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2020年1月

2020年1月31日 (金)

この暖冬、植物園はどうか?

  Img_2694 Img_2700 Img_2709 Img_2726 Img_2751 Img_2720 Img_2760 Img_2731 Img_2768 Img_2778 Img_2739 Img_2740 Img_2730 初雪はまだ見ず、昼に14、5度になる京都の暖冬、植物園の花々はどうかな~と行った。今年で2度目。マフラーはして行ったが、底冷え感はない。北山門入り、年末からのハボタンは健在である。球根園に白と黄色のスイセンが咲く。もう春の息吹、見ていてあったかい。

 

 梅林どうだろう。今年1回目に行って咲いていたロウバイ、満開になっている。品種は内側まで黄色いソシンロウバイという。紅梅、白梅も咲き始めて、大きなカメラの皆さんが春の先取りにきている。秋からの十月桜もまだ咲く。コザクラとヒカンザクラの交雑品種、ズームアップ、ピント合わせが難しいけど、ピンと来た。芯までしんから写った?。

 

 暖冬の園内気ままに歩く。赤と白の椿が首ごと並んでポトリ。散りサザンカ、地面に花びら、赤い絨毯。小さな実一杯のロウヤガキ、ろうや?。郵便局推奨、葉書きの木はタラヨウ。赤い実が鈴なり。葉の下に赤い実は千両、大向こうからヨオッ!の掛け声、千両役者?。植物園会館では写真展。雪椿、長距離飛行のアサギマダラ…。赤いタワシのような花、名前はゴシゴシ?。食用よし、鑑賞よし…菜の花のハナナ。時間忘れて歩く暖冬の植物園、春は早め早め~の気配。

 

 

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2020年1月30日 (木)

いいな、いいな~富士写真展

Img_2309 Img_2297 Img_2295 Img_2293 Img_2305 Img_2303 Img_2301 Img_2299 Img_2285 Img_2291 この富士、あの富士、その富士…やっぱり富士山!。1枚見ても、2枚見ても、3枚見ても、何枚見ても…富士山!。春夏秋冬…富士山!。静岡、山梨からでも、新幹線からでも…やっぱり富士山!。何時、何処から、どう見ても、富士山は、いいな、いいな~である。

 

 絵になり、写真になり、カレンダーになり、展覧会になり、そして思い出になる。富士山の写真撮りをライフワークにする写真家・山下茂樹さん。去年正月に続いて、今年の正月も1か月間、京都写真美術館で富士山写真展を開いた。会場は三条通りから平安神宮の神宮道へ入ってすぐ。京近美、図書館帰りに入って、山下富士の写真をこれも、あれも~と撮った。

 

 脱サラの山下さん、広告写真会社を立ち上げ、富士山にほれ込んで、4年間で1000日間、単独取材したという。富士山日記、富士山の四季、富士の絶景…など会場に写真集も数々。今年の写真は富士五湖、峠、南アルプスから撮った23点。山中湖から満月、河口湖から秋色、精進湖から夜明け…、桜に躑躅に雪に虹…、富士写真のポイント知り尽くしても、いい写真は偶然の重なりが多いと言う。撮っても、撮っても、富士はとってもいいという。

 

 ※ 山下茂樹さん、三重県生まれ、愛知大学卒。富士山の写真、著作など多く、広告写真、講演会も対応する。 ※ 写真展は1月26日で終わった。

 

 

 

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2020年1月29日 (水)

昭和の東京五輪、アサヒグラフから(下)

Img_2670 Img_2653 Img_2665 Img_2652 Img_2671Img_2675 Img_2676 Img_2663 Img_2672 Img_2666 TVのスポーツ中継で歴代視聴率1位は、昭和の東京五輪で、東洋の魔女がソ連を破った瞬間である。女子バレーボール決勝、66・8%。大人は大方まあ見ていた。当時のアサヒグラフグラフ見出しは「この日のために」。~ついに勝った。涙涙涙、魔女がただの女に戻った瞬間~。

 

 定価280円のグラフは背表紙が剝れかけている。ページ捲りはそろりそろり。グラフの広告が当時の世相を映す。聖火ランナーを運んだのはアサヒ靴。雪印バターの消費増え、5歳児童身長伸びた。明るいナショナル、今はパナソニック。銀行の協和…統合で今日はない?。肝油、カミソリ…、京都駅観光デパートは今、ザ・キューブ、秋田米できりたんぽ、銘酒…うめいしゅ?。

 

 重量挙げ、世界一の力持ちはジャポチンスキー(ソ連)。顔のひろさも世界一。小さな巨人はバンタム金の三宅義信。体操男子は団体と個人金の遠藤幸吉。横向き演技、どうしてこうなるの。柔道は神永を抑えた青い目のへーシング(オランダ)。「これで世界の柔道になった」。グラフ捲って捲って、体操のチャスラフスカ(チェコ)、水泳金4つ、18歳ショランダー(米)、閉会式「陽気に惜しむ別れ」。令和の東京五輪は真夏の別れ、気温の陽気が気になる。

 

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2020年1月28日 (火)

昭和の東京五輪、アサヒグラフから(上)

Img_2647 Img_2648 Img_2649 Img_2655 Img_2650Img_2654 Img_2659 Img_2661 Img_2657 Img_2656Img_2658   昭和の東京オリンピック、書棚の奥の奥からアサヒグラフ増刊号が出てきた。カラー入り大判226頁、定価はなんと280円。今なら10倍以上かなあ。朝日新聞が当時の新聞復刻版を4500円で予約販売するという。古本価値は?~と、引っ付いた頁を丁寧に捲った。

 

 最初の見開き、右に仲代達矢さんが出てきた。シオノギ製薬、ポポン―S、明日のために今日も飲もう~。今は老優・仲代さん、若すぎる。左は秋晴れの下に入場行進。NHKアナは「日本中の青空を集まった」。体操・小野選手の宣誓。1万羽のハトが一斉に舞った。もう待ったできない?。100準決、褐色の弾丸・ヘイズ(米)は、追い風参考9秒台で走った。

 

 200㍍金メダルは世界新でカー(米)。見出しは「世界一早い車」。超人、哲学者のマラソン・アベベ(エチオピア)。靴を履いて、はだしで走った前回ローマ・アッピア街道より3分も早い世界最高。靴は厚底でない。銅メダル、円谷くんやったぞ!。陸上でベルリン以来28年ぶりメダル。女子走り高、バラシュ(ルーマニア)はあしなが女王。バーをまたいで金メダル?。グラフ捲って、56年前購入はビキニ、今はシミが気になるシジミ習慣?。(続く)

