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2020年11月

2020年11月30日 (月)

くるみ割り人形のウインドウ

Img_2083 Img_2087 Img_2090 Img_2092 Img_2095 Img_2097 Img_2098 Img_2099 Img_2100 Img_2103 ♪…ツンタッタ、ツンタッタ…♪~、Xマスイブの舞踏会、みんなが躍っている。阪急百貨店うめだ本店コンコースストリート、7つのウインドウの始まり。お菓子の国の物語・くるみ割り人形である。美少女・クララがいる。人形だった王子さんがいる。アララ、まあ?。

 

 阪急で大阪梅田へ着けば~である。地下鉄御堂筋線か、谷町線を目指すには、エスカレータで降り、動く歩道で吹き抜けのコンコースへ。阪急百貨店の大きな、大きな…ウインドウが7つ並んで、商品PRを意識したデコレーション企画。正月、ひな祭り、七夕…季節ごとに変わり、いまはXマス商戦へ、絵本スタイルのくるみ割り人形が7つの場面で飾られている。

 

 ついつい、立ち止まる。インスタ映え、ついつい、覗きこむ。いまはチェコ在住の人形作家・林由末さんのマリオネット人形100体が七つの場面で登場している。おもちゃの王様と軍隊、ハツカネズミ女王と軍隊…、クララと王子が白鳥に乗って、お菓子の国へ。お出迎えは金平糖の女王、最後はクリスマスの朝、夢から覚めたクララ…。アララ?、なんだったんだろう。♪…ツンタッタ、ツンタッタ…♪~。いまはコロナ禍第三波、どんなイブになるのだろう。

 

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2020年11月29日 (日)

水遊び、4段チャレンジ、くもの巣…

Img_1843_20201128090801  Img_1834_20201128090901  Img_1859_20201128090901  Img_1831 Img_1841Img_1846 Img_1861_20201128091201  Img_1837 Img_1839 Img_1865_20201128091501  水のかけあい、水遊びは、岐阜の金森旭くん。~ひゃあ、ひゃあ~、~冷たいやん、まけへんでえ~、声まで聞こえてきそう。跳び箱4段チャレンジは、愛知のゆら・みゆうちゃんやね。しっかり手をついて、ジャンプ一番、飛んだあ~。どちらもお絵描きに拍手うっ…、滅茶上手やねえ。

 

 親鸞さん報恩講記念の大谷系幼稚園児の絵画展、京都駅の公共地下ストリートに続いて、東本願寺御影堂北の高欄、しんらん交流会館の2か所へも行って、また見た。地下ストリートで見た絵と同じ、見ていて、楽しい、うまいなあ。「くもの巣」(大阪、たなかののか)「かたつぶり」(愛知、佐々木駿介)「はりねずみ」(愛知、加藤乃愛)…生き生きしているねえ。

 

 「ぼくの好きなむし」のカマキリとバッタは、岐阜の西田光琉くん。原っぱで、見つけて良かったね。同じ岐阜のきむらたいらくんは、シオカラトンボとハビロイトトンボが好きなんだって。よく観察して描いている。愛知の永野稜馬くんも「秋の散歩」で、オニヤンマにバッタの発見やねえ。新潟の櫻井そうたくんの「野球」は版画かな。いいスイング、絵にも勢いがあるねえ。どの絵も園児作家さん、感じたままの純な描きよう、明日があるなあ。

 

 ※ 大谷系幼稚園絵画展は11月28日で終了。

 

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2020年11月28日 (土)

鴨川の鯉、釣りあげ目撃

Img_2272_20201127091301  Img_2273_20201127091401 Img_2276  Img_2280 Img_2289 Img_2293_20201127091701  Img_2294 Img_2296_20201127091901 Img_2299 Img_2300     キタ!キタ!キタ!~と手ごたえを言うのだろうか。糸がピーンと引っ張られ、釣り竿がグワ~ンとしなっている。リールの巻き上げが重たそう。水面が泡立って、黒い背びれが見えた。これは大きい。何かな、なんだろう。あっ!、鯉。ちょっと来い、こっちへ来い~の大きな鯉や。

 

 鴨川右岸、十条通にかかる陶化橋の南側である。対岸はいま、日が暮れんうちクレーン車が来て、河川改修工事中。いつもの出歩き、左岸からクイナ橋まで行って、右岸へ回って、北へ歩いていて、この瞬間の目撃だった。釣り人は、青い帽子、白いジャンパー、長靴…70歳を出たか、出ないかの男性。何度も釣り上げているのか、竿の裁きが手馴れている。

 

 馬車でもないのにバシャ、バシャする鯉を川岸にじわじわ寄せる。パン餌を飲み込んで、ひっかかった口を水面に出させる。おとなしくさせ、川岸まで降りて、えらを掴んで引き上げた。ここで、もう一つしゃれ、えらい!。陸揚げ、横になった鯉、太って、鱗も濃い。体長80㌢の大物という。釣り揚げ証拠、スマホで写真を撮り、~朝からの仕事、今日はこれで終わりです~と、目をギョロつかせる鯉をまた川へ。キャッチ&リリース。コイは素敵?。

 

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2020年11月27日 (金)

今年の漢字は???

Img_2175 Img_2180 Img_2173  Img_2172Img_2177  Img_2174 Img_2179 Img_2315  Img_2079 Img_2078 今年も、今年の漢字一字が選ばれる年末になってきた。今年は2020東京五輪が延期、世界中がコロナ禍、今なお~である。今年はまあ、コロナ関連で決まりだ。コロナ禍の「禍」か、三密の「密」か、ウイルス菌の「菌」か、それとも病、疫、鬼、滅か…、どれだろう。

 

 

 漢字を選ぶ公益財団法人「漢字能力検定協会」へ行った。祇園の旧弥栄中学跡、以前の烏丸高辻から移っている。漢字選びは、1995年、阪神・淡路大震災の「震」に始まり、今年で26度目。漢検ビル1階入り口、西側壁面に選定漢字の一部が展示してあった。「虎」は2003年。阪神タイガースが18年ぶり優勝、ダメ虎が猛虎になった年、懐かしさが甦る。

 

