光秀ゆかり、ドドンと明智太鼓
顔真っ赤、赤鬼のような閻魔さん。国宝「六道絵」の一つという。ドドン…ドンと大きな陣太鼓。明智太鼓という。重文の十一面観音。そう拝観できないという。開館30周年を記念する大津市歴史博物館の「聖衆来迎寺と盛安寺―光秀ゆかりの社寺」展へ行った。
歴博は企画展、地元作家の絵画展など何度も行っている。京阪石坂線、昔は別所駅、今は大津市役所前駅。びわ湖毎日マラソンの皇子山競技場の向かい、市役所、警察学校超えて行く。穴生の石積み、お城のような階段上がって博物館。大津絵、近江八景など常設。真下に大津商グラウンド、向こうに琵琶湖。西にグリーンの競艇場、対岸は三上山が△に見える。
開館30年記念展、歴博も力が入る。♪~おいらはドラマー~♪の、大河ドラマ・麒麟がくる。時代に嵐を呼んだ光秀を絡めている。チラシは日本語、英語、中国語、韓国語の4か国づくり、語学勉強?。「六道絵」は全幅公開、閻魔庁図、地獄図、飢餓道図…がこれでもか、これでもか…と並ぶ。怖い、恐ろしい。十一面観音像は、写真撮影ができる。鑑賞者サービス、これはやさしい。フロアでは「六道絵」がコピーで再展示。解説付き、生き方問い直し。もう遅い?。
※ 聖衆来迎寺の表門は坂本城の城門を移築。信長叡山焼き討ち前、情報あって、仏像など運びだし、国宝・重文多く、「近江の正倉院」と言われる。盛安寺は光秀位牌、光秀陣太鼓があり「明智寺」とも言われる。平安時代、十一面観音立像が重文。井上靖の小説「星と祭り」でも知られる。 ※ 歴博記念展は11月23日まで。
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