 

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2020年1月27日 (月)

藤原俊成を祀る社

Img_2687 Img_2558 Img_2552 Img_2553 Img_2686 Img_2557 Img_2555 De020c08346029bf6bae3b02caf3f096Syunzei 検定ばやりの草分け、京都検定の問題には、もう出たのだろうか。平安後期から鎌倉初期にかけての歌人、藤原俊成のことである。「ふじわらのとしなり」とも「しゅんぜい」とも読む。あの藤原定家のお父さんで、その時代になんと91歳まで生きた当代きっての長老歌人という。

 

 この俊成さんを祀る社は「ホテル京都ベース」ビル南側壁面にある。町名は俊成さんにちなみ京都市下京区俊成町。通り名で言うと、烏丸通り松原下ル、東横インホテル五条の真向かい。烏丸通り、北へ行くも、南へ行くも、このあたり一週間に二、三度は歩いているのに気づかなかった。やっと知った小さな俊成社、榊に灯篭、チャラン!の鳴り鈴もあり、参拝できる。

 

 社の内側、京都市の駒札。故事来歴は、だいたい難しい記述が多いが、京都検定向きか、新しくて読みやすい。邸宅がこの辺りで五条三位と言われた。社は俊成亡くなって町民が民家裏に建てた。木曽義仲が攻め上って、平家が都落ちのおり、清盛の弟・平忠度が歌を師匠の俊成に詠んだ歌を託した。後白川院の命で編んだ千載和歌集の中に俊成が詠んだ歌の境地一首「世の中よ道こそなけれ思い入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる」。立ち止まり、駒札しっかり読んだ。京都検定に出れば〇かな。

 

 ※ 藤原俊成(1114-1204) ※ 平忠度に託した歌で、俊成が詠み人知らずで千載集に掲載の一首は「さざ波や志賀の都は荒れにしを昔ながらの山桜かな」。

 

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2020年1月26日 (日)

婦人画報115年、表紙は雑誌の顔、時代の鏡

Img_2472 Img_2495 Img_2497 Img_2483 Img_2487 Img_2491 Img_2480   Img_2475 Img_2477_20200126083801 Img_2251 Img_2256 ~表紙は雑誌の顔、そして時代の空気を映す鏡~という。いいキャッチ、思わず拍手…である。「婦人画報」は、明治38年(1905)創刊、一度も休まず発刊続け115年。京都伊勢丹で、京都特集の創刊記念展、会場へのエントランスでは無料の表紙展、二度も見た。

 

 表紙は増刊号含めて1390以上という。展示は国木田独歩編集長の第1回アール・ヌーヴォー作品から今月号、小泉夫人になった~お・も・て・な・し~の滝川クリステルさんまで、時代を8区分して101枚。有料の会場内は楽茶碗、有職人形、友禅、池坊華道などで写真はご法度。無料の外は写真撮影可、加えて戦前から終戦を経て令和へ、その歴史がわかる。

 

 昭和19年、婦人画報は誌名を「戦時女性」に変え、兵隊さん、勤労奉仕の女性が表紙だった。悲しい歴史だが、忘れてはいけない過去だという。この解説、これまた、拍手…である。大正ロマン、昭和モダン…表紙は大家になった若き秋山庄太郎、篠山紀信の写真、小磯良平、堀文子らの画も登場する。華やかさ、艶やかさは、女優さんシリーズ。若尾文子、吉永小百合、新珠三千代…綺羅、星の如く。雑誌の顔は時代の鏡、休まず115年、継続は力なり。

 

 ※ 伊勢丹、婦人画報115年記念特別展は1月20日で終わった。

 

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2020年1月25日 (土)

大阪梅田の地下街ぶら歩き

  06599630659955 Img_2414 Img_2411 Img_2394 Img_2397 Img_2384  Img_2409 0659946 始まりまでまだ1時間はある。ここは大阪梅田の地下街。行き先は、地下鉄谷町線の谷町6丁目の笑いのカルチャーセンター。落語の公演やのうて、落語あれこれシリーズの講座。谷六よりここ梅田の方が賑やかやし、せっかくきたんやし、ウロウロしてみよう。

 

 梅田いうけど、あっちも梅田、こっちも梅田。JR、阪神、阪急、地下鉄…駅も百貨店も梅田、うめだ、梅田…。なんか、うめえもんあるか、梅田。昭和17年にJR大阪駅南側に地下街が出来て、だんだん伸びて、百貨店の面積は新宿より広いんやって。どうどこを歩くのか、ややこしい、ややこしい…。迷宮、地下牢みたいで「梅田ダンジョン」ちゅうそうや。

 

 同じ歩くんやったら、面白そうなイラスト見つけて、写真撮りしよう。おっ、あった、あった。偽警官に偽銀行員。曲がった口に黒メガネ、こら偽や。後ろ姿の二人は舞台公演「パリのアメリカ人」。キャッチコピーは~踊るような恋の始まり~。いいやんか。黒猫が出て「フランス生まれの京都スタイル」。新しいどら焼きやって、どらいかナ。舌もつれそう。初診どうぞ!は、髭の医者…、ひげえ、髭。あんなんこんなん、写真撮り、あきひん、あきひん、まだ冬?。

 

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2020年1月24日 (金)

ムクドリの群舞

Img_2540 Img_2534 Img_2527 Img_2525 Img_2532 Img_2529 Img_2538 ちょっとやそっとではない。千、3千、5千、1万…それ以上かな。点々々の塊り、行って戻って、また行って…、夕暮れの空に大きな円を描いて、ブーメランのように飛んでいる。涙の連絡船のカモメ、都はるみでない、飛んで飛んで~のイスタンブール、庄野真代でもない。

 

 白鳥ではないムクドリ(椋鳥)の群舞、ワルツである。京都駅新幹線側の八条口東側、樹高7、8㍍のクスノキが営巣か。新幹線ホーム壁面のひさしにも、ズラズラととまっている。クスノキの葉はざわざわ、ギーギー、キーキーの鳴き声がきつい。幹元が白い。何で?、ムクドリの糞、フーン、なるほど。ブラ歩き帰り、交差点信号、青でも渡らずに暫く見続けた。