 昨年は令和元年の「令」。4年ごと五輪開催年は「金」、3度登場、最多である。2011年、東日本大震災の年は「絆」…、漢字一文字一文字に出来事が浮かびあがる。館内入って、消毒液と一緒に応募用紙が置いてあった。応募数1位の漢字は12月14日に決まり、清水寺で森貫主が揮ごうする。ネットで予想ランキング調べたら「禍」がリードして「密」が追いかけている。穴は、アニメ人気急上昇中、鬼滅の刃の「鬼」か「滅」か、予断を許さない。

 

 ※ 応募は12月6日まで。漢検HP、パソコン、はがきなどで応募できる。 ※ 漢検2階で企画「今年の漢字展」開催中。有料。

 

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2020年11月26日 (木)

ジュディ・オングの木版画

Img_1877_20201125091501  Img_1874_20201125091401 Img_1875_20201125091501  Img_2209 歌手で女優、ジュディ・オングさんの木版画「廊橋浅秋」を見た。しんらん交流会館であった親鸞さん報恩講記念、園児絵画展へ行って、そこで見た。作品は東本願寺の別邸、渉成園の庭園。レーコード大賞受賞、売り上げ200万枚のヒット曲の如く、魅せられた。

 

 台湾生まれのジュディさん、3歳で来日、子役から歌手へ、芸能人で名を成し、上智大学で語学を学び、25歳から木版画という。棟方志功の弟子、井上勝江さんに師事、いまやプロ作家。日展入賞13回、特選1回、無鑑査。雅号は倩玉。白日会の会員である。日本家屋、社寺、花に魅せれた作品多い。しんらん交流会館の作品は2010年制作、本人寄贈という。

 

 縦1・5㍍、横2㍍の大作。庭園の回廊、池、紅葉、緑の松…秋爽やかである。なぜ木版画か、東本願寺機関誌のインタヴュー記事が木版画の隣に立てかけてあった。目を細めて読んだ。子どもの頃から油絵、井上さんの木版画個展に魅せられ入門、白黒から多色刷り。浮世絵と同じで、色の数だけ刷り重ね、この作品は13色。~自然に育てられ、生かされ、自分を見つめて描く~と話す。いやもう、すっかり♪~南の窓から女は海~♪…、」と魅せられ、見続けた。

 

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2020年11月25日 (水)

黄葉、冬桜…いいなあ。

Img_2040 Img_2039 Img_2041 Img_2017 Img_2024  Img_2060 Img_2032_20201124095401 Img_1856 Img_1854 いいな、いいな~、この黄葉ぶり、ホンマにいいなあ。なんという木だろう。葉は小さくて丸いし、イチョウではないし…。う~ん、なんだろう。ヒント、毛がないって…。あっ!そうか、カツラ?。こんなに黄色くなって、そうならええカツラやなあ。ウットリするなあ。

 

 テクテク、トコトコ、トボトボ…、毎日の歩きよう、元気さ、心模様で、早さも、足幅も変わる。コロナ第3波の秋、密を避け、ひとりでブラリ、ブラリ。そのたび、いいな~の発見がある。その一等賞は、樹高は5㍍ほど、真っ黄色になった樹木。鴨川右岸を十条から七条へ北上して、九条あたりの堤の上、見上げてだった。デジカメ、デジカメ…と撮った。

 

 歩きの、いいな、いいな~の発見、まだある。薄っすら淡い小さなサクラ。祇園祭の鉾巡行の御池通り柳馬場角、日本初の小学校・柳池校跡に咲いていた。秋から冬に花開く十月桜、子福桜、四季桜のどれか。季節外れではない。花びらは細い枝から幾つも幾つも…、寒くても凛としている。もう冬なのにサクラ、いいなあ。向かいの老舗旅館・柊家の黒塀前で紅葉盛りのモミジ、東本願寺前はイチョウとケヤキの重なり…。晩秋へ、ひとり歩きの発見…いいな、いいな!。

 

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2020年11月24日 (火)

大阪新名物?かすうどん

Img_2141 Img_2139 Img_2138_20201123095801 Img_2140 Img_2136 Img_2144 カリカリして、しがむと、ジュワッと、旨味が口じゅうに広かる。高たんぱく、低脂肪で、コラーゲンがたっぷりだという。「かすうどん」。今や、たこ焼き、串カツに迫る大阪の新名物になってきたという。牛の小腸を刻み、長く煮込んで、脂を飛ばした「油かす」が入っている。

 

 大阪市美の展覧会見ての帰り、アベノハルカスが見える谷町筋の四天王寺交差点で、「かすうどん」と大きな看板が出ていた。きつねうどん、月見うどん、肉うどん…、種類は色々、かすうどんの専門店「加寿屋」。かけの、かすうどん単品なら350円という。手動のドアを開けて入って、カウンター席。かけだけでは~と、ミニ丼セットの豚塩カルビも加えた。

 

 昼過ぎても、客は多い。皆さん、かすうどん、かすうどん…とオーダーしている。店内貼り紙、かすうどんの説明、写真がある。油かすは、南河内の郷土料理、お好み焼きの具材など、大阪人にはなじみ。この十数年来、うどん出汁に入れ独立、専門店化してきた。カウンター席の上からどうぞ!と出てきた。ネギとトロロ昆布が乗る。ミニ丼とうどん…変わりベンタンで口にした。アホ、カス、間抜け~とは言えない油カス。初の味わい、これ大阪でんがな。

 

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2020年11月23日 (月)

陶化橋から始まる鴨川下流歩き

Img_1979 Img_2036 Img_1975 Img_2013 Img_1610 Img_1724  Img_1992 Img_1632 Img_1999 Img_1629_20201122101701       京都の鴨川の下流、十条通りに架かる陶化橋。どんな橋か、とうかナ?と調べると、三条大橋ほど有名でないにしても、なかなかの歴史の橋であった。かつては陸路と水路、西国街道の要衝で、高瀬川が注ぎこみ、石川五右衛門処刑のアツアツ釜が流れ着いたという伝説もあった。

 

 日々8千歩のぶらりぶらり。自宅の山科から京都駅八条口行き京阪バスに乗る。高速の稲荷山トンネル越え、最初の停留所・十条相深町で降りて、陶化橋から鴨川を歩く。右岸か、左岸か、上流か、下流か、その日の足が決める。陶化橋の東詰は東山区、西詰は南区。橋から遥か北を望めば、標高848㍍の比叡山。よ~く見ると、右側に清水寺、朱色の三重塔が小さく見える。

