コロナに負けず花は咲く
花が一番、輝いて見えるときがある。季節、天気、時間、場所…それがひとつになったときだろう。そんな瞬間に出会って、デジカメを向け、いい写真が撮れたとき、それが至福のトキか。サクラ開花の春3月、二度目の植物園。写真撮り、またトキドキしに出かけた。
観覧温室は閉室、桜ライトアップは中止していても、園内は広くて、開放感がある。入園者と濃厚接触することはない。コロナ感染拡大、ひとりで出かけるのがいい。北山門入って、芽を吹きだした柳が目に飛び込む。サクラは黄色いサンシュや、白いコテマリ、ユキヤナギ、真っ赤なボケと隣り合っている。黄色のヤマブキと赤のミツバツツジとも近い。色の混ざり、どう撮るか。
大きな木蓮、紫の花が空をおおう如く咲く。宮崎の知人は自宅に黄色の木蓮という。エリザベスという種類らしい。植物園にはなさそう。ピンク色の八重椿は「光源氏」という。花びらのフワフワ撮り、この日の一番ショットかな。葉が出てから咲くヤマザクラ、花びら一枚のピント合わせが難しい。新聞社で元写真部長の知人指南思い出し、何とか一枚撮れたかな。シャクナゲ、チューリップ、ハナナ…、園内で輝く花々、コロナを恐れず、~いま、撮って、撮って~と咲く。
※ 写真は3月26日、気温24度、初夏のような午後に。
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