 

 ムクドリはスズメより大きく、ハトよりは小さい。成鳥でふつう24㌢、羽根を広げて40㌢という。ネット調べでは、普段は3,40羽で一緒にいるが、夕方になると、この3,40羽があちこちから集まってきて、大集団になるらしい。理由は身体寄せて暖をとり、加えてカラスなどからの外敵対策だという。立ち止まって、ムクドリ空中群舞をデジカメでズーム撮りチャレンジ、一度二度三度…、皆さん、もう少し、ゆっくり、低く飛んでえなあ~。

 

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2020年1月23日 (木)

いまが旬、伝統の「京野菜」

Img_2211 Img_2212 Img_2222 Img_2215 Img_2228 Img_2325 Img_2330 いまが「旬」という「旬」には、栄養がある、健康がある、四季がある、伝統がある。九条ねぎしかり、聖護院大根しかり、海老芋しかり、すぐき菜しかり、堀川ゴボウしかり…。季節の旬、味あいの旬をもっと感じて~というパネル展示に出会い、「旬」の野菜を学んだ。

 

 ゼスト御池地下街。地下鉄東西線の京都市役所前改札出て、西へ西へ延びる。レストラン、100円ショップ、本屋さん…河原町広場、市役所前広場など。ゼスト?熱意とか、風趣とか、妙味とか~の意味という。地上は祇園祭が巡行する。ぶら歩きの行き帰り、よく通って、冬場の今、御幸町広場では、京の旬野菜研究会がパネルで「旬」の大事さを呼びかけている。

 

 京野菜は30種以上。京の土壌が育んだ1200年の伝統、それぞれに旬がある。パネル下の机に~触らないで~と本物5点が出ていた。長くなく丸い聖護院大根、上賀茂の土で300年のすぐき、伏見稲荷創建に時代からの九条ねぎ、秀吉の聚楽第遺跡のごみ捨て場で育った堀川ゴボウ、種は長崎からで形が海老そのものの海老芋…みんな、寒おすなあ~の京野菜。四季折々を感じる「旬」、そらあ、大事どすけど、今年の京都はまだ一度も雪が降りまへんなあ。

 

 

 

 

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2020年1月22日 (水)

大阪梅田、人気の串カツ

 Img_2378 Img_2377 Img_2372 Img_2371 Img_2361 Img_2369 ある、ある。あるっテナモンヤ三度笠?。故・藤田まこと、大阪梅田の股旅シリーズ。牛、海老、玉ねぎ、うずら、豚ひれ、レンコン、じゃがいも、若どりからイカときて、如何にも、如何にも?。大阪は梅田新道食堂街、立ち食い串カツの老舗、松葉総本店である。

 

 減量対策、この3か月ほど、あぶらモンは控えていたけど、効果が出て5、6㌔は減った。この間、夢に出た串カツ。大阪・谷六の「笑いのカルチャーセンター・落語講座」を聴きに行くのにJRで京都早めに出て、昼前に入った。むかし、甲子園球場帰りよく行き、混み具合はわかっている。少し空いている席、割り込んだ。コの字型、皆さん早くから立っている。

 

 ハイボールから入り、何の串からにするか。食べ放題のキャベツ、売るほどある。カロリー対策、これはいい。タレ、衛生上から二度付け禁止はわきまえている。カンカンの中、串カツ各種、ど~んとスタンバイ中。1本抜いた。青唐、皮がパリパリ…ロンドンやない。牛は100円。揚げたては席から直接オーダー。5本は関の五本松?、ゴホン、ゴホンの風邪に注意。合い間にキャベツ、コルゲンコーワ?。9×4で串、うまくてシクシク泣かんように?。

 

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2020年1月21日 (火)

歴史上の人物の病気

 Th Photo_20200120082601  Photo_20200120082603 Photo_20200120082701 Photo_20200120082702 Photo_20200120082703 Photo_20200120082704 「音楽の父」バッハは、白内障だった。加齢でなく、一日4千kcalの大食漢、糖尿病が原因という。40歳頃から見えなくなり、60歳で失明していた。年末「第九」のベートーヴェンは、難聴。原因不明だが、晩年は完全に失聴、自作の名曲は自らの耳に届かずとか。

 

 毎朝、起きる前に聴くNHKマイあさラジオ。新年の健康ライフは「歴史上の人物に学ぶ健康」再放送で、日大医学部の早川智教授だった。音楽家に始まり、画家、政治家の病気を現代なら治って、どう歴史は変わったか~と、それぞれの人物の病歴をテンポよく話した。独裁者・ヒトラーはパーキンソン病、神は死んだ~の哲学者・ニーチェは梅毒で死んだと。

 

 柔らかタッチのルノアールは関節リウマチ。写真見ると、左親指は変形して、晩年はさらに脳卒中、右手一本、30㌢四方にしか絵筆を動かせなかった。それでも78歳で亡くなるまで、画風は衰えなかったと。大胆な色調、人気のゴッホは、黄視症。心臓病の薬、ジキタリスの影響で、なんでも黄色くみえる病気だった。だから黄色い麦畑、ヒマワリの名作が生まれた?。アレキサンダー大王はマラリア、カメハメハ二世は麻疹…、そうだったのかあ~。

 

 ※ 早川教授は岐阜生まれ、江戸時代から続く医家に育って医師になったが、ほんとうは音楽か美術の道に進みたかった。専門は遺伝など細菌微生物。 ※ 健康ライフ「歴史上の人物~」の放送は1月13日から16日まで。

 

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2020年1月20日 (月)

長崎ちゃんぽんと「リンガーハット」

Img_2243 Img_2242 Img_2341  Img_2344Img_2245 Img_2249 Img_2250 長崎ちゃんぽんと「リンガーハット」は、どういう関係なのだろう。去年、羽田空港ターミナルビルに1000店目が出来た全国ネットの「長崎ちゃんぽん・リンガーハット」である。ハットの店名スペルは帽子の「HAT」でなくて、「HUT」。これにまず、ハットした?。

 

 京都駅八条口の複合商業施設「アバンティ」地下飲食店街フードコートにも店があり、メニューの多様化にもハットする。小さなちゃんぽん、小さな皿うどん、しゅうゆ味の尾道風、旭川風ちゃんぽん、味噌スープのカキちゃんぽん。ほかに牛まぜごはん、大葉餃子、薄皮餃子、外国人向け、「ジャパニーズGYOZA」のネーミング。リンガーランチまである。