 

 この秋から陶化橋左岸一帯は大掛かりな河川整備工事が始まっている。大型のショベルカーが入り、土嚢を並べ、積みあげている。川床掘削、護岸整備と公園化。歩きに行くたび、番号書き込みの土嚢が増え、もう300番を超す。上流は京都タワーとJR鉄橋。下流は近鉄鉄橋、地下鉄駅「水鶏」のくいな橋、上鳥羽大橋からさらに下がると小枝橋。鳥羽伏見の開戦の橋である。秋の空に楠、白鷺、流れの煌めき…、陶化橋から始まる写真、とうかな?。

 

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2020年11月22日 (日)

その人の名は「辻晋堂」

Img_1731 Img_1096 Img_1038 Img_1036 Img_1037 Img_1034 Img_1026  Img_1019 Img_1031 Img_1011 Img_0995 Img_1009 Img_0999 その人、誰って?思う彫刻家がNHKの日曜美術館に出た。その人、生誕110年の辻晋堂という。鳥取生まれ、京都市芸大教授だった。国際的に著名な作家だという。彫刻と窯焼きの陶彫、具象から抽象、異才だったという。いま、京都伊勢丹7階で展覧会開催中と知った。

 

 TVの画面、何となく見ていて、次第に引き込まれ、映し出される辻その人と、その妙に味わい深い作品にデジカメ向けた。本名は為吉、戦後に曹洞宗の永平寺で得度して、晋堂になった。そのときの老師・岸沢惟安のことば「忘れるだけ忘れてしまって、そして残ったものを表せ」が生涯にわたる辻の造形思考になったという。チケットあって2度、見に行った。

 

 会場、TVで見た猫、犬、時計がある。~忘れろ~の師・岸沢惟安像、大学と窯焼きの煙突が立つ京都の住まいを抽象的に表現した「東山にて」もあった。100歳でまだまだ~の彫刻家・平櫛田中との書簡、版画、素描も出ていた。洒落っぽい「カラカサのオバケ」、「老人の日の老人」、「緑陰読書」…、辻の名を高めたヴエネチア・ビエンナーレ出品の「沈黙」「寒山」「拾得」も見た。彫刻の形、焼いた土色…、辻晋堂の名、忘れることはない。

 

 ※ 辻晋堂(1910-1981) ※ 伊勢丹京都展は11月23日まで。

 

 

 

 

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2020年11月21日 (土)

初めてのベジ・チエック

Img_1693   2335568600954ea19ce4260eeb2b35dc450x293 Img_1706 Img_1704 Img_1698  Img_1692 Img_1691 体重もチエック、体脂肪、内臓脂肪もチエック、血圧もチエック…、何事もチエック、チエックの日常になって、今はべジ・チエックの時代だという。日々どれだけ野菜を摂取しているか。健康生活の基本と、野菜ジュースの「カゴメ」が測定機器を開発、初めて測った。

 大津の瀬田ゴルフ場、午前のラウンド終わり、昼食のクラブハウスへ行く途中、アテストコーナーに大きな看板が上がっていた。ベジ・チエックどうですか~の誘い。好奇心のかたまり、何事もやって見なければ~と、名前を書いて、机に座った。スマホみたいな測定器に右の手のひらを被せ、10秒、20秒、30秒…結果がタブレットに出て、拍手が起こった。
 
 野菜摂取レベル9・1、摂取量350㌘。担当者が「すごい。今日の最高アベレージです」と、4段階表示のスコアボード一番上に合格の星印を貼った。ボードには~野菜が不足しています~のレベル4台に星印が集中している。レベル9・1は群を抜く。時々の宴席では野菜サラダ、コンビニでカゴメの野菜ジムニーなど野菜意識が効いているのか。クラブハウスの昼食は、野菜が乗った菜々麺セット…、野菜は再々、日常の健康はベジ・チエックから。

 

 ※ カゴメはドイツの光学機器メーカーと共同で7月に国内初のLEDセンサーの測定器開発。いま、各自治体、企業にレンタルしている。

 

 

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2020年11月20日 (金)

コロナと紅葉

Img_1683Img_1713_20201119102901 Img_1654 Img_1651 Img_1599 Img_1581_20201119103101  Img_1570 Img_1536 Img_1530 Img_1466 Img_1445   JR山科駅前のターミナル、 始発バスの窓が開いている。後部座席、マスクして換気開きの窓から色づいたプラタナスを写真撮り。今年ならではのワンショット。深まる秋、見頃の紅葉とともにコロナがまた増えている。2020秋、紅葉はこうよ!出歩き点描である。

 瀬田ゴルフ東の16番H、パー3の160yd打ち下ろし。青い芝生に樹木1本。密避けて色づいている。写真はナイスショット。山科の疎水。安朱橋から西の川岸にイロハモミジの種子が芽をだし、疎水に顔を出すように染まっている。今はいいけど、どう成長するのかなあ。地下鉄蹴上駅の改札口。南禅寺案内の紅葉看板は真っ赤。これは行かなアカンと思う赤。

 

 紅葉盛りの南禅寺。絶景かな!石川五右衛門の三門上、密で観賞している。下界紅葉の赤はどうよ!、落ちたらアカンよ。東福寺は紅葉名所の通天橋。観賞代1000円避けて、橋入れて写真撮り。拝観謝絶の塔頭は屋根瓦越しにカエデが燃えている。ともに無料のGOTO観賞。五条通り南の高瀬川沿い。エノキの古木に黄葉のツタが絡みついている。婦系図でエノキの主税にお蔦…どこまでも一緒?。桜、柿、銀杏…コロナでも樹々は、こうよ、こうよ~と、色づく。

 

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2020年11月19日 (木)

京都市京セラ美術館

Img_1350_20201118073601 Img_1358 Img_1374 Img_1354 Img_1367_20201118073701 Img_1373  Img_1334 Img_0674_20201118073801 Img_0678 Img_0676 Img_0679 Img_1361 京都市美術館が「昔」を入れて新しくなった。明治18年(1933)開館、現存する公立美術館で日本最古。新しくネーミングライツ代50億円で京セラの冠がついた。京都市の創生ポスター「日本に京都があってよかった」は、いま、市美。どうよかったか、見て回った。

