空中径路の美女100人写真展
京都駅ビルの空中径路に美女が100人も~という。クレオパトラ?楊貴妃?モナリザ?オードリーヘップバーン?原節子?山本富士子?浪花千栄子?石原さとみ?ではなさそう。街角の写真家・甲斐扶佐義さんが撮った100人。どんな美女たちだろう。
5月の会期をコロナで秋9月、10月に変えて開催の京都国際写真祭。英語でKYOTOGRAPHIE、略してKGという。今年のテーマはコロナからどう明日を見通すか~VISION。ヴィジョンだから美女?というわけでもないにしても、京都市内のあちこちで国内外の写真家の作品展を開催していて、美女展だけは~と、急いで空中径路へ上がった。
京都市内を見渡す穴場スポット・空中径路、駅ビル京都劇場のある東側から7階へ、そこからエスカレーターでまた上がった。高さ45㍍、京都タワーは手が届きそう。長い通路、美女100枚の写真が順不同で並ぶ。街なかのOL、女将さん、子供たち、ひょっとして?若い?頃の由美かおる…、三条大橋、鴨川、四条河原町…、顔・かたちに表情を加えたその時、その場所の美女写真。甲斐さんが50年撮り続けた美女の輝き、甲斐さん撮りカイ?ここにあり。
※ 甲斐扶佐義、1949年、大分市生まれ。著作、写真家、エッセイスト。京都で喫茶「ほんやら洞」(寺町今出川)バー「八文字屋」(木屋町四条)など経営しつつ、モノクロで街角写真をとり続ける。90年代、京都新聞にフォト・エッセイなど連載。写真集多数。欧米でも個展開催。
※ 写真祭りは10月18日まで。
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