 

 お持ち帰りも出来て、野菜はすべて国産で、みんな安い。本場の長崎で創業、チエーン化して、東京93店など関東圏で店が増え続け、業績も伸ばしている。去年、京田辺に全国3番目の工場が出来ている。ネット化の推移はネットで調べ、何でリンガーハットかもわかった。有名なグラバー邸に並ぶ英国系貿易商人、フレデリック・リンガーさんの屋敷が長崎にあり、あやかったという。「HUT」は屋敷(小屋)の意。う~ん、そうだったかと、帽子を脱いだ。

 

 ※ 京都には四条河原町店など9店、滋賀にも3店ある。

 

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2020年1月19日 (日)

彫刻「親子の旅立ち」

Img_1985 Img_1987 Img_1988 Img_1991 Img_1990 Img_1984 あの作品は何だったのだろう。改組第6回新日展、彫刻作家の長老・中村晋也さんの「親子の旅立ち」である。親子金箔像を持ち上げ、山車の担ぎ手が太鼓を叩いて群衆の中を行進している。会場の中央、どれだけの人物が彫られているか、如何にも手の込んだ作品だった。

 

 作家の中村晋也さんは、今年94歳。大阪北浜の五代友厚など歴史上の偉人彫刻数々、文化勲章受章の大御所。正月明け、岡崎の京都展で見た中村作品が気になっていた。山車の上は左手に子供を抱え、深編笠に右手をやった親子、下からも覗くと、引き手は提灯かざして、大太鼓4つで、ドドンがドン…、左右から見守る群衆は兵馬俑のように人人人…である。

 

 この作品、青森県五所川原の立佞武多(たちねぶた)だという。高さ20㍍の山車、1998年に15台が復活したときの一つで、中村さんが作品にしたとわかった。山車の文字は右から読んで雲漢、天の川の意味という。彫られた人物像、なんと330体という。秋田能代から日本海側を青森まで走るJR五能線、終着駅が五所川原、太宰治の故郷である。この「親子の旅立ち」は、青森、弘前と並ぶねぶたの町を象徴、JR五所川原駅前にミニュチュアが建っている。

 

 ※ 中村さんは三重県生まれ、全国各地に偉人像多く、鹿児島市には1000体所蔵の美術館がある。 ※ 日展京都展は1月11日で終わり、今月末から名古屋など全国へ巡回。

 

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2020年1月18日 (土)

姓は玉虫、屋号も玉虫

 Img_2184 Img_2182 Img_2183 Img_2209 金色にも、緑色にも、青色にも、どうにも見える玉虫色の「玉虫商店」だという。もう何代も続くのか、襖や表装の材料を販売している。珍しい店名、屋号だけかな~と、玄関へ回って、表札を見たらお名前は「玉虫」さん。いつものぶら歩き、たまたまの?発見だった。

 

 京都銀行本店がある烏丸松原を東に行って、最初の四辻である。ウインドウは今年が子年で、何を申すか、ミッキーマウス。それに金色の帯、凧、七福神、打出小槌とネズミの絵…、縁起のいい飾り。お店は因幡薬師参道前である。「玉虫」姓、ネットの姓氏語源辞典で調べると、仙台藩に由来して、山形、宮城にあるけど、かなりの比率で珍しい姓だと出ていた。

 

 蒲団の中で、よく聴くNHKまいあさラジオ。土曜のいきもの&いろいろで昆虫写真家・海野和男さんが、新年なので~と縁起の良い昆虫、ヤマト玉虫を紹介していた。これも、たまたま~と洒落たくなる偶然だった。玉虫は古来、タンスに入れておくと、着物に虫がつかず、着物が増えると言われ、法隆寺の国宝・玉虫厨子を、レプリカでつくったら玉虫が5348匹も必要だったとか。どうにも見えて、どうとも解釈できて、物事を決着するなら「玉虫色」。

 

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2020年1月17日 (金)

「盆栽」は「BONSAI」

Img_2127  Img_2148 Img_2158Img_2132 Img_2155  Img_2135 Img_2136 Img_2142 日本語が英語になった言葉と言えば、寿司のSUSHI、カラオケのKARAOKE、漫画のMANGAなど数々あって、盆栽の「BONSAI」もである。ご隠居さんの園芸趣味、今や世界に通じ、盆栽女子が登場、盆栽の美術館も出来て、凡にして才あり~の盆栽という。

 

 毎年の正月、京都で全国女子駅伝開催の頃、小品盆栽フェア「雅風展」がある。会場は平安神宮に近い京都市勧業館「みやこめっせ」。第45回の今年も、国内外の愛好家130人が丹精込めた作品を出し合い、席飾りで出来栄えを競った。用はなくても五葉松、梅でなくても梅モドキ…水やり、剪定また剪定…。手間に暇、お金もかけて、小さく育て、風雅を愛でる。

 

 京都が4区16位から中高校生4人が快走、びっくり逆転優勝の日が「雅風展」最終日。会場で着物姿の盆栽研究家・川崎仁美さん(32)の解説があった。~作品は正面へ行って、松は下から覗きこみ、鉢との関係などバランスを点検するんです~と見方を話す。チケット900円、会期3日間で5千人。特別出品は、業者任せ、いらっしゃい!の桂文枝さん、アイドル、あ~やんの山本彩加さんら。世界の「BONSAI」…盆も正月も歳歳の「盆栽」?。

 

 ※ 盆栽研究家・川崎仁美さんは京都工繊大学院卒。京都新聞夕刊連載「現代のことば」の寄稿メンバー。2か月に一度、盆栽について書く。

 

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2020年1月16日 (木)

小松均「雪の最上川」

Img_1983 Img_1982 Img_1981 Img_1980 Img_1953 Img_1950 Img_1947 どこに視点を置いて、筆を持ったのだろう。最上川が左上から蛇行しながら滔々と流れている。画面真ん中、木々と家々が白い。真冬、寒かったのでは。右上に富士のような白い山、鳥海山かな。日本画家・小松均の代表作「雪の最上川」。京近美のコレクション展で見た。

 

 画面の左端から1歩、2歩、3歩…右端まで10歩。縦3㍍、横10㍍以上、上と下、2段に仕切って、すべて墨で描いている。下がって、下がって、やっと全体が見える。昭和54年、第64回院展の内閣総理大臣賞。京近美が買い上げて、所蔵している。小松均、70歳前の作品という。今、4階で「冬の日本画特集」、竹内栖鳳らの作品と一緒に並んでいる。