 

 平安神宮の南、動物園の西、疎水の北、京近美と図書館の東、平安時代の白河上皇らの別邸があった岡崎…、場所がよかった。昭和の時代、ミロのビーナス、モナリザに鑑賞100万人…、展覧会がよかった。新市美、昔の玄関下にスロープが出来た。スノーボードできそう。春の開館、記念展はコロナで遅れた。地下から入って、階段上がってフロア、昔の市美が出る。

 

 外観のレンガは昔色。京セラさんは1階奥で京都賞の展示、50億PR控えめ。カネは出しても口は出さない。西の玄関から通り抜けて、東は7代目小川治兵衛の日本庭園。現代作家のガラスの茶室が浮かぶ。昔に今がある。年輪重ねた松が曲がりくってアートに。移動騒ぎの富樫実さんの彫刻「空をかける」は健在。現代作家を奨励する三角のトライアングルゾーン、ガラスに落書きなど様々。動物園側に山桜50本植樹。古くて新しく…、良かった、良かった!。

 

 

 

 

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2020年11月18日 (水)

大きな大根、ザリガニ、ありとスイカ…

 Img_1485 Img_1487 Img_1498 Img_1477 Img_1479 Img_1494 Img_1471 Img_1483 Img_1481  Img_1468  大きな、大きな、太っちょの大根さん、画用紙からはみ出しそうだねえ。葉っぱは、お山の木みたい、にょきにょき出ているね。首んとこ青色にしてあるから青首大根かな。なりたしんと君、北海道のオアシス保育園だって。さすが北海道やねえ。絵も大根もでっかいぞ~。

 京都駅地下公共ストリートギャラリーで、いま、親鸞さん報恩講に合わせた真宗大谷派の幼稚園児の絵画展。保育園児4歳、5歳のみんな、のびのび、はつらつ、感じたままに描いて、楽しいねえ。茨城の鈴木健正君の「いちご」。カッパ頭みたいな葉、赤い実に黒い粒々も…よう見て描いているねえ。「サツマイモ」は、京都の今福簾君。青い茎と一緒、構図がいいねえ。

 

 「こいのぼり」(京都・浅井心春)も大きくて、太陽もびっくりかな。「ザリガニ」(岐阜・かわぐちそうた君)は、餌を挟む右腕が特別に大きいんや。「ありとすいか」(兵庫・湯瀬智聡君)は、土の中まで観察して、うまいねえ。座布団三枚、金賞候補かな。「おいしそうなスイカ」(岐阜・いとうてんま君)「ラーメン大好き」(新潟・今井優志君)「くいしんぼうのクジラ」(京都・桑原朔人君)…、どの絵も上手で面白いねえ!。見せてくれてありがとう。

 

 ※ 11月28日まで。ほかに東本願寺しんらん交流館などでも展示。

 

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2020年11月17日 (火)

東福寺、長さ2㍍の左手

 Img_1505 Img_1450 Img_1451 Img_1456 Img_1464 Img_1463 Img_1458 Img_1457 なんと大きな左手だろう。朝日新聞朝刊にその手の写真が載って見に行った。手首から中指まで2㍍。臨済宗東福寺法堂の中、かつて仏殿に安置されていた高さ15㍍の大仏さんの手である。大仏さんは、明治14年(1881)の大火災で焼けたが、左手だけが救出されたという。

 

 行ったのは、紅葉で人出が増え始めた頃。秋の京都非公開文化財特別公開、朝日新聞が紙面協力して、手の紹介もそうだった。市バス東福寺前で降り、京都第一日赤わきから25もある塔頭の幾つかを通り、境内へ入った。紅葉名所・通天橋へ観賞代は千円、法堂と三門の特別拝観もそれぞれ千円…、お寺も維持経費がかかり、せん無い。千円が無いとは言えない?。

 

 昭和9年(1934)立て直しの法堂は仏殿を兼ねている。高さ26㍍、間口41㍍、奥行き30㍍、昭和の木造建築で最大という。テント張り土産物屋さん並んで、東側が拝観入り口だった。外から堂本印象が17日間で描いた龍の天井図と御本尊の釈迦如来が見えた。堂内の撮影は禁止、堂外ならとズーム撮りした。お目当ての左手は、お堂東すみ位牌壇の中だった。中指と薬指が少し折れている。人々を救う意味だという。♪~私の仏さまはサウスポー~♪。

 

 ※ 特別公開は12月13日まで。

 

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2020年11月16日 (月)

この秋は「閻魔さん」

  Img_7418   Img_7428 Img_0961 Img_1063 Img_1068  Img_1069  Img_0739 Img_0740 Img_0107_20201115103601 Img_0108 この秋、どうしてか、妙に閻魔さんとご縁があった。鎌倉時代の作とわかった西七条の小さなお寺の閻魔さん、閻魔の老舗寺という千本えんま堂の閻魔さん、盆の迎え鐘が鳴る六道珍皇寺の閻魔さん、大津・下阪本の国宝「六道絵」閻魔庁の閻魔さん…、閻魔の縁があった。

 

 ご存知、閻魔さん。死者の生前の行いを裁く地獄の王さんである。地獄の沙汰もゼニ次第というけど、嘘をついたら舌を抜かれ、どこへ落されるかわからない。怒りの赤い顔、ガバッと開けた口、にらみつける眼…、恐ろしい。龍谷ミュージアムの展覧会「西七条のえんま堂」。キャッチコピーは、~君もえんま様に裁かれてみないか~。「いいえ、また今度にします」。

 

 西七条のえんま堂へも行った。西大路七条東入ルの商店街、境内のないお寺だった。閻魔像など11体、龍谷大調べ、江戸より前の木造と判明したという。むかし、桜が千本という西陣の千本えんま堂へも。閻魔さんをサポート、あの世この世を通った小野篁の開創という。本堂前で、閻魔さん写真を見た。六道珍皇寺の閻魔さんは特別公開の看板で見た。大津歴博の展覧会国宝「六道絵」の真っ赤な閻魔さん…、エンマ帳日記にどう書くか。「賢う暮らします」。

 

 ※ 西七条えんま堂は正法寺七条別院、千本えんま堂は引接寺、六道絵は聖衆来迎寺所蔵。西七条のえんま堂展は終了。千本えんま堂のえんま像は毎月16日開帳。六道絵は大津市歴博で11月23日まで展覧。

