光秀の謎、ラジオで7時間聴く
光秀はなぜ 主君信長を本能寺に攻め殺したのか。天正10年、440年前の謎が謎呼ぶリンゴ殺人事件?いや、信長殺人事件である。著名な歴史学者・小和田哲男さんはNHKカルチャーラジオ・歴史再発見で、週1回30分、計14回7時間に亘り、謎解きに挑んだ。
寝る前、スマホでNHKラジオの聴き逃し、ドキュメント・教養を引き出し、耳にした。TVの大河ドラマ・麒麟が来る~が始まり、コロナが騒がれだした3月末から6月末まで火曜の夜は「明智光秀実像に迫る」が続いた。小和田さん、71歳。静岡大名誉教授。大河では、今回の麒麟もだが、時代考証でよく名前が出る。古文書読み解く歴史書の著作も多い。
光秀の出生地は、岐阜の可児か、滋賀の多賀か、年齢は?。小和田さんは、生まれの謎から始め、回ごとに道三、義昭、信長との関わりを喋り、本能寺の変は、怨恨か、天下取りの野望か、単独か、黒幕なら誰か~と解説して、最後の最後に、自説の真相をズバリ述べた。「武田勝頼を滅ぼし、傲慢になった信長。その悪逆は天下の妨げ、のさばらすわけにはいかなかったからでは」と。毎回毎回7時間の末の結論。喋る方、聴く方、お疲れ様でした。
※ 小和田さんの「光秀の実像に迫る」の聴き逃しは、いま11回分から再録、8月末で14回目が終わる。
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