 

 最上川は山形県中央を流れる。吾妻山の源流から米沢、新庄、庄内の出羽山地を経て日本海へ全長229㌔、県全体の75%という。小松は最上川の中流域、大きな船着き場があった大石田で生まれ、この絵も故郷の山へ入って描いている。近美の作品解説、絵の中に小松が描いたらしい小屋があるという。わかりますか~と問いかける。その小屋がこの絵の視点、どこだろう。素朴に、細かく細かく描いた墨絵、隅から隅へ見たが、わからず、すみません?。

 

 ※ 小松均(1902-1989)山形うまれ、87歳没。川端龍子学校で学び、帝展、院展で入選、特選数々。文化功労章受章。人生後半、京都大原の居住、大原の画仙と言われる。 ※ 今回のコレクション展は3月1日まで。

 

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2020年1月15日 (水)

ツバキの品種…薮椿、雪椿、財布、呉服~

 Img_2044 Img_2008 Img_2032 Img_2011 Img_2013 Img_2026 Img_2040 Img_2015 Img_2006 Img_2001 どう見立てたのか、品種名の珍奇さ、多さには感心する。医者ではない「薮椿」、小林幸子で「雪椿」はポピュラーとしても「財布」「村娘」「呉服」「元日」…と出て来ると目をこすってしまう。令和2年、初めて京都府立植物園へ行って、ツバキ園を回った。

 

 ツバキ園は北山門から入って西側、針葉樹林あたり。広さ4000㎡、古代からの250品種があり、600本が植わる。品種なら2万、3万、いやそれ以上と言われるバラには遥かに及ばないとしても、アジサイ、ダリア並みに多い。咲く時期は秋から春と長く、バラでもないのにバラバラに咲く?。冬の今なら、赤い椿の、薮椿だろう~と写真を撮りに歩いた。

 

 入り口、ツバキ指南の図説付き看板があった。日本に自生するツバキは3種類。ことに薮椿は日本ではもちろん世界の園芸品種の母体という。ヤブ!、ヤブ!と侮れない。花形は一重、八重、千重。咲きようは猪口型、ラッパ型、筒型。色は、白、赤、ピンク、まだらという。最初に学んで、園内ぶらり、ぶらり。咲いているの、落ちているの、蕾のままの…、品種は「数寄屋」「残雪」「不昧公」「君が代」「光源氏」「麒麟」などなど、藪から棒に出た?。

 

 

 

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2020年1月14日 (火)

漁師のまかない、ハマチの熱めし

Img_1352 Img_1350 Img_1338 Img_1345 Img_1341 Img_1348 何にしようかなあ。鯛とハマチの二色丼、やっぱり宇和島の鯛めしかな。いや、待て待て~、10食限定の鮪シリーズもある。不動の人気ちゅうサーモンシリーズも捨てがたいなあ。ウジウジしてたらあかん。兄弟舟の鳥羽一郎みたいに男らしう、パッときめなあかん。

 

 そやそや、パッときめよ。がんこ漁師の熱めしがあるがな。とりたて、活きのええハマチ、ぶつ切りの醤油漬け、炊き立てのごはん、漁師のまかない飯や。これこれ、これが海の男の熱めしちゅうもんや。値段?780円と税金、安いやん。赤だしは100円。千円でお釣りでるがな。これも、つけよ、つけよ!。ぶら歩きの、陸の男やけど、これでパッと行こう。

 

 神戸は三宮、阪急高架下の「海鮮丼の駅前」店や。神戸中央市場の場内業者さん直営やし、魚はトレトレや。カウンター席は七つ。鉢巻きの店主?でなく、店の中のまかないは高校生バイトさん。荒れた海の漁場、一本釣りの船上というシチュエーションとちゃうけど、まあ、港の町・神戸や。一度これと決めたからには、これや。来た、来た、北前船で来た?。ハマチ、よう醤油に漬かっている。ご飯、ヌクヌクや。漁師になったつもり、ガッツリやでえ。

 

 

 

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2020年1月13日 (月)

私は100歳

Img_1235Img_1234 Img_1242 Img_1248  Img_1246  どうしようかなあ~、身内のことやし、叔母も恥ずかしいさかい、書かんといて~と言うかもしれへんけど、阪神淡路大震災も乗り越え、ずっと一人暮らしで、100歳になって、国と兵庫県から表彰してもらったんやし、元気で頑張る100歳、やっぱり紹介しておくかな。

 

 大正7年2月27日生まれ、数えの100歳。ご主人に先立たれ、お子さんはなく、40年以上ひとり。住まいはJR灘駅近くの神戸市営住宅。3階の玄関前から王子動物園の観覧車が見える。毎朝の神戸新聞は1面コラム「正平調」から読む。TVは辛気臭いドラマは嫌い、スポーツのライブがだいぶ?好きという。週一でラジオ体操会、月一で医院通い、血液検査は正常という。

 

 盆暮れにお邪魔していて、去年の暮れに安部首相と井戸兵庫県知事からの100歳表彰状を見た。首相の文面は「あなたが百歳のご長寿を達成されたことは誠に慶賀にたえません」。記念品は首相が銀杯、知事が丹波の壺。叔母の食事は、かぼちゃ、芋など根菜類が多い。~自分で煮炊きするんよ。これが元気の源よ~と話す。100歳人口は去年9月の敬老の日、7万人突破した。「令和の100歳時代」。何より大事なのは、元気な100歳。老老介護レスの叔母さん、あっぱれ!。

 

 

 

 

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2020年1月12日 (日)

虫眼鏡で読む年賀状と狛ネズミ

Img_1906 Img_1911 Img_1861 Img_1873 Img_1875 Img_1869 Img_1865 なんど聴いても面白い落語の小噺に「ええっ、なんだってねえ。隣に囲いが出来たんだって。ヘエッ~」。もう一つ。ネズミを生け捕って。「こりゃ、大きいや。いや、小さいよ」の言いあいのさなか、籠の中のネズミが「チュウ」。落ち、わかっていても、アハハアハハ。

 