 

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2020年11月15日 (日)

パンダ焼き

Img_0588 Img_0580  Img_0585  Img_0590 Img_0591 Img_0640 一つ、口にほうり込んで、なにかナ。あっ、カスタードや。もう一つ、これはチョコか。なにかナ、なにかナ…、一つまた一つ、つぶあん、チーズ…。これ、なにかと言うと、一口サイズのパンダ焼きカステーラ。食べてみて初めてわかるリンリン、ランラン、カンカン。

 

 寺町、新京極のぶら歩きで、地下鉄市役所前駅の改札を出てだった。週替わりで出店が変わる駅ナカ販売、あの週は東京上野・御徒町から「花神楽パンダ焼き」。人気があるのか、お客が多い。仲間入りして、覗いて、パンダがちっちゃい。見た目、どれがカスタードか、つぶあんか、わからない8種類のパンダ。面白そうなので、混ぜ混ぜ12個540円買った。

 

 山手線、京浜東北線の御徒町駅北口に本店、2018年に開店、京阪神ターミナルへも移動販売という。<おかちまち>と読む御徒町、むかしは江戸城を守る武士が住むまち、戦前戦後は寄席、見世物小屋など並ぶ歓楽街だった。いまパンダ焼き発祥、どこか、御徒町の可笑しいお菓子~と洒落たくなる。御徒町に近い上野動物園はパンダ、朝食はご飯でなくいつもパンダ?、昼のおやつとお土産はパンダ…、シンシンして、シャンシャン、さあ!パンダ?!。

 

 

 

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2020年11月14日 (土)

ケヤキ、バナナ、コスモス…植物園

Img_1167 Img_1151 Img_1175 Img_1189 Img_1188 Img_1190 Img_1184 Img_1296 Img_1299 Img_1292 Img_1302 Img_1309 Img_1314_20201113101301 見て見て!と茶褐色のケヤキが言う。バナナも絵入りの→で、ここここ!と誘う。風さん吹いて、吹いて~とコスモスとススキが仲がいい。バラはまだ見ごろです!と咲き続ける。すこし早めの紅葉が始まった京都府立植物園、コロナ忘れて~のんびり大会、また行った。

 月イチ、いやもっとかな。自動検温の北山ゲートから時計と反対回りで行く。平日の昼、入園者少なく、広い園内が広い。園内ずっとソーシャルディスタンス、換気は寒気に通じる。針葉樹林、梅林からもみじ園へ来た。もう、こうよ!と池畔に映って紅葉している。四季彩の丘はケヤキ。樹高20㍍の大木、枝が分かれに分かれて、逆さホウキ、茶褐色で目立っている

 

 バナナン、バナナン、そんなバナナ。イラスト絵→の先を見たら、青い実がぶら下がっている。そのバナナ、なにバナナ?、名札は「アイスクリームバナナ」、ええっ!と見直す。皮がごつごつの獅子ユズ、怖そう。風で傾くススキ、白い鏡獅子のよう。植物園会館前はコスモス花壇。ピンクに黄色に白と色分け。なぜか、モシモシ、モスモス、モスバーガー?の洒落が懐かしい。いま盛りのキクとバラにケイト、まだダリヤ、もうボタン…。いつ行っても、植物園には季節がある。
 

 ※ 写真撮りは10月9日昼。園は今日14日から29日まで紅葉ライトアップ。

 

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2020年11月13日 (金)

伝統的工芸品の「的」とは~

Img_0525 Img_0532 Img_0528 Img_0541 Img_0527 Img_0549_20201112112101 Img_0551 Img_0550 Img_0517 Img_0521     伝統的工芸品の「的」とは、何だろう。「的」抜きでもいいのに~と調べたら、昔から手作りで作られ、今も日常的に使われて、国が素敵!?と指定している工芸品とわかった。着物、人形、仏壇仏具、うちわ、陶磁器など15品種、全国各地で235品目あるという。

 「伝統的工芸品国民会議全国大会」は、表彰と販売を兼ね、毎年全国で持ち回り開催しているが、今年の京都は、コロナ禍でオンラインだった。JR京都駅ビル2階ギャラリーで、今年の優秀賞作と来年開催する愛知の工芸品だけの展示があった。看板は「第37回KOUGE・EXPO IN KYOTO」。ぶら歩きの生涯学習、ぶらっと入って、見て、学んだ。

 

 山口県は大内人形2体。守護大名大内家に伝わる夫婦円満を象徴という。香川県は丸亀の大うちわ。美人絵でうち涼しいワ?。地元京都はお寺に飾る銅板づくりの仏具と京焼・清水焼。大阪は堺の刃物、よう切れそう。来年開催の愛知は三河土の鬼瓦に名古屋仏壇など、ガラス越し職人の技、わざわざ覗いた。都道府県別の工芸品は日本地図イラストで出ている。滋賀は朝ドラ・スカーレットの信楽焼…、職人の手のぬくもり、日常に適(「的」)している。

 

 ※ 都道府県別の指定品目数は東京18、京都、沖縄17、新潟16の順で多い。詳細は経産省のホームぺージ。

 

 

 

 

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2020年11月12日 (木)

鴨川いきもの洒落がたり

Img_0762  Img_0775 Img_0788 Img_0802 Img_0801Img_0794Img_0785Img_0781Img_9945 ブルーな空が広がったこの秋、鴨川の河原を何度か歩き、羽根を広げマンボ~ウッ!の鵜の群れを見た。じっとしてジタバタしないバッタも見た。よく見るヘイ~カモン!の鴨一家、動かずのゴイサギ、ちょこ走りセキレイ…。鴨川ぶら歩きデジカメ撮り、洒落て紹介しよう。

 

 カラカス鳴らし、アァ~ウッ!のカワ鵜、松原橋下流の中洲にいた。弁慶が~ここかと思えば右左の牛若丸~と出合った五条の橋は、こちらの松原橋がほんとうという。鴨川左岸歩いて、中洲に鵜の群れ。マンボ~ウッ!で、なんぼ?ウいるか。離れた所に1羽、かたまって7、8羽はいる。潜水鮎獲り、小春日和のひと休みか、鴨川にこんなに見たのは、マンボ~ウッ!。

