突き当りに緑の飛行機。店は「京都オリンピア」で、京都で最初に出来たプリクラ専門店という。「プリクラ」は自撮り写真のシール機と知る?。平成ギャル文化の一つという。

 

 興味がないので、いつもはスッと通りすぎるが、東から歩くと飛行機が目立つ。店前も北隣も路上はガチャガチャ機。コインを入れてポン!と出るUFOキャッチ。経営は「雅茶屋」という。何が出るのか、まあ、たくさんある。プリクラ店、新機種の先行入荷で、若い女性の人気があるらしい。プリクラ機は外から見るだけ、店内に入ったら、変なおじさん。ドリフターズの植木等さんなら「あっ、お呼びでない?…失礼しました」。セスナもせつない?。

 

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