 この小噺、最初の前ふりで、落語で「枕」と言う。まあ、喋り始めの頭。今から書く大豊神社の狛ネズミ話では、序文てえ~ところ。司馬遷の史記解釈では日本一の青木五郎先生から今年も年賀状が届いた。毎年、干支ご縁の神社へ初詣を細字でぎっしり。今年は子年で狛ねずみがいる大豊神社。字はチュウではない。ちっちゃい、ちっちゃい。虫眼鏡で読んだ。

 

 大豊神社は巨人、大鵬、玉子焼きの「たいほう」ではない。「おおとよ」と読んで、京都は哲学の道南側近く。祭神の一人、少彦名命にルビがふってある。「すくなひこなのみこと」。ちっちゃい字がさらにちっちゃい。なんで大豊神社は狛ネズミなのか、先生自身の年頭所感、初詣の感慨など、虫眼鏡から漢詩を織り込んだ巧みな文章が浮かび上がってくる。この年賀状戴き、大豊神社へ参拝した。阿と吽の狛ネズミ、大きくも小さくもなく、チュウと見た。

 

 ※ 大豊神社の狛ネズミは本殿右奥の末社「大国社」にある。由来は古事記からで、大国主命が野火に囲まれたおり、ネズミが土の中へ誘い、命を救ったことから。 ※ 青木五郎先生は京教大名誉教授。現在も大阪の朝日カルチャーセンターで史記講義。

 

 

 

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2020年1月11日 (土)

みんなのミュシャ

Img_1826 Img_1838 Img_1829 Img_1849 Img_1834 Img_1835 Img_1833 Img_1830 Img_1827 君も僕も、貴方も私も…「みんなのミュシャ展」だという。日本テレビか仕切って、東京・渋谷から京都、札幌、名古屋、静岡、長野・松本へ、「みんなのミュシャ、ミュシャ」と1年半もの間、全国を回る。どう、どんな、み~んな、なのか、京都展の京文博へ見に行った。

 

ミュシャはアールヌーボーの旗手だという。広告界のパイオニアともいう。線の画家で有名だ。絵画大作20編「スラヴィアの叙事詩」は、一昨年の国立新美術館展で65万人の入場者を集めた。イラスト、グラフィックはミュシャ模様の名がある。チェコで生まれ、ミュンヘン、パリで名を成し、ナチス解放後のプラハで亡くなり今年で80年目の展覧会という。

 

京博展示4階から3階へ、ミュシャ8歳の作品に始まり、ミュシャを一躍有名にしたパリの女優サラ・ベルナールを描いたポスター「ジスモンダ」など、生涯作品125点、みんなの中に入って見た。展覧会では週のうち入場者が一番少ないはずの火曜なのに多い。TV局の番組PRも効いてか、さすがみんなのミュシャ?。展示入口と展示場1か所に撮影可能ゾーンが設営してあり、ムシャクシャしない。やっぱり、貴方の、私の、み~んなのミュシャ!。

 

※ アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。京都展は1月13日で終わり、次は札幌へ巡回する。主催はミュシャ財団、日本TV系列と読売新聞など。

 

 

 

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2020年1月10日 (金)

京都嵐山に福田美術館開館

Img_1770 Img_1700 Img_1702 Img_1726  Img_1728 Img_1756 Img_1767  Img_1762 Img_1760 Img_1758 Img_1752 Img_1732  江戸から近代へ、ちょっとした日本画の動物園かな。写生の応挙はガチョウ。蕪村は敷皮を見て、まだ見ぬ大虎を描く。関雪は猿、栖鳳は白鷺、五雲はイタチ。鶏の若冲は屏風に鶏尽くし。大観、松園、夢二、北斎、探幽…美術館は日本画家のオールスターキャストという。

 

 消費者金融大手のアイフル創業の福田吉孝さんが京都嵯峨・嵐山に美術館をつくった。京都生まれ、京都は創業の始まり。京都に恩返しと100年続く美術館をコンセプトに15年かけて京都画壇中心に1500点の日本画を収集した。開館は去年10月、渡月橋が見える大堰川の真ん前、景観に合う粋な2階建て。展示室は2階、初めて大理石の階段を上がった。

 

 光に弱い日本画を守る外国製特殊ガラスでの展示、デジカメ撮影してもよいようだ。展示第一室に横山大観の富士図、伊藤若冲の群鶏図の屏風絵、一歩から5歩下がって、全体が見える。美術館づくりは館内から館外へ「蔵」「縁側」…。館内で著名な日本画、これでもか、これでもかと鑑賞、館外で嵐山の四季折々である。行く足は嵐山電鉄。車内は福美作品コピー、走る美術館という。どれだけお金かかったのか。アイフル、フル動員の誘いに震える?。

 

 

 

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2020年1月 9日 (木)

「インスタ蠅」「Maccha」「とうふ豚まん」

Img_1801Img_1774Img_1802 Img_1804 Img_1687 Img_1785  Img_1779 Img_1786 Img_1790 Img_1787 イチイチ、一つ一つ…びっくりドンキーしていたら切りがない。ハエハエカカカ~が、顔出し看板に登場、インスタばえに。寿司の「SUSHI」があるなら、ちょっと抹茶と「Maccha」も出ている。嵐電の嵐山駅、ホームは「駅の足湯」の嵐山温泉。あらあらまあ。

 

 駅の迎春看板は、ネズミのしっぽが伸びて子年の子。四季折々、京都を代表する観光地、寒くてもにぎわう。渡月橋のある大堰川の中、上半身ハダカで空手の寒中稽古。見ている方が北島三郎、サブチャン?。昨秋、嵐山に新しく出来たアイフルの福田美術館へ行き、周辺をぶら歩きして~である。東映太秦映画村ポスターは花魁。「映え」、はじめさせられました~。

 

 蠅は映えて、栄えて、顔出し看板になり、花魁になり…。駅の真向かいの「昇龍苑」は、京土産、嵐山土産のお店どっせ。千枚漬けの聖護院かぶら展示。「ちりん」と名付けて、ちりめん山椒。カラフルな和傘は写真撮りスポット。豆腐茶屋の幟、ポスターは「金賞・とうふ豚まん」。豆腐バーガー、豆腐コロッケ…などもだけど、金賞の豚まん一つ420円買って、どんなんかな。豆乳が皮、モチモチして、はんなりして…。少しずつ食べて、ヘルシー?。

 

 

 

 

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2020年1月 8日 (水)