 

 バッタは鴨川を下って、鳥羽大橋近くの河原。歩き疲れて腰掛け、ふと見たら横にいる。デジカメ向けても動かない。高齢バッタ!かと、モシモシ!と手を出したら、後ろ脚でジャンプ一番、5、6㍍先へ飛んでいった。写真点検、えらそうな顔、バッタバッタせず、トノサマバッタか。ちょこちょこ走って、写真が撮れそうで撮れないセキレイ、ズームを効かせて、撮った。エヘン、ゴホンとセキレイ撮りの咳が出た。写真紹介、鴨川いきもの洒落がたり。

 

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2020年11月11日 (水)

地蔵盆お供えは「曼荼羅」

 Img_0840 Img_0836  Img_0841 Img_0842_20201110102001 Img_0844 Img_0845 Img_0849  「真ん中の西瓜は主尊の大日如来、鹿谷かぼちゃ、賀茂なすなど京野菜を諸仏に配し、曼荼羅模様に描きました」と言う。日本画・創画会の会員、西久松吉雄さん(68)の作品「供物」である。西久松個展「語られる風景」へ行って、ご本人から話を聞いて、見入った。

 

 会場は京都新聞販売店から12年前にギャラリーになった「恵風」。平安神宮から北西、丸太町東大路東入ル。西久松さんは京都市北区生まれ、京都市美日本画科卒。古墳、古刹などを描き、山種美術館賞など受賞作品多い。奥さん、息子さんは画家、娘さんは彫刻家の美術一家。元勤め先などの関係あって、展覧会案内いただくと、そのたびに見に出かけている。

 

 会場で会って、2階展示の「供物」を見て、作品意図を聞いた。作品は50号の大きさ、石州楮紙に描いている。近づいて見ると、薄墨の筆で、下地に南無阿弥陀仏の文字が幾つも幾つも。「1日半かけ600回余り、諸行無常でした」と。曼荼羅の野菜と果物は26種。タケノコ、水菜、しめじ、桃…遊び心か、カマキリも。「地蔵盆のお供えがイメージです」と。作品「供物」の両隣は脇侍にした蓮絵。西久松画伯、悟りへ、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…。

 

 ※ 西久松個展は11月15日まで。 

 

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2020年11月10日 (火)

「秋が空を渡っている」

Img_0811 Img_0864_20201109101901  Img_0868_20201109102001  Img_0870 Img_0876_20201109102001 Img_0878 Img_0884 Img_0892 Img_0893 Img_0904 Img_0910 Img_0912_20201109102201  Img_0915 Img_0917  Img_0920 見上げた空、眼が、気持ちが、向けたレンズが…いいね、いいね!と言っている。いまが「清秋」。どこまでもブルーに透き通った空、白くふんわり浮く絹雲、鰯雲…。お天気博士・倉嶋厚さんが詩的に「季節は空を渡る」と言った空、いま、「秋が空を渡っている」~~。

 

 本殿が国宝になった祇園の八坂神社でバスを降りたときから空は「清秋」だった。子規が随筆「雲」の中で書いた~秋雲は砂の如く~の、箒で掃いたような白い雲が空に広がっている。山村暮鳥は「お~い雲よ ゆうゆうと 馬鹿にのんきそうじゃないか~」と詠んだ。二葉亭四迷は長編小説「浮雲」を書いた。NHK朝ドラ「雲のじゅうたん」は髭の殿下、人気があった。

 

 祗園から東大路を北へ、知恩院、疎水を超えた。丸太町の画廊で知人の個展を見て、今度は丸太町通りを西へ。頼山陽が住んだ山紫水明処、鴨川の畔を越え、京都御苑へ。昼歩きはもう6千歩。歩くごとに秋の雲は変化、そのたびにシャッターを押した。撮った写真は50枚を超えていた。パソコンで写真選択、これも、これも、う~ん、これも…、いいね、いいな。もう一度、倉嶋さん。「変化する雲は、小説、詩、絵画に負けない芸術作品」と出ていた。

 

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2020年11月 9日 (月)

空也、清盛像の六波羅蜜寺

Img_0701 Img_0703 Img_0715_20201108105801 Img_0807 Img_0707 Img_0806 Img_0708  Img_0805  Img_0710 Img_0730 京都東山の六波羅蜜寺へ行けば、空也上人と平清盛の重文像である。口から阿弥陀さん6体を出して南無阿弥陀仏の空也立像、経巻を手にして一門の繁栄を願う傲慢さ消えた仏の如く清盛坐像。本堂へ上がって、朱の回廊から西へ渡って、拝観代600円の宝物館で見た。

 

 コロナ禍の「密」でない「蜜」の六波羅蜜寺、どう行くか。唐の長安の都に倣って、京の町は碁盤の目だが、ここは五条坂から北西へ裏通りを斜めに歩いて3分で行ける。ののさん小路、ふれあい坂、ろくはら裏門どおり…の小さな看板が出ている。町名は仏教語の六波羅でない六原、公園もスーパーもー六原、町じゅうハラハラしている。六波羅蜜寺は真言宗智山派。

 

 天暦5年(951)疫病退散を祈り歩いた空也の創建。ご本尊は空也が刻んだ国宝十一面観音で秘仏。十二年に一度、辰年にだけ開帳という。奢れる平家の時代、このあたり平氏の館が5200も建っていたらしい。平家没落、鎌倉探題へて千年余、今がある。境内に七福神の弁天さん、諸芸百般の阿古屋塚…どこや、あこや!とある。宝物館は弘法坐像、運慶・湛慶父子像など平安・鎌倉の重文像が、空也像、清盛像とともに…いいね!いいね!と並ぶ。

 

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2020年11月 8日 (日)

[WMG関西」って?

Img_0482_20201107104001 Img_0467   Img_0478  Img_0477  Img_0476 Img_0475 Img_0471  Img_0468 Img_0458     Img_0438  コロナ禍で来年5月の開催が再来年に延びたけど「WMG関西」、知られているかなあ。生涯スポーツの祭典「ワールドマスターゲームズ」。五輪翌年、4年に一度ある。カナダで始まり、日本初の第10回大会が関西で開催、京都の岡崎周辺で開会式があるんだけどなあ。

 

 この間、どらえもんの「のび太」くんも見に来たかどうかだけど、近畿の広告デザイン会社が競うポスター展が、平安神宮前の参道であった。生涯スポーツに賛同するみなさんが見に来ていた。大会は国内外から5万人、ボランティア6万人も集う大イベント。30歳以上なら80歳でも90歳でも、陸上、水泳など59の種目に誰でも参加できる。

 

 参道前、パネル展示のポスター81枚。デジカメ撮りしながら見た。大会マスコットは「スフラ」。スポーツのス、フォーのフ、ライフのフの一字からで、サクラの妖精という。いい歳して、よせ?とはいえない。「いい歳して、いい顔しよう」はキャッチフレーズの一つ。「まだまだやれるぞお~」「心を燃やせ」「心技体に楽でハッピー」「生涯興奮」、ポスターのデザイン、フレーズにわくわく。「WGM関西」始まりは京都から。「知っといておくれやす」。

 

 ※ 再来年の「WMG関西」は福井も含めて5月中、17日間にわたって開催。 ※ ポスター展「公共サイン美術」は10月31日、11月1日開催。毎年、近畿2府4県持ち回り。開催府県のテーマを描く。

 

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2020年11月 7日 (土)

マスクの時代

Img_0646 Img_0645Img_6104_20201107070001 Img_0558 Img_0246  Img_0165 Img_0555 Img_9783 Img_9730 Img_9163  Img_8720 Img_7360Img_0952 Img_7359  ないないマスクが、今は、あるあるマスク。白、黒、青、赤と色がつき、手作り、ガーゼ、布とある。高いの、安いの、カッコイイの…。ウイズ・コロナの日常、マスクはモード化し、アート化してきた。町歩きで、あんなマスク、こんなマスク…タイガーマスクが懐かし?。

 

 「マスク」-、広辞苑をひいた。「病菌、塵芥を防ぎ鼻、口を覆う」と一番にでた。顔、容貌、捕手の面、デスマスクと続いた。英語でmaskの外来語。いつ、どう入ってきたかと思う。大津の商店街、魚屋さんマスコットは秀吉さん。殿、コロナでござる~と絵入りマスクで、がんばれニッポン。京都の四条大宮、不二家はベティちゃんの黄色いマスクが似合う。

 

 京都市地下鉄ポスター。アイドルの太秦萌ちゃんが「マスクするっ」。いま、マスクはスルーできない。じいちゃん、ばあちゃん…車内のみんながマスクする!。四条通商店街、現代アートの木村英輝さん作品は鯉マスク。濃いマスクで来い?!。京都駅構内、老舗雑貨の永楽屋さんは土産マスク、大津の居酒屋「いざかっぱ」は河童マスク。五条室町上ルのトロフィー屋さん、三度笠の旅人像にマスク、渡る世間にマスクあり!。駄洒落もまっすぐ?マスク、ストレート。

 

 

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2020年11月 6日 (金)

看板は「RAMEN」

Img_0564 Img_0560 Img_0573 Img_0574 ここは…ろこ?どこ?。看板は英語の表示で「RAMEN」。写真付きで、よく目立つ。アメリカかな。違う?じゃあ、ろこ、神戸の六甲?。それはヘタな洒落。近くに東寺の五重塔がある。京都から奈良へ行く近鉄電車の高架下、ここは、食堂街の「みやこみち」。

 

 外国人向け看板「RAMEN」は、中華「ハマムラ」が出す。商標イラストが面白い。ハで眉毛、マで眼、ムで鼻、ラで口…、中華帽かぶせて「ハマムラ」の出来上がり。大正13年(1924)創業、老舗の庶民的な中華店。前に一、二度は入っている。今や、世界のラーメン、ましてコロナ禍であっても、観光都市KYOTO。ラーメンは「RAMEN」なのだ。

 

 秋のレインの日でも一日目標8千ウオーク。傘レスの京都駅構内、ブラブラして出会いが「RAMEN」。トラディショナルな日本的伝統ラーメンと、横文字の書き込み。鉢の中のラーメン、具の説明はグー?。半熟卵―Bolled Egg、葱―Green Leek、焼き豚―Pork Filltなどなど。世はWithコロナ、値段表示もWith Tax。お隣の日本語看板は「つ~んとくる風味、いっぺんどうどす」。わかる?アンダスターン!。

 

 

 

 

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2020年11月 5日 (木)

洋画家・須田国太郎とは

Img_9931 Img_9821 Img_9820  Img_9823 Img_9825 Img_9827 Img_9835 Img_9839  Img_9843 Img_9845 褐色また褐色…重たいけど、深い。なんだか、井戸の底をのぞき込むような深さがある。いま、京都近美4階のコレクション展で須田国太郎作品が32点並んでいる。少女、動物園、海亀、唐招提寺礼堂…、どれも独特の色調である。須田国太郎とは、どんな画家なのだろう。

 

 明治24年(1891)、京都生まれ。美術史、絵画研究から43歳で転向した遅咲きの洋画家。京大哲学科卒。中学のおり、丸善でゴッホを見て、絵に興味を持ったのが始まりという。大学で美学を学び、スペインなど渡欧の4年間、スケッチとゴヤなど模写、絵画技法を研究。帰国して、教壇に立ち、昭和7年(1932)、東京銀座で初個展という。

 

 JR東海社長だった息子の須田寛氏は父について、述べている。「ネクタイして、正座でカンバスに向かい、背後から声を掛けたら、黙れ!と一喝された。描くというより絵と闘っていた」と。色調と明暗、西洋画と東洋画など様々に研究し考え、絵は「材料と技法にあり」と独自の領域に到達という。京近美、須田コレクション展のテーマは「写実と真理の思索」。作品に38歳と49歳の自画像2点。絵の道、哲学思索の深さが浮き出ていた。没年70歳。

 

 ※ 須田コレクション展は12月20日まで。

 

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2020年11月 4日 (水)

「お通し」について

Img_0175 Img_0177 Img_0187  Img_0181 Img_0311 Img_0312_20201103212401 Img_0313 気楽な居酒屋でも、こましな料理屋でも、席に着くと~である。まあ、小鉢か、小皿が出て来る。頼む、頼まない、好む、好まないに関わらず…出てくる。これ、お通しといい、つき出しとも、先付けともいう。会席の日本料理、テーブルの中国料理は前菜である。これって、ナニなのか?。