冬のスーパー野菜は大根

Img_1358 Img_1356 Img_1367 Img_1359 Img_1369 Img_1565 Img_1629 冬の野菜と言えば、白菜、ブロッコリーなど数々あっても馴染みの深さでは「大根」である。白くて太くて、冬が旬のスーパー野菜。NHKマイあさ!ラジオ日曜の朝、全国たべもの・うまいもので、農畜産物流通コンサルタント・山本謙治さんは「大根」を取り上げた。

 

 山本謙治さん、放送ではヤマケンさん。喋りが大根のようにシャキシャキ、歯切れがいい。アブラナ科の大根は、簡単に混ざるので、土地ごとの地大根は、谷超え山超え、「なんとか大根」になり、三浦大根、聖護院大根など軽く200種、まあ500種はあると言う。あんまり多く、いま流通の標準品種になっているのが、辛くなく、太さが均一の「青首大根」だと話す。

 

 産地は一に北海道、二に千葉、三に青森の順で多い。今は年中、スーパーに並び、スパスパ切れるスーパー野菜。正月は雑煮、なます、夜は居酒屋でおでんデンデン、古くてもサラダと出る。日曜朝のラジオを聴いて、大根写真撮りでスーパー回った。青首の丸ごと、半分切り、葉付き、雑煮大根、おでんの素…、大根コンコン。上賀茂神社の初詣3が日は厄除け大根炊き。大鍋に昆布だしでグツグツ、大きさ同じの二つで500円。今年も大根、コンニチワ?。

 

 

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2020年1月 7日 (火)

発祥、魁、記念…の公園

Img_1251 Img_1296 Img_1309 Img_1301 Img_1265Img_1261 Img_1299 Img_1314 発祥とはルーツで源流だろう。魁(さきがけ)なら東北で最も古い日刊紙・秋田魁新報社?それはそれとして魁はパイオニアで一番槍。記念と言えば、生誕、没後などメモリアルで思い出だろうか。神戸の東遊園地を歩いて知った「発祥、魁、記念」の碑と彫刻を以下に紹介する。

 

 東遊園地は神戸市役所南側、海側へ広い。明治初年に出来た神戸最初の公園。開園100年記念で装い新たに~という。記念モニュメントは探していた「こうべ花時計」。前の場所から移動して公園の一番南にあり、いつもの年末年始は干支の花なのに、今回は震災復興25年記念の「ルミナリエ」ロゴマーク。これで、花時計の場所がロコ?にあるか、わかった。

 

 記念の像では、音楽家モーツアルト。没後200年で全国有志が追憶して建てた。マルセイユと姉妹都市提携55年記念で世界三大花木のジャカランタの植樹もある。発祥の碑~では、外国人居留地のご縁で、近代洋服が明治5年、神戸から生まれた。彫刻造形集団「Q」が洋服の見頃と裾を象形石像にした。時の首相・伊藤博文は~国民の皆さん、洋服を~と。ボウリングは長崎に次いで2番目。御影石に付いている白いピンは、発祥2番目でガーター?。全国に先駆けたマラソン、金栗四三さん、試走?。

 

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2020年1月 6日 (月)

神戸牛の森谷商店

Img_1327 Img_1329 Img_1321 Img_1323 Img_1324 立ち飲み屋で立ち癖、長い列で並び癖…というのか、そんな癖がついている。神戸の三宮から元町へ歩いて、神戸大丸前交差点の斜め前で、長い列に目に入って、足が行ってしまった。揚げたてコロッケ。この間もコロッケで並んだけど、癖がついている。やっぱり並んだ。

 

 お店看板の商標は「モ」。もういいかい~かくれんぼでも、牛のモウでもない。本格神戸牛「森谷商店」の屋号「モ」である。もう少し、もう少し~と並んで、順番が近づいてきた。コロッケ一つ90円、ミンチ130円、ヘレ150円の掲示があり、土日限定で神戸牛串カツ1本250円も。人気のコロッケもいいけど、今日は日曜、これ、これ、神戸牛串カツや。

 

 森谷商店は明治6年(1873)創業、もう株式会社にもなって、年間売り上げ36億円、従業員100人という。但馬牛を素牛に牧場を持ち、飼育して販売、神戸牛では知れたお店である。元町本店、明石、名谷などの支店とネット販売して、店前の揚げたてコロッケは一日2000個から3000個という。1人並び、3人並び、5人並び…並びが人を呼び、売り上げに結びついている、店前の歩道縁石に腰掛け、かぶりついた串1本、それはモウ~。

 

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2020年1月 5日 (日)

あの時から25年…阪神淡路大震災

Img_1253 Img_1256 Img_1252 Img_1269Img_1272_20200105100801 Img_1275   Img_1285 Img_1287 Img_1277  彫刻マリーナ像の時計は、あの日あの一瞬を示して止まっている。平成7年(1995)1月17日午前5時46分。今年、阪神淡路大震災から25年である。M7・3、死者6千4百人余、家屋全壊10万個。神戸三宮へ行って「慰霊・復興・連帯」の東遊園地を歩いた。

 

 神戸市役所の南側、東遊園地へ入って、マリーナ像である。具象彫刻の新谷琇紀(ゆうき)さん作品。イルカに乗った金色の女性裸像は、あの地震で倒れ、時計も壊れて止まった。その時の記憶が、この止まった時計で甦る。メタセコイヤ並木の前は、皇后御歌を刻んだ黒御影石碑がある。震災から10年、神戸視察して、その翌年の歌会始めで詠まれ一句である。

 

 ~笑み交わし やがて涙のわきいづる 復興なりし街を行きつつ~。震災以降、両陛下と何度も来られて、三度目の時の御歌という。東遊園地の中央に震災モニュメント。厚いケースの中は「希望の灯り」。全国47都道府県からの種火が一つになって、灯っている。レンガ地下壕は家屋倒壊写真、亡くなられた皆さんの名前を刻んだプレート。銘板に「たった1秒先が予知できない人間の限界」の文字。あれから25年…千羽鶴の壕の中、手を合わせた。

 

 

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2020年1月 4日 (土)

初詣の上賀茂神社はワンダーランド

Img_1561 Img_1577_20200104065001 Img_1584 Img_1626 Img_1595   Img_1584 Img_1612 Img_1602 Img_1615  Img_1581 神様が乗る白馬が出ている。厄除けの大根炊きとぜんざいがある。お神酒がお心持で飲める。絵馬、3本足・ヤタガラスもある。国宝の本殿、入って拝める。シャトルバス、地下鉄駅からが出ている。世界遺産、葵祭の上賀茂神社へ初詣、面白や、めでたや~と歩いた。