 

 JR大津駅からすぐ、串カツは牛でも何でも1本全80円の「ニューくろ万」。コロナ禍もあって、久々に行った。大将は粟津さん。店はスタンド林屋のすぐ近くで、粟津さんは自分の店がすくと、林屋へよく顔出すので、前から知っている。行ったあの日、最初に赤こんと煮大根入りの小鉢が出てきた。お品書きに「お通し代として330円頂いております」。値段の表示は極めて珍しい。

 

 粟津さんに聞くと~その方が親切かと思って…~と言う。あまり気にしないお通し、出る中身は店により違うし、値段も異なるようだ。スタンド林屋の場合、どうか。カウンター前の立ち呑み席だと出ないが、奥へ行って座ると出てくる。酒の肴の最初の一品で、席料を兼ねての、お通しという。「くろ万」の流れで行ったおり、小芋の炊いたんと揚げなどのお通し、味は◎◎だった。メニュー表記はないが、林さん、値段は300円と明かす。お通しは毎日変え、味にこだわりがあるようだ。店が腕のほどを示す始まりの一品、ウオッチするのも、店への配慮、客の心得というものか。

 

 

 

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2020年11月 3日 (火)

町の中の「秋色」

Img_9957  Img_0492_20201103070501   Img_0164_20201102102701  Img_0432 Img_0204 Img_0434 Img_9776  Img_9879 Img_0242 Img_0489  春夏秋冬…それぞれに「色」がある。いまは秋色、どんな色か、国語辞典をひいた。「あ」の「秋色(あきいろ)」は項目がなく、「し」の「秋色(しゅうしょく)」で、~秋らしい景色、漢語的表現~と出た。栗、柿、空、服装、樹々…、町中の「秋色」を見つけに出歩いた。

 

 京都新聞朝刊一面に「秋色ちらほら」の見出し。色づき始めた永観堂の紅葉スケッチ。読み方は「あきいろ」?「しゅうしょく」?、どちらかな。書棚の「お天気博士、季節の旅人」・倉嶋厚さんは~秋、木の葉が初めて6~7度の低温刺激を受けると、その後の気温変化に関係なく、紅葉・黄葉が始まる~と紹介している。樹木の「秋色」探し、桜、欅、花水木、楓に目が行く。

 

 ビルの壁面、蔦が気ままに這っている。青、黄、赤のコラボは秋模様。箒状に伸びる欅、先ほど茶けている。桂、桜、柿の葉は一枚一枚、黄色く赤い。落葉樹は葉が薄いのが多いという。薄い?そっと頭に手をやる。秋は物憂い季節?である。イベント舞台に稲ワラ特設、衣服店は「秋が好き」と葉っぱポスター、樹木の赤い実をついばむ鴉、豊作茸の値札はひと籠3万円、ちょっとマッタケ、コートはフレンチでトレンチ?。一日一日、町は「秋色」に染まって行く~。

 

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2020年11月 2日 (月)

お寺で秋の古本まつり

Img_0346 Img_0358 Img_0361_20201101104301  Img_0365 Img_0391 Img_0370 Img_0380 Img_0383 Img_0388 Img_0393 境内所狭しと「昔」が玉手箱のように溢れている。子規、紅葉、鏡花…の明治文学全集、山本リンダは困っちゃうナと写真集…、5冊550円の文庫本、1冊300円から~の洋書も要所要所に出て、CD、ポスター、古地図も。百万遍知恩寺境内、秋恒例の古本まつり。

 

 法然さん開宗、同じ浄土宗でも、除夜の鐘の知恩院でない百万遍の知恩寺。周辺は農学部、理学部など京都大学がある。青空古本市は、主催者がご本尊にコロナ「病即消滅」と祈願、ことし44回目の開催。コロナ回避でない仏教語の老舗・三密堂など17店が、貯めに貯めた古書を出す。マスク&マスクの境内、今出川通りの山門から入って、古書点検と写真撮り。

 

 廃刊の平凡パンチ、懐かしい。昭和40年代は700円、売値のパンチも効く。展覧会で2千円級の図録、値下がり300円。巨人軍優勝の軌跡は報知新聞発行、放置できない。なぜか、ソロバン五つ玉の販売?たまたまかな。本堂へお参りして、欄干に僧侶の草履発見、緊急避難か。阿弥陀堂前、鐘楼前、釈迦堂前には城山三郎著「わしの眼は10年先が見える」200円、いい眼やなあ、買おうかなあ。悩むなあ。お寺の門内、悶々と見て回った。

 

 

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2020年11月 1日 (日)

あしながおじさん、湖岸を行く

Img_0266 Img_0265 Img_0261 Img_0257Img_0087 Img_0269 Img_0271 Img_0294 Img_0301Img_0295_20201031111501  Img_0288_20201031110301 Img_0304_20201031110501 Img_0303  確かに長い。自覚はあったが、長い。それにしても、ちょっと長すぎる。足の影、2㍍、いや3㍍はある。我が足、もう一度じっと見る。それほどは…である。秋の夕暮れ、つるべ落としのせいだった。琵琶湖岸・大津なぎさ公園、あしながおじさんの幻影とともに歩いた。

 

 廃館か、存続か、まだ決まらない休館中の琵琶湖文化館。紫式部が父赴任の武生へ旅立った打出浜にある。湖岸に突き出て浮き城ともいう。屋上からさらに8㍍、大トンボがいる。トンボの古名は秋津洲、日本。滋賀は日本の真ん中として、館のシンボルになっている。館東側、明智左馬之助湖水渡りの処の石碑が立つ。県書道界大御所、太田左享さん筆跡である。

 

 石碑周辺、大河ドラマ記念で整備された。本能寺の変、天正10年6月2日の日付。大津歴博もいま、江戸の浮き世絵師が描いた湖水渡り図を展示中。あしながおじさん、東へ東へ。1歩が長く、頭が湖岸に落ちそう。プラタナスは紅葉し、びわ湖ホール、びわ湖プリンスホテルに夕陽が射す。湖岸の1本桜、北緯35度メモリアル碑、遠く東に近江富士、西に比良、比叡…、なぎさの湖面は残照して、いつの間にか、10月2度目の満月が上がっていた。

 

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