 

 上賀茂神社、正式には賀茂別雷大神。「かもわけいかづちおおかみ」と読み、創建年はわからないという。今の宮司さん204代目、京都で最古の神社である。京都の北、市バス御園橋駅降り賀茂川渡って一の鳥居。玉砂利進んで二の鳥居から境内へ入り、円錐形に盛った立ち砂が二つ。本殿の北西2㌔、神様が降臨する神山(こうやま)を象り、まず拝礼である。

 

 大根炊きの向かいに神馬舎の白馬。心持ち2、3百円出して、人参薄切り2枚食べてもらう。長いお顔、ありがたく拝顔である。元競走馬、名前は神山号。正月、祭礼にだけ御出馬。普段は京産大馬術部が面倒見ているという。鞍馬石の刻みに紫式部が「ほととぎす声まつほどは~」と結婚願望で詠んだ句。本殿前の守護矢、長~い。10㍍はある。おみくじ結び竹細工は馬、立ち砂。モザイク人形は子年のチューチュとネーネ。初詣境内はワンダーランド!。

 

 

 

 

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2020年1月 3日 (金)

獅子舞が来た、噛みついた~

Img_1513 Img_1514 Img_1531 Img_1517 Img_1552 Img_1538_20200102202001 Img_1553 Img_1555 どこから出て来るのだろう。パイプ椅子が並び、左右に門松、正面「賀正」の看板を飾った特設舞台。あっ、聞こえてきた。ピーヒャラ、ピーヒャラ~来た、来た。パイプ椅子の後ろから来た。めでたい正月を寿ぐ獅子舞、トコトン、トコトン…笛と太鼓、お神楽とともに来た。

 

 ホテルの建設が相次ぐ京都駅八条口周辺。もう10年以上前からある複合商業施設「アバンティ」、ホテルが増え、お客も増えて、元気が出てきた。地階のおらが蕎麦はハイボール・サイコロ運試しで行き、1階のタリーズコーヒーもよく寄る。ポスターで正月3日間、獅子舞の出演を知って、元日午後3時に時間を合わせて行って、1階イベントスペースで待った。

 

 太鼓をたたく女性を先頭に獅子舞が前へ。小太鼓と神楽鈴の女性も上がった。獅子舞は足4本の2人立ち。演技が始まった。団子鼻、目をむいた獅子の頭が右に左に動く、動く。立ち上がる、寝る、場内回る。獅子は九九で16、祭礼で神のつかい。見物客の頭に噛みついて、神がつく~の演技、縁起がいい。噛んで、噛んで、演技20分。最後に獅子頭を脱いだ前足は女性、広げた巻物を垂らして「萬福招来」。良い一年へ、~おめでとうございます~。

 

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2020年1月 2日 (木)

知恩院の除夜の鐘

Img_1474 Img_1455 Img_1467Img_1424Img_1442 Img_1451Img_1465 Img_1487 Img_1490 Img_1481 初日の出か、除夜の鐘か、写真撮りはどちら~と大晦日に思案中、あのゴーン被告が海外逃亡と知って、除夜の鐘を選んだ。行ったのは、NHK行く年来る年によく出る浄土宗総本山知恩院。東大寺、方広寺と並ぶ日本三大鐘楼の一つ、どうゴーンと鳴り響くのか~。

 

 鐘は鐘でも、リンクのゴーンではない。15億円捨て、今度はどんな変装で脱出か、ゴーン被告も気になるけど、大晦日は法然さん開祖・知恩院除夜の鐘ゴーン。自宅から京阪バスで祇園へ、円山公園を抜けた。山門前、ズズズっと並んでいる。まだ衝きは始めまで1時間20分もあるのに、こんなにとは~。気温4度、霧雨…冷える。友達はスマホラジオの紅白。

 

 山門前通過、伝道掲示板1月のことばは「何事もみな念仏の助業なり」。黒門から4列で境内入り、大改修なった国宝御影堂前で、鐘の音が聞こえてきた。もう2時間半、紅白は白が勝った。スマホ時計は00。後ろの外国人ペアがハッピーニューイヤー。押し合いへし合い、鐘楼へ来た。煩悩108中、90あたり。子綱と親綱の僧侶17人は頭も眩しく「ソ~レ」と綱を引いた。重さ70㌧の大鐘、ゴォーン~と響いて、東京五輪イヤーの子年が明けた。

 

 

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2020年1月 1日 (水)

今年の神社絵馬はネズミ

   Img_1072   Img_1048  Img_1053 Img_1032 Img_1070 Img_1031 Img_1051 Img_1033 今年の干支はネズミの子、大きくても小さくてもチュウ、チュウ?と鳴く。暮れに出歩き、神社さん自身が神さまに奉納する新年の絵馬を見て回った。酒の松尾大社、猫と杜若と梅の梅宮大社、猪の護王神社、梅と学問の北野神社。子の絵馬、どんなだったか、紹介しよう。

 

 なんで絵馬が馬かというと、古来、馬は神様の乗り物。続日本記などに書かれているらしい。何時からか、願掛けは本物の馬に代わり絵馬奉納になったという。それなら板に馬の絵~と思うけど、新年からあんまり固いこと言わず、まあ~ええ?としよう。神社に白馬の像を置く神馬舎があるとこ多い。神馬は「しんめ」と読むけど、これ、あんまり、しんめえ?。

 

 ジャンボ絵馬は松尾大社。創建700年初め、伏見稲荷より古い。縦2㍍、横3㍍、拝殿が見えない。亀に盃に瓢箪に梅にネズミ…、版画家・井堂雅夫さんの作。酒の神様で清酒会社の酒樽は、境内に避けられない?。梅宮大社のネズミに紅梅一つ。安産の「産」一文字、案ずるより産むがやすし。和気清麻呂ご縁、猪の護王神社は打ち出の小槌に白ネズミ2匹。北野神社は毎年、日本画家・三輪晃久さんの干支作品。みんな、興味深く、注意?深く見た。

 

 ※ 松尾大社は阪急嵐山線に松尾大社駅。梅宮大社は松尾大社から東へ10分。護王神社は地下鉄烏丸線丸太町下車、北へ5分。北野神社は市バス10番など。

 

 